六年生と一年は組の段 後編
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こんにちは、前回に引き続き私、
六年は組の朝霧弥苫です。
私は元々、一年は組の乱太郎とペアを組み、学園長の突然の思いつきにより開催された、
ピクニックという名のサバイバルゲームを進め、裏々山の頂上のゴールを目指すはず、だったんだけど...
ひょんなことが次から次へと起こり、一年は組全員を保護することになったわけ。
今から私を先頭に、一年は組のよい子たちを連れて裏々山のゴールを目指します。
喜「弥苫先輩、ナメクジさんは好きですか?」
し「おにぎり、まだありますよね?いい匂いがするから〜!」
『しんべヱ、喜三太、ちょっと落ち着け...(汗)』
最後に保護したふたりは、おにぎりを与えてもみんなのように落ち着きがないので、仙蔵の苦労もわかっちゃうんだよねぇ。
三「あ!リスさん!」
虎「え、どこどこ!?」
『あ〜こらこら!』
生物委員会組もちょろちょろと動き回るのではぐれないように連れ戻すのも大変だ。
きり丸は相変わらず小銭探し回るから一番後ろからのろのろとついてくる。
乱「ずいぶん賑やかになりましたね、弥苫先輩。」
『そうだな。それにしても、一年は組は本当に賑やかだね。...土井先生と山田先生の苦労もわかるよ...。』
庄「僕が、学級委員長として、みんなをまとめます!
おーいみんな、しっかり弥苫先輩についてくるんだぞー!」
庄ちゃんの掛け声にみんなも素直に整列し直して歩き出した。
『庄ちゃん、さすが我が学級委員だ。偉いぞ。』
庄「はい!」
庄ちゃんがふわっと顔を赤らめて喜んだ。本当にかわいいやつめ。
き「あ!あれは...!」
もう裏々山も九号目ほどに突入し、遠くの方に頂上が見えた。
そこには、うっすらと、学園長先生とヘムヘムの姿が見える。
『みんな!もう少しだ、がんばろー!』
一年は組
「「「「「おーー!!!」」」」」
「ちょっと待った!ここを通りたければ」
「私たちを倒してからにしなさい!」
『な、何だ!?』
シュタッとふたりの謎の忍者が私と一年は組のよい子たちの目の前に降りてきた。
どこの忍者かわからない上に、全身黒い忍者服にマスクまでしている。
よい子たちは怖くて怯えながら私の後ろに隠れる。
♯ ○ ♯ ○