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私たちは確実な情報を手に入れるべく、正門にいる小松田さんを訪ねました。
外出が多い弥苫先輩が今日学園にいないとなれば、くノ一達からひどい目に遭わされちゃうし。
しんべヱが、結構会うとか言っちゃったからなぁ...(汗)
小松田「ほぇ?六年は組の朝霧弥苫くん?」
乱「はい、外出届とか出てませんよね?」
小松田「出てますよぉ?」
乱きし「「「出てるんかぃ!!」」」ミ⭐︎
あいたたた...思いっきりすっ飛んだから腰強打しちゃったよ...。
って、えぇ〜出ちゃってるの!?話終わっちゃうじゃん(汗)
小松田「今朝、利吉さんが弥苫くんを迎えに来て、どこかへ出かけて行ったみたいだよ?」
き「えぇ利吉さんが?なんでだろう?」
小松田「さぁ〜、僕は外出届を貰うのが仕事なのでそこは何も知りません♪」
し「小松田さんって本当呑気だよねぇ。」
小松田「あっ、しんべヱくんにだけは言われたくない!でも、外出届を出した時、夕飯までには帰るって言ってたよ!」
乱「そうか〜あと数時間くらいあるね。小松田さん、ありがとう!」
私たちは、とにかく夕飯時になるまで弥苫先輩の帰りを待つことにしました。
その時...
き「あ!あれは!」
し「食満先輩、潮江先輩、七松先輩だ!」
忍術学園の校庭で、相変わらず鍛錬している三人を見かけました。
いつもはスルーするのですが、今回はそうもいかず、話しかけることにしました。
文「何?弥苫への恋文?」
留「くノ一教室の生徒からの、か?」
小「どんどんどんどんどんどん〜!」
き「七松先輩、話聞いてます?」
潮江先輩と食満先輩は、しばらく考え込むと、ふたりで目を合わせて、少し困ったように話し始めました。
留「いやぁ、実はなぁ〜...渡したって言うのは嘘になるんだ。」
乱「えぇ!?どういうことですか!?」
文「どうもこうもない!弥苫は我が六年生の仲間だ。
弥苫を色仕掛けに引っ掛けようったって俺たちは絶対にさせない!
いくら忍術学園のくノ一でも、ギンギンにガードするまでだ。」
き「なんすかそれ?なんでそんなに守るんすか?なんだか弥苫先輩が女みたいじゃないですか?」
留文小「「「ピキーン。」」」
はい?
今なんか、何か切れるような音しませんでした?
留「きり丸?それ、冗談で言ってるよなぁ?」
き「えぇ...?(汗)」
文「もちろん冗談だろ?弥苫が女なんてなぁ?笑わせるぜぇ?」
き「ヒィィィ(泣)」
小「い・け・い・け・ど・ん・ど・ん...」
き「こ、怖いぃぃぃいい!!!」
なんだか見てはいけないものを見てしまったような...!
すごい迫力できり丸に迫る先輩三人。
私も怖くて足がガクガクしちゃってるよぉ...。
しんべヱも怖がって私の後ろに隠れちゃうし〜どうしよぅ!
『何してるんだ?お前たち。』
その時、天使のような声が聞こえたのです。
♯ ○ ♯ ○