Re:

ティアキン連載完結おめでとうございます!とコメントくださった方へ。2023090418:14

他素敵サイト様に刺激を受けて勢いで開設したサイトでしたが、わわっ!日参して更新を楽しみにしてくださっていたとのこと、ありがとうございます!
何だかんだと勢いで書いていたら、最初に夢主が決意した「独りにしない」を自分なりの形で着地させることができました。感無量と言っていただいて、こちらも感無量です!

これまた気分で厄黙リンクとリーバルの会話文が出来上がったので宜しければお納めくださいませ。物語を読んでいないと物語のネタバレという不親切仕様で「スキ」御礼の小話としてお礼画面に表示させることにしました。リンクさんの心情をそこまで細かく描写してませんが、リーバルとこんな会話をしてるだろーなーと想像したら産物です。
こんな感じでちょこちょこ夢主不在の夢も増えるかもしれません。
よろしければまた遊びに来てくださいね。

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※リーバルと厄黙リンクの会話(夢主たち帰還直後)

「まさか………君と選んだ色が被るとはね」
「それは俺の台詞」
「一体いつから用意していたんだい?」
「厄災ガノンの討伐に向かう前に。本当はガノンを倒したら直ぐにでも渡したかったけど、ナマエさんが半年も目を覚まさないなんてことになるなんて予想もしてなかった」
「まぁ、それについては僕も同感だよ。寝坊助にも程があるよね」
「ついでに言うと息吹の勇者がどれだけナマエさんのことを愛しているのか見せつけられることになるのかも予想してなかった」
「彼は僕たちと違ってこの世界でのしがらみは無かったからね。まぁ、それでもああやっていつ目が覚めるかわからないナマエの傍に居続けるってのは、なかなか忍耐のいることではあるね。そこは認めざるを得ないか」
「………リーバル」
「何だい?」
「俺、しばらく休暇をもらおうと思う」
「何で僕に言うのさ。そういうことの相談は姫にだろ?」
「ゼルダ姫には休暇を取るように言われてたけどなかなか踏ん切りがつかなくて。だけど、久しぶりに田舎にも帰ってみようかと思うんだ。それから色々、これまで自分から手放してきたことをやってみようかと思って」
「へぇ。ずっと城に篭りきりだった君がね。ま、いいんじゃないか?リトに来ることがあったら、もてなしてあげるよ。英傑仲間のよしみでね」
「ああ。ありがとう。リーバル」
「何だい?」
「リーバルはナマエさんと出会ってから丸くなった」
「………一言余計なんだよ君は。君こそ、随分饒舌になったじゃないか」
「『模範』の在り方にも色々あると学んだからね」
「息吹の勇者から?」
「そう。息吹の勇者から」
「やれやれ。癪だけど、僕ら二人ともあの二人には色々と世話になったね」
「そうだね。幸せでいるかな」
「確かめる術はないからね。幸せであれと祈るさ」
「………意外だ」
「は?」
「リーバルが、『祈る』だなんて!」
「ほんっと君は僕の神経を逆撫でしてくるね!的にしてやろうか」
「やれるものなら」
「………」
「………」
『………はぁ』
「ここで乱入してくる誰かさんがいないのは物足りないねぇ」
「同感」