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ある1人の錬金術師は…

レオン・ブローはアメストリス国のセントラルで錬金術師としての大事な書類作業をしていた。時刻は夜中の3時。ここまでかかると思って無かったな…と思わずレオンはため息をついた。
その時だった!急激に視点がぐるりと変わったのは!
なんだ!?と思う間もなくレオンの意識は闇に沈んだのだった…


*


ところ変わって、ツイステッドワンダーランドの教室では…
監督生はおかしいと思った。クルーウェル先生の授業の錬金術をしていたところだった。
何故おかしいと感じたのか、監督生はふと疑問に思ったが気のせいだと思い目の前のことを片付けることに集中することにした。
この判断がのちに大変なことになるとは気づきもせずに…
監督生が疑問に思った後のすぐのことだった。1人の錬金術師、レオン・ブローが釜の中から爽快な物音とともに出てきたのは!!
それとともに監督生は何故自分がおかしいと感じたのか、真実を知った。
今回の錬金術の材料は普通の材料とは違い、人1人作れるものだったからだ!
でも、リバウンドとかあるものじゃないか…?とのちに疑問を思う監督生だったがそれを今の監督生が知るはずもない……。


*


レオン・ブローはガヤガヤと騒がしい周りの騒音に気づき目を覚ました。
ここは…?と目を覚まし状況が把握できていないレオンのことを知らず周りは騒がしい。
と周りにいた生徒がレオンに気づき、大声を出す。
「クルーウェル先生!煙の中に人がいます!」
「な、なんだと!?錬金術で人ができるなんて聞いたことがない!どうゆうことだ…?」
レオンは周りの煩さに逆に冷静になって状況を理解したようだ。
「えっ?ここどこ?俺確かセントラルで書類整理してた筈……。」
「おい。セントラルとはどこだ。お前は何処から来た?」
「俺はアメストリス国の国家錬金術師。二つ名は鎖の錬金術師だ。セントラルにいた筈だ」
「あめすとりす?セントラル?どっちも聞いたことのない地名だな。これは異世界から来た可能性があるな…。クロウリーに話さなければいけない。」
「ところで此処は何処なんだ?俺はどうして此処にいるんだ?」
「お前は俺達の錬金術の授業の最中に釜の中から煙とともに出てきた…。出てきた理由はわからない。」
「えっっ?錬金術!?この世界にも錬金術師とかいんの!?」
「錬金術は魔法の一部だが。錬金術師?なんだそれは?」
「魔法?そんなの迷信でしょ?錬金術師も知らないの?常識でしょ、それ。錬金術師は錬金術、地底にあるエネルギーを使って水素爆発とか引き起こすこととか材料のものを知ってたら、作り出すこともできる。」
「この世界は魔法が全ての世界。ツイステッドワンダーランドだ。御伽噺にも出てくる悪者つまりヴィランの素質があるものしか入学できない魔法学校だ。そして、お前が召喚されたということはお前も闇の鏡に呼ばれた訳ではないがヴィランの素質があるということだ。」
「ヴィラン…?なんだそれ。そんなの御伽噺の中のものだろ?さっさと俺を元の世界に帰してくれよ。溜まった書類がたくさんあるんだから。」
「お前はそんなものだと馬鹿にするが、この世界は御伽噺の一部でもある。迂闊なことは言わないように気をつけることだな。」
「そんなの信じれないって。逆に馬鹿にしてるんだろ?」
「例えば、お前を帰せなくするとかな。そんなの簡単だ。お前を元の世界に帰せないように
監視しているものがこの世界にはいる。そいつらに見つかったらおしまいだ。」
「は?監視しているもの?そんなのいるのか?俺がくるのかも分からないってのに?」
「魔法は意外に便利なものでね。誰がこっちの世界に迷い込むかわかるようになってるんだよ。まあそれは教師にしか教えられてないことだがな。まあ話は終わりだ。レオンと言ったな?学園長に話がある。お前のことと今後のことだ。ついて来い。」
「そんなことすると思うか?初対面で警戒してるのに?」
「……ぁあ、お前が聞き分けのないbat boyだということはよーくわかった。いいからついて来い。俺は想定外のことが起きてただでさえイライラしてるんだ。鞭て叩かれたくないだろう?」
「っっ!ゎわかった。だから鞭はやめてくれ。トラウマを思い出す。」
「お前が悪い。いくぞ。……他の生徒は時間まで自習だ。」
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