不運じゃないの段
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
留「んあぁあもうっ!仕方ない、諦めよう。」
伊「すまない...。」
『伊作は悪くないよ、謝るなよ。』
留三郎は怒っているように見えるが、そうではない。
彼は不器用だから、不器用なりに伊作を慰めているんだ。
私は落ち込んでいる伊作の肩をぽんっと優しく叩いてみる。
留「もう一枚が飛ばされたらたまらん。こうなれば、びしょ濡れで学園へ戻ろう。」
『もうほぼほぼびしょ濡れだけどね〜。
それに、もう一枚の旗は私の懐にある、飛ばされる心配はない!』
留「お前、胸に挟んでるのか?」
『ぶっ殺すぞ、食満。』
留伊「「(((;゚д゚;)))」」
私の殺意が芽生えたところで、ふたりも身の危険を感じたのか
びしょ濡れになりながら足早に学園へ向かった。
いや、伊作が怖がらなくても...とも思うが。(笑)
『あ!私をおいて行くなんていい度胸じゃないか〜!』
伊「ひぃぃいっ!弥苫怖いよぉ!」
留「よし、伊作、弥苫!学園まで競争だ!」
『お前子供かよ〜!』
伊「ははっ、本当二人といると楽しいな!不運も吹っ飛ぶよ〜!」
伊作が元気になってくれたので、私も留三郎もニカッと微笑んだ。
♯ ○ ♯ ○