得意な武器は?の段
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あぁ
美しい。
なんて美しんだろう...
私って!!!
私は、忍術学園四年生の中で、教科の成績が一番!なら、実技の成績も一番!
おまけに、千輪を投げれば日本一!
忍たまの期待の星である...四年い組の平滝夜叉丸だ〜!!
って、明るく派手にあいさつしたものの、私はショックを受けている...。
なぜ!
なぜなんだ!
なぜ、いままで私の出番がなかったのだ!?
出番が遅すぎるんだ!待ちくたびれたぞ。
...まぁいい。
私は今、忍術学園の校庭のど真ん中で、可憐にポーズを決めているのに
誰一人通りゃしない!!!
私のファンは、恥ずかしがり屋が多いのだな←
滝「どーして誰もいないんだ!!!」
乱「ぁっ...!」
き「げげっ...!」
し「あ、四年い組の平滝夜叉丸先輩だ。」
乱き「「し、しんべヱっ!!(汗)」」
滝「ん?乱太郎、きり丸、しんべヱではないか。」
き「またグダグダくっだらないこと言って...」
乱「きりちゃん!」
滝「何だ?何か言ったかきり丸??」
き「ぃっ、いややや別に何もぉ!」
私のファンクラブ、一号二号三号である一年は組の乱太郎、きり丸、しんべヱだ。
どうせまた、ボーッと過ごしていて暇なのだろう。顔にそう書いてある。
滝「お前たち、いいところに来たな!今日は私の素晴らしい千輪投げパフォーマンスの話をしよう!」
乱「いえ、私たち今日は忙しいので〜!」
き「そそっ、すご〜く忙しいんです!」
し「お腹が空いてて、忙しいんで〜す!」
滝「こら!お前たち私の話を聞け!!」
『みんなで何話してんの〜?』
滝「!?」
そのお声は...!
し「六年は組の朝霧弥苫先輩!」
むっ、そうだ。
このお方は、六年生の中でも、教科実技ともに一番優秀。
下級生、後輩からの支持率は悔しいがめちゃくちゃいい。
爽やかな笑顔とサラサラヘアー。
あぁ、後輩たちが朝霧先輩のところへ行ってしまった!
悔しい...実に悔しいが...彼は私の...
滝「ライバルだぁー!!」
乱「うわっびっくりした!」
し「滝夜叉丸先輩、急に大きな声出すからぁ。」
き「ライバルって、何の話っすか?」
滝「朝霧先輩...正直あなたと並ぶのは嫌なのですが...」
き「じゃあ、ひっこんでください。」
滝「お前は黙ってろー!!!」
き「ヒィィ!」
なんだなんだ?という顔をしている朝霧先輩に近く。
滝「朝霧先輩!」
『は、はぃ!?』
滝「先輩は私のライバルです!どっちが忍術学園のトップなのか、はっきり決めましょう!」
『トップ!?』
滝「ちょうど、下級生三人もいることですし、乱太郎きり丸しんべヱに決めてもらいましょう。」
き「え、俺たちが?」
乱「決める?」
し「それだと話すぐ終わっちゃいますが...(小声)」
『急になんなんだよ...(汗)』
朝霧先輩とは、面と向かって話をしたいと思っていたところだ。
忍術学園の期待の星、トップの座は、いくら先輩でも譲れない!
滝「では、千輪で勝負しましょう。」
『千輪かよっ!』ミ☆
乱「それって滝夜叉丸先輩の得意武器じゃないですかー!」ミ☆
勝負です、朝霧先輩!
♯ ○ ♯ ○