ゆめ
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⚠️成人、同棲設定
仁王くんは眠りが浅いと思う。わたしが夜中にトイレに起きた時、どんなにそっと布団を這い出ても、必ず眠そうな声で「どこ行くん」と声を掛けられる。
そして夜にしっかりと眠れていないせいか、昼間はお昼寝をしていることが多い。今日もわたしがネットサーフィンをしている背後で、静かに寝息を立てている。
あ、昨日ドラマ録画してたんだった。
部屋を出て、リビングに向かう。お茶を用意してテーブルについたところで、リビングの扉が開く音がして、振り向いた。そこには片手に毛布を引きずっている仁王くんがいて、目はほぼ開いていない。
「仁王くん、おはよ」
「んー…」
起きてきたのかと思った仁王くんは、ドサッとソファに横たわると毛布を被って眠ってしまった。なんでだ。
「わたしがいなくて寂しかった?」
己の軽率な発言を後悔したのは、薄目を開けた仁王くんに頭を引き寄せられ唇を塞がれた、数秒後。
「黙れ」
耳もとを掠めた小さな低音に、鼓動が爆発しそうなほど高鳴った。
「……眠ってると思ったのに…」
真っ赤な顔を両手で覆うわたしなどには目もくれず、仁王くんは再び毛布を被り寝息をたてはじめたのだった。
仁王くんは眠りが浅いと思う。わたしが夜中にトイレに起きた時、どんなにそっと布団を這い出ても、必ず眠そうな声で「どこ行くん」と声を掛けられる。
そして夜にしっかりと眠れていないせいか、昼間はお昼寝をしていることが多い。今日もわたしがネットサーフィンをしている背後で、静かに寝息を立てている。
あ、昨日ドラマ録画してたんだった。
部屋を出て、リビングに向かう。お茶を用意してテーブルについたところで、リビングの扉が開く音がして、振り向いた。そこには片手に毛布を引きずっている仁王くんがいて、目はほぼ開いていない。
「仁王くん、おはよ」
「んー…」
起きてきたのかと思った仁王くんは、ドサッとソファに横たわると毛布を被って眠ってしまった。なんでだ。
「わたしがいなくて寂しかった?」
己の軽率な発言を後悔したのは、薄目を開けた仁王くんに頭を引き寄せられ唇を塞がれた、数秒後。
「黙れ」
耳もとを掠めた小さな低音に、鼓動が爆発しそうなほど高鳴った。
「……眠ってると思ったのに…」
真っ赤な顔を両手で覆うわたしなどには目もくれず、仁王くんは再び毛布を被り寝息をたてはじめたのだった。