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ウワッ!見つかっタァ!
…よく見つけましたね!スゴイ!

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  • 食いしん坊認定

    20240420(土)21:48
    食いしん坊認定

    「リンクくんって、回生の祠から目覚めた時はどのぐらい自分のことを覚えていたの?」
    「んー………何も。正直に言うと、聞こえてきた声に呼びかけられて、何となくしっくりきたから『リンク』が自分の名前だってわかったけど、自分が何者なのか、どうしてここにいるのか、どうしたらいいのか、何も覚えてなかった」
    「そっか………」
    「ただ、声に導かれるままシーカーストーンを手にして外に出て、辺りを見回したところでお腹が鳴ってさ」
    「ん」
    「お腹すいたなーと思ったら遠目に木こりのおじいさん……ハイラル王が見えて、何となく話をしなきゃいけないんじゃないかって思ったんだけど、空腹を自覚したらどんどんお腹が空いちゃって、キノコやりんごを夢中になって採ってたら、ハイラル王から何とも言えない目で見られちゃった」
    「ああ………百年前のリンクくんを知っているハイラル王からしたら、食べ物集めに奔走するリンクくんの姿は色んな意味で新鮮だったかもね。ちなみに、その時は服着てたの?」
    「祠があったところに古びた服があったから、一応それを着てたよ。魚を獲る時は脱いでたけどね」
    「水に入って濡れてもしばらくしたら綺麗になるハイラルビックリ仕様は覚えていなかったんだ」
    「うん。覚えてなかった」
    「じゃあ、料理鍋を使ったら鼻歌を歌ってる間に料理ができることは?」
    「それは当たり前だと思ってたから何も違和感なかったよ。直ぐに料理を食べられるから良いよね。新しいレシピも開発しやすいしね」
    「そうだね。うん。やっぱり、うん。さすがリンクくん」
    「え、何が?」
    「記憶を失っても食べることに関してはしっかり覚えてたんだなぁって、私の中でリンクくんは食いしん坊に再認定されました」
    「えぇ………何だか不名誉な気がする」
    「そんなことないよ?リンクくんがご飯をしっかり食べてくれる子だから、作り甲斐があっていいなーって思うよ」
    「ん。それなら食いしん坊でもいいや」

    息吹の勇者

  • にぎやか家族計画(続きの続き)

    20240415(月)22:24
    (続きの続き)

    「えぇっと………#name#さん、大丈夫?」
    「大丈夫と言いたいけれど、大丈夫じゃないよ……リンクくん、また体力ついたんじゃないの?私、大分体力ついてたと思ってたけど……動けない」
    「ん。#name#さんがあんまり可愛いから、つい。……怒っちゃった?」
    「怒ってないよ。怒ってないけど、動けない。今日はこのままここで眠ってもいい……?もう、眠くって………すぅ……」
    「………#name#さん?…………寝ちゃった」
    「………寝てない」
    「ん、眠ってもいいよ。明日までゆっくりしよう」
    「ん。………リンクくん、ぎゅってして」
    「!もちろん!(可愛い可愛い可愛いっ!)」
    「おやすみ、な………さ、い………」
    「うん。おやすみ#name#さん。ゆっくり休んでね」

    息吹の勇者

  • にぎやか家族計画(続き)

    20240413(土)08:02
    (前回の続き)

    「俺が定期的に#name#さんとイチャイチャしないとダメになっちゃうの知ってるでしょ?」
    「そう言うけど、実は大丈夫だよね。リンクくん………って、な、何?どうしたの?」
    「あんまり#name#さんが俺がどれだけ#name#さんを欲しがってるかわかってくれないからわかってもらおうかと思って」
    「だからってここで押し倒そうとするのはどうかと思うよ、リンクくん。前は……君に流されちゃったけど、ほら、私たち二人とも近衛服着てるんだよ?問題だよ?」
    「ん?ここでは押し倒さないよ」
    「え、でも……何この腰に回ってる腕」
    「決まってるでしょ。ワープするんだよ」
    「何処へ?」
    「この街の宿」
    「え」
    「ワープマーカー置いてきたから、人目に触れずに出入りできるよ。だから近衛服のまま移動しても大丈夫!たっぷりイチャイチャしようね。#name#さん!」
    「えぇ………準備よすぎだよ…リンクくん……」

