得意な武器は?の段
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『タカ丸君って見た目も派手だし、あの必殺髪結いの威力は腕の高い忍者もひるむくらいだからすごいよね。』
し「まぁ、あれだけ変な髪型にされれば誰でもひるみますよねぇ...(汗)」
滝「ま、まぁそれにしては、喜八郎は穴ばっかり掘ってばかりで困ったやつでして...!」
『いや、喜八郎の穴掘りは計算された場所に作られていて案外すごい威力があるんだ。
伊作がいつも落ちるから助けてやる時に観察したりするんだよ。』
乱「伊作先輩...。」
き「綾部先輩の穴にまで関心を向けるとは...弥苫先輩すげぇな。」
滝「あ、あのぉ...先輩はさっき私を褒めたばかりじゃ...?」
『四年生の得意武器を改めて並べると...滝夜叉丸の千輪って...地味だよな?』
ガーーーーーーンッッ!!
この滝夜叉丸に、地味!!という言葉は一番の傷になるのだぁ!
そんな残酷なことをサラッと涼しい笑顔で言うなんて...!
き「弥苫先輩、滝夜叉丸先輩さっきよりもっと小さくなってがっかりしてますよ?」
『あっ、あ〜ごめん滝夜叉丸!』
し「あのぉ〜弥苫先輩?」
『ん?どうしたのしんべヱ?』
し「弥苫先輩は、何の武器が得意なんですか?」
『え!...そ、そう言われれば...私って何が得意なんだろ...?』
し「六年生といえば、用具委員長の食満先輩は鉄双節棍、
会計委員長の潮江先輩は袋槍に10キロそろばん!」
き「図書委員長の中在家先輩は縄鏢、体育委員長の七松先輩は苦無。」
乱「作法委員長の立花先輩は宝禄火矢、保険委員長の善法寺伊作先輩は...包帯?」
『包帯って...(笑)』
滝「で、では次は先輩の得意武器で勝負しませんか!?」
き「滝夜叉丸先輩まだいたんすか?」
滝「うるさぁーい!!!」
朝霧先輩は、少し考え込んだ。
そういえば確かに、他の六年生は善法寺先輩以外
得意な武器がはっきりしているが、朝霧先輩の得意な武器は聞いたことがないな。
というか、得意じゃない武器がないような気もするが。
『どうしよう...思いつかない。』
乱「え?」
『私って、六年生のくせに得意な武器もなくて、個性の強い四年生と比べたら...地味なのか...。』
き「ちょ、弥苫先輩そんなに落ち込まないで〜!」
し「そうですよ!弥苫先輩が地味な訳ないじゃないですか!」
『いや、私って地味なんだ。地味...。』
滝「あぁ、朝霧先輩...!」
乱「滝夜叉丸先輩!弥苫先輩落ち込んじゃったじゃないですか!」
どうしたものか、朝霧先輩、膝を抱えて小さくなってしまった。
いや、ていうかどうして私のせいなんだ!
元はと言えばお前たちが得意武器の話ししたんだろうが!
『あ!』
ん?なんだか先輩がひらめいたぞ。
♯ ○ ♯ ○