保護しようの段
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小平太が私を連れてきたのは用具倉庫の裏だった。
『や、やだ。こんなところに連れてきて...何するつもりなの?』
小「お前何言ってるんだ?」
『ぅ...なんでもなぃ。』
ちょっとふざけて女の子っぽく振る舞ったけど小平太にはまるで効果なし。
留三郎とか文次郎とか、もっといい反応くれるんだけど。←
とりあえず私はこれ以上濡れたくないので用具倉庫から傘を取り出した。
小平太にももう一本傘をさしだすが断られたので
仕方なく相合傘をする形になった。
小「私が見たかったのは...あ!いた!」
『ん?』
小平太が指差した方向には小さな木箱の中にぷるぷると震える物体がいた。
その木箱にふたりで近づいてみると、ふたりを見上げたのは一匹の子猫だった。
『猫!』
小「昨日忍術学園に迷い込んでいたところを見つけてだな、用具倉庫のガラクタを借りて保護してたんだ!」
『小平太は優しいな〜。』
小平太の頭をぽんぽんと優しく撫でた。
小平太のこういう一面は珍しい。
小「なぁに、もうちょっと太らせれば食える!」
『なんだよお前っ!!』ミ⭐︎
いや、小平太には本当困ったもんだ。
冗談にも聞こえないし、私猫好きだし。
と、いうことで、私はその猫を抱きかかえて自分の部屋へ持ち帰った。
♯ ○ ♯ ○