保護しようの段
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学級日誌を先生の部屋へ渡し終えて、私は暇を持て余している。
あのまま図書室で本を読んでいてもよかったんだけど。
先生の部屋から帰ってきては忍たま長屋の廊下をうろうろしている。
隣の部屋の伊作は、包帯をぐるぐる巻いている。
留三郎と文次郎は外でびしょ濡れになって鍛錬しているし。
長次はさっき図書室にいたし、仙蔵は外出していて不在だ。
『あーん、暇だ。』
小「私を忘れてるじゃないか!!」
『小平太!∑(;゚ω゚ノ)ノ』
あ、今の回想で忘れてた六年生のある一人の人物がいました。
小「にゃははは!まぁ細かいことは気にしない!」
六年ろ組の七松小平太だ。
六年生もお手上げの暴れん坊。
流石の私も毎回小平太のいけいけどんどんには振り回されて困る。
こ、今回も振り回されるに違いな...
小「バレーしよ!!」
ほら。意味わからないこと言いだした。
『アホなのかお前は、大雨じゃないか。』
小「でも暇なのだろう?じゃあ私に付き合え!」
『え〜濡れたくない!』
小「細かいことは気にするな!」
『気にするし!』
嫌がる私の手を引っ張って小平太は忍たま長屋から校庭へと向かった。
もちろん傘などささずにね。
私、一応女ですよ?小平太君。
♯ ○ ♯ ○