得意な武器は?の段
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私は、平滝夜叉丸。
千輪の名手。千輪を投げれば百発百中。千輪界のスター。
その私が...
き「さっすが弥苫先輩!千輪も得意でしたか〜。」
滝「くっ...どうしてだぁー!!」
なんと、千輪投げの勝負に負けてしまったのだ...!
勝負は10回、どっちが多く的の中心に千輪を当てれるかという単純勝負だった。
不覚にも、先輩の千輪の投げっぷりに焦ってしまい、私は一番最後の勝負で動揺してしまった。
的の中心からブレてしまって、負けてしまったのだ。
『千輪って投げる機会あまりないから楽しかったよー!』
後輩三人に囲まれそう言う先輩の言葉がグサリと私のハートにトドメを刺す。
し「弥苫先輩、百発百二十中って感じ〜♪」
乱「なんだよそれ(笑)」
き「滝夜叉丸先輩相当落ち込んでるぜ...。」
『滝夜叉丸?』
滝「...はい。」
朝霧先輩は、膝を抱えて小さくなりがっかりしている私の肩を優しく撫でてくださった。
『滝夜叉丸の千輪投げ、改めて見させてもらったけどすごく良かったぞ!』
滝「...朝霧せんぱぁい...!」
なんて優しい方なんだ...私はすごく感動している!
キラキラキラ〜
『ていうか、滝夜叉丸のライバルは三木ヱ門だろー?』
滝「へ?」
あ、いかん。
予想してなかった先輩の言葉に少し間抜けな返事をしてしまった...!
『滝夜叉丸と三木ヱ門が張り合ってるところ、よく見るからな〜。』
滝「あ、あんなやつとは比べ物になりませんよ〜!」
乱「四年ろ組の田村三木ヱ門先輩といえば、石火矢や火縄銃などの火器を得意としていますよね。」
『そういえば、四年生は個性が強くてみんな目立つし、得意な武器もハッキリしているよな。
新入生の浜君とは、まだ話したことはないんだが、留三郎から少し話を聞いたよ。』
し「浜守一郎先輩は、用具委員になりましたもんね!」
き「情熱的で熱い先輩だけど、笑いの沸点が低い...。」
おいおい、なんだかみんな、私の話から四年生の話に広がっているじゃないか...!
♯ ○ ♯ ○