ふわりside

「おぉぉ……ヤバい」

pkt「うん……」

そこには、沢山の女の子達がいた。ざっと200人ほど。その人たちは厚い化粧をしていたり、臭いのきつい香水をつけていたり……。カオスだ。そのほとんどの人は

mb「幹部様ぁ。あってみたいわぁ！」

mb「グルッペン様も格好いいわよね！」

mb「私がなるのよ！」

……正直、任務がなければ今すぐにでも帰りたい。

「ねぇ、"ハク"にぃ。この中からどうやって決めるのかなぁ?」

「ん"ん"っ、さぁ？こんなに沢山居るなかでどうやって決めるんだろうね。(ダメだわ、かわいすぎます。昇天しそう)」

絶対今笑をこらえたよね。ひどいよ。

因みに私はふうかと名乗っている。

ざわっ

そんなことを考えていると、急にあたりが騒がしくなり、沢山の女の人が背伸びをしたため、全くまえがみえない。……チビっていった人、あとできなさい。怒らないから。　　　

すると

?「どうも～。僕だよ～。」

……何このイライラする話し方。ただでさえこの状態にイライラしてるのに！誰もいないとこだったらサクッとやってたよ。

なのに回りの女の人は、素敵～とかかっこいい～とかいってる。……頭可笑しいんじゃないの？

?「えっと～、全員集まったから話すけど、とりあえずもう合格者は決まっているよ～。合格者は後で話しがあるから取り敢えずその場に残ってね！」

えっ？それだけ？そんだけ言うためにこんなカオスな状況を作ったの？……ﾀﾋねぇ！※怒ると口が悪くなります

?「合格者は～○○さん、○○さん……」

当然私たちも呼ばれた。当たり前じゃん。幹部様なんて興味ないから、写真も今日もスッピンじゃぁ！あんな厚化粧お化けたちに負けるのがおかしい！

回りの人は舌打ちをしたり、受かった人をにらみながら去っていった。あー‼スッキリするんじゃぁ！そしたらさっきの僕さんがこっちに来た。

?「ねぇ！君ね、女の子でたった一人の合格者なんだょぉ～！今度一緒にお茶でも「結構です。少しうるさいので黙ってもらえませんか？」えぇ～。」

言ってやったよ！満面の笑みで。

?「嬉しく、ないん?」

「勿論嬉しいですよ！雇ってもらえたので‼やっと自分で稼げるので‼」

?「ふーん。教えてくれてありがとぉな。」

そう言うと僕さんは去っていった。辺りを見回すとやはり、女の子は一人もいない。そう考えると、やっぱり写真作戦は成功かな。それか、

観光客（スパイ）とばれたか。


その時、僕さんがインカムでなにか話していることには気付くことができなかった。