久々の大木雅之助先生の段
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
みなさんこんにちは、六年は組の朝霧弥苫です。
よく晴れた今日、
私は、一年は組のスーパーアルバイターこと摂津のきり丸と一緒に杭瀬村へ行くところです。
杭瀬村に、大木雅之助先生の畑のラッキョの収穫のお手伝いにふたりで向かっています。
実は、ついこの間、金楽寺の縁日で予想以上にお小遣いを使っちゃったから、きり丸にアルバイトの相談をかけて...
ていうか、お小遣い使っちゃったのきり丸が原因なとこもあるけど。
(詳しくは、金楽寺の縁日の段をご覧ください♪)
そしたらちょうどきり丸が、杭瀬村の大木雅之助先生のところへ行くって言ってたからついて来ちゃったんだよね。
き「弥苫先輩、もうすぐ着きますね。」
『大木先生、久しぶりに会うな〜。』
き「大木先生は、忍術学園に野菜を届けにしょっちゅう来てますよ?」
『六年生にもなると、学園外での活動が多いからな。なかなかタイミングが合わないと会えないんだよ。』
き「なるほど〜...あ、見えて来ました!」
ふたりで話をしていると杭瀬村へたどり着いた。
大木先生の家と畑が見えて、そして大木先生が飼っているヤギのケロちゃんもいた。
『大木先生は家の中かな?』
き「行ってみましょー!」
大木先生の家の戸を何回か叩いてみたけど返事がない。
ふたりで顔を見合わせて一旦考えたけど、私たちは中へ入ることにした。
でも、やっぱり家の中にもいない。
き「大木先生には、僕が手伝いに行くって伝えてあるんすけどね。」
『ケロちゃんは迷子になってないし、散歩にでも行ったのかな?』
き「どーします?」
『あーっ、きり丸!あそこ!』
き「え?」
私が見つけたのは、大木先生の家の台所にある、ちょうどほかほか煮えた筑前煮!
う、うまそーう!
通りで美味しそうな匂いがしてたわけだ。
でも火をつけたままだし、遠くへは行ってないんじゃないかな?
それにしても本当においしそう....!
しんベヱじゃないけど、私たちはふたりでよだれをすすった。
『ちょっ、ちょっとだけ...』
き「あ、弥苫先輩ずるい!」
すぐ近くにあった箸をとって、私が筑前煮をつまもうとしたその時。
シュタッーー
「こらぁぁああああああ!!!」
き「『ぎゃぁああ!!!』」ミ⭐︎
私たちの背後から、大きな声がして家中に響いた。
き「あ、大木雅之助先生!」
『いらしてたんですね!(汗)』
どうやら大木雅之助先生が屋根のあたりに潜んで私たちの様子を伺っていたようだ。
こんな近くにいたなんて思わなかったからビックリした!
流石、元忍術学園の先生ではあるよ。
大「お前達を試していたんだ。」
『試す?』
大「ちょうどうまい具合に筑前煮が煮えたところで
お前達がたどり着いたのