いざ、忍術学園へ!の段
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やっと忍術学園へたどり着いた時には、
仙蔵、留三郎、小平太、文次郎は喧嘩でボロボロになっていた。
小松田「どぉしたの〜?みんなボロボロじゃないか?」
小「まぁ細かいことは気にしないでください!」
門の前で生徒を迎えていた、事務員の小松田さんはキョトンとした顔で四人を眺めると、入門表を差し出した。
文「よし、俺から書く。」
留「何言ってんだ俺が先だ!」
文「おいよせ留三郎!入門表が破れるだろーが!」
小「ここは間をとって私が先に書く!」
文「お前は引っ込んでろ!」
仙「ふん、バカどもめ。」
入門表のサインなんて誰が先でもいいじゃん...(汗)
そんなことを思って、間の間を取って私が先に入門表にサインをして学園に入った。
学園には、下級生たちの明るい声が響いている。
どうやら珍しいことに、私たち六年生が一番最後の登校だったようだ。
土「コラー!お前たち遅いぞ!」
少し遠くから叫んでいるのは、土井半助先生。一年は組の教科担当教師だ。
でも、どうやら私たち六年生のことを言っているようじゃないな。
乱きし「「「土井先生!おはようございます!」」」
どうやら私たちではなく、相変わらずの一年は組、乱太郎きり丸しんべヱがビリだったようだ。
乱「あ!」
し「六年生のみなさん!」
き「おはようございます!」
『はい、おはよう♪』
乱太郎たちは今日も元気に土井先生に追いかけ回されている。
忍術学園は今日も平和です。
小松田「ちょっと利吉さん!」
正門の方から小松田さんが叫ぶ声がした。
確か、利吉さんって?
小松田「お入りになるのなら、入門表にサインしてください!」
利「あちゃ〜、君には参ったよ(汗)」
正門のすぐそばの塀に登っているのは、利吉兄さんだった。
私の姿を見つけると、大きく手を振っている。
うわ、めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!
私は急いで利吉兄さんのそばへ駆け寄った。
『ちょっと!何してるの!』
利「やっぱり心配だったから後をつけてた。」
『えぇ!?』ミ☆
もう!思わずひっくり返っちゃったよ(汗)
利「無事たどり着いたようで良かった。では、私は仕事に戻る。弥苫、頑張ってな。」
『あ、気をつけて!』
利吉兄さんはすぐ消えてしまった。
留「おーい弥苫!」
伊「早く着替えて教室行くよー!」
『はーい!』
カーーーンと鐘が鳴る。授業始めの合図。
私は今日からふたたび、忍たま六年生として頑張っていきます。
♯ ○ ♯ ○