恋文の行方の段
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『ユキちゃん、トモミちゃん、おシゲちゃん!』
ユ「あぁ!!」
ト「弥苫先輩だわ!どうしようぅぅ!?」
おシゲ「急に緊張するでしゅ〜(汗)」
『はぁ、はぁ、ごめん。走って来たもんだから...!』
ユ「あのぉ...」
『本当にごめんな!手紙の返事...あっ』
このとき弥苫先輩は気づいたのです。
手紙の返事を伝えに行こうと走って来たものの、自分が肝心の手紙を読んでいないことに...。
ト「お手紙、読んでいただけましたよね?」
おシゲ「おシゲたちは、先輩のお返事が欲しゅうございます!」
『...(しまった。)』
ユ「...あの、どうかしましたか?黙り込んで...。」
ト「もしかして、悪い返事だったりして...(汗)」
おシゲ「気になるでしゅ...!」
さぁ、どうする弥苫先輩?
『お前たちの心のこもった手紙がまた読みたい!次は、直接くれよな?』
ユトおシゲ「「「ズッキューーーーーン!!」」」
その爽やかで甘いマスクに、ウインクまでも...やはり、さすがです。
こんなこと、滝夜叉丸先輩なんかしょっちゅうやってるのに、弥苫先輩となれば効果覿面です!
ピンチの時も、うまく切り替えるという、忍者の心を思い知らされました。
?「ちょっと待ちなさ〜い?」
?「私は、そのお方の思い人なの〜!」
?「うふっ、私だって〜!」
『...∑(゚Д゚ )』
ユトおシゲ「「「ぇぇぇぇ(((;゚д゚;)))」」」
げっ、なんとっ!(ll゚Д゚ノ)ノ
突然現れたのは、ひっどい女装姿の、先ほどの先輩方三人。
潮江文次郎先輩、食満留三郎先輩、七松小平太先輩。
声色変えても野太い声だし、体もゴツイし、化粧も下手くそだし、バレバレですからっ!!
留子「あぁ!弥苫さんったらぁ、こんなとこでまら女の子ナンパしちゃってぇ〜許さない〜!」
文子「やだ〜私の殿方にちょっかいかけるの、やめてくれるかしらぁ?」
こへ子「弥苫さぁん、今日もいけいけどんどんしましょ〜うふ〜ん?」
文子「小平太、その言い回しアウト...」
ユ「ヒィィィィイイ!!!弥苫先輩ってこんなバケモノと付き合ってたのぉ!?」
ト「ひっどい!趣味悪すぎるわ!こんな人たちと関わりたくない〜!」
おシゲ「なんだかイメージダウンでしゅぅ!怖いでしゅ!!」
あ、ああぁぁあ〜
三人とも逃げて帰っちゃったよ!
留子「これで弥苫に虫はつかないだろ。」
文子「作戦大成功だな!」
こへ子「弥苫、今夜もいけいけどんどんしような♪」
留子「小平太!うるせぇぞ、それやめろ気持ち悪い!」
『本っ当、気持ち悪いよなぁ...?』
文留小「「「ドキリッ...!」」」
わぁ〜弥苫先輩...厳禁シリーズのラストシーンの立花先輩並みに怖い顔しておりますぅ...。
これはもう、私たちにはどうすることもできません...先輩方、頑張ってください!
『私のイメージ壊しやがってぇ!!もう許せん!!!』
文「まて、それはなんだ!?」
留「うぉおお!?むちゃくちゃでっかい宝禄火矢じゃねぇか!?」
『いざという時のために、仙蔵から貰ったこの、立花お手製スペシャルメガ宝禄火矢を、お前達にお見舞いしてやるぅぅ!!!!!』
文留小「「「うぉぉおおおおお!!!!」」」
ボッカーーーーーン!!!!
それからしばらく弥苫先輩は、潮江先輩、食満先輩、七松先輩とは口を聞かずで
くノ一たちの誤解を解くのに必死の日々であったようです...。
いやぁ、さすが六年生、相変わらずキャラが濃いですねぇ。
今日はこれで終わりです!
乱太郎でしたぁ〜ばいばい〜♪
♯ ○ ♯ ○