    息吹の勇者

  • にぎやか家族計画

    20240412(金)12:31
    にぎやか家族計画

    「#name#さんとデートしたい」
    「……突然どうしたの」
    「ゼルダ姫に帯同して諸国漫遊「漫遊ではないでしょ」……してるけど、#name#さんとここのところずっと二人きりの時間が無いから俺は不満」
    「えぇ……そんなこと言われても……」
    「だから休みをもぎ取ってきた」
    「え」
    「夫婦の時間が欲しいと言外に滲ませながらゼルダ姫に訴えたら快く休みをくれたよ。……と言っても明日一日が限界だったけど」
    「……よく姫が了承してくれたね。言外に滲ませてって、一体なんて言ったの?」
    「『にぎやか家族計画をたてているのでそろそろ実行に移したいです』と」
    「………それ、全然言外じゃ無いと思う」

    息吹の勇者

  • ワーカーホリック

    20240326(火)22:14
    ワーカーホリック

    「前から思ってたけどアンタってなかなかのワーカーホリックよね」
    「え、そうかな?」
    「忙しい時に限って次から次へと案件が舞い込んでくるってのにすごい勢いで優先順位つけて捌くわよね」
    「そうしないと首が回らなくなっちゃうからね」
    「仕事ばっかりしてると、勇者クンが拗ねるんじゃないの?」
    「うーん……まあ、そうなのかなーって思うことはあるけど、リンクくんはその辺のところ、しっかり分けて考えてくれている気はする。あんまり忙しいと私が黒いオーラを放つから、そっと無言でホットミルクを作ってくれるよ」
    「アンタ、ほんっとうに良い男と結婚したわね」
    「うん。それに応えられるぐらい良い女でありたいなーって思うよ。ふふ」

    ***

    「あら、リンク。こんなところで何をしているのですか?」
    「………幸せを噛み締めてます」
    「そ、そうですか」
    「はい」
    (リンクは#name#が絡むと本当に感情豊かですね。今度女子会でお話ししましょう。ふふ。#name#の照れる顔が目に浮かびますね)

    息吹の勇者勇者以外

  • アコーディオン

    20240318(月)22:37
    アコーディオン

    「リンクくんって楽器弾ける?」
    「どうしたの突然」
    「トワは遠吠え、時さんはオカリナ、空くんはハープ、リンクくんは?」
    「(『空くん』って誰?)……俺はアコーディオンかなあ。カッシーワが持ってるやつ」
    「え、弾けるの?」
    「うん。ちょっと触ったことがある程度だけどね。一応、何曲かは弾けるよ」
    「じゃあ、ウマナリ楽団の人たちともセッションできるんじゃ……!」
    「流石にプロの楽団と合わせるのは勇気がいるよ。俺は演奏しているよりも聞いてるほうがいいかな。#name#さんの唄も、たまには聴かせてね」
    「ん。気が向いたらね」
    「えー。リーバルには聴かせてたのに?」
    「あれは半分脅されてたようなものなの!だって歌を教えないと課題を倍にするって言うんだもん」
    「それだけ#name#さんの歌が聴きたかったってことだと思うよ。リーバル、素直じゃなかったからね」
    「うわぁ」
    「……何?」
    「今のリンクくんの発言を聞いたら、リーバルくん、ぷりぷり怒りそうだなぁって」
    「そうかもね。リーバルってそういうところはわかりやすかったよね」

    息吹の勇者

  • コログになりたい

    20240317(日)21:47
    コログになりたい

    ※TotK編の途中

    「はぁ………」
    「どうしたの#name#さん。急にため息なんて」
    「あのねリンクくん、コログがさ」
    「コログが?」
    「可愛いすぎてツライ。前々から思ってはいたけれど、天変地異の後から各地を旅してるコログが増えたでしょ?あのリュックサック背負って起き上がり小法師みたいになってるのが可愛いすぎる!もう全然動けなくてェなんて言いながらあのチラッて見てくるところがあざと可愛すぎて好き!」
    「…………俺は?」
    「え?」
    「祠を全部開放するために頑張ってるけどもう疲れちゃって全然動けないー」
    「…………」
    「………何か言ってよ#name#さん」
    「ロケット付けて飛べば良いと思うよ」
    「うっ……つ、冷たい!」
    「君への恋心が消失してるからね」
    「ゔゔっ……!一刻も早く取り戻してもらうからね!!でも冷たい#name#さんも良い!!」
    「バカなこと言ってないでさっさと行こうか。はい。行ってらっしゃい(にこっ)」
    「可愛いっ!全然気持ちがこもってないけど可愛いっ!行ってきます!」

    息吹の勇者

  • マイホーム

    20240316(土)20:06
    ※ティアキン
    ※「息吹の勇者は恋を知る」TotK編の完結前「12話」の時の会話文

    「いざマイホームを建てようと思うとユニットの組み合わせに悩むね」
    「#name#さんはこんな風にしたいって希望ある?」
    「そうだね。海側の景色が良く見えるように開放感が欲しい」
    「うん」
    「エポナとハイラルのためのお部屋が欲しい」
    「うん」
    「じっくり集中するための書斎も欲しい」
    「うん」
    「私が『知って』いるものには無かったけど、お風呂ももちろん欲しい」
    「#name#さんはお風呂好きだもんね。別荘みたいに内風呂と露天風呂を作れるかグラネッダに相談してみるね。他に何か希望はある?」
    「そんなぐらいかなぁ。後はリンクくんにお任せするよ。何か考えがあるんでしょ?」
    「うん。#name#さんが好きそうな要素は全部おさえるつもりだから、楽しみにしててね。改装したくなったらいつでも改装できるし」
    「ウルトラハンドを使えるうちはね」
    「便利だからプルアにシーカー族の技術で何とかならないか相談してみようかな」
    「シーカーストーンで色々出来ていたことを考えると、プルアパッドにそのうちそういう機能つけちゃいそうだよね。プルアなら」
    「プルアだしね」
    「ね。じゃあ、マイホームのプランの詰めはリンクくんにお任せしてしまってもいい?」
    「うん。任せて!#name#さんとの新婚イチャイチャ生活のために頑張るね!」
    「ん。アリガトウ」
    「あ、#name#さん真っ赤。可愛い!#name#さんの俺への気持ちが戻ってきて本当に良かった。大好きだよ、#name#さん!」
    「んんっ!(相変わらず甘いっ!)……私もリンクくんが大好きだよ!」

    息吹の勇者

  • ひなまつり2

    20240303(日)06:00
    ※恋人後(時期未定)

    「ナマエさん、今日はケーキを作ってみたよ」
    「わ!すごい可愛い!どうしたの急に。あ、これ、三色の層になってる!ええぇ……こんなの料理鍋で作れたっけ?」
    「これは料理鍋調理じゃないやり方で作ったんだよ。久しぶりにじっくり料理したから上手くいくかちょっと心配だったけど、良かったら食べてみて。ナマエさんのために作ったんだ」
    「そうだったの。ありがとうリンクくん!じゃぁさっそく…いただきます!………………」
    「……どうかな?」
    「す」
    「す?」
    「すごく美味しい!これ、イチゴムースと、ヨーグルトムースと……?緑のは何?味はヒンヤリメロンだけど、中身赤いよね。あれ」
    「ああ、そこには皮の部分を使ったんだ」
    「アイデア料理だ!リンクくんって本当にお料理上手だよね。うん。すごく美味しい!ありがとう、リンクくん」
    「どういたしまして。ナマエさんにずっと元気で長生きして欲しいって気持ちを込めておいたからね」
    「う、うん?どうして急に?」
    「え、前に『女の子のお祭り』のことを教えてもらったことがあったでしょ?だから作ってみた」
    「よく覚えてたね」
    「覚えてるよ。ナマエさんが教えてくれたことだから。俺にとってナマエさんは大事な女(ひと)だから、元気で、何時までも俺と一緒にいてね。好きだよ。ナマエさん」
    「!………うん。ありがとう」
    「あはは。ナマエさん、顔真っ赤!」
    (そんな優しい顔されたら真っ赤にもなるよ!)

    息吹の勇者

  • ひなまつり

    20240302(土)09:03
    ※恋人前

    「ナマエさん何作ってるの?」
    「あ、おかえりなさいリンクくん。これはね、『おもち』っていうの。これを小さく切り分けて油で揚げると『あられ』っていうお菓子になるんだよ。元の世界にあったお菓子なんだけど、夕方学級の子供達に何時も頑張ってるご褒美に配ろうかと思って」
    「いいね。きっと子供達も喜ぶよ。……色んな色があるんだね」
    「うん。色にもそれぞれ意味があったんだけど……細かいところは忘れちゃった。三色バージョンと四色バージョンでも少し違ったんだけど、ようは『健やかに育ちますように』って願いが込められていた……はず。本来だと元の世界では女の子のお祝いというものがあって、その時に食べてたんだ。だけど男女関係なく子供たちには元気に育ってほしいから、そういう意味でも良いかなって」
    「そっか。女の子のお祝いって言ってたけど、それって小さい子だけなの?」
    「基本はね。でも、健やかでいて欲しいのは老若男女関係ないから、出来上がったらリンクくんにもあげるね」
    「いいの?」
    「もちろん。リンクくんには日頃お世話になってるし、毎日頑張ってくれているからね。何時もありがとう。リンクくん」
    「………ありがとう、ナマエさん。そうやってナマエさんが何時も俺に『ありがとう』って言ってくれるから、元気が出るよ」
    「それは良かった」
    「うん。こちらこそ、何時もありがとう。ナマエさん!」

    息吹の勇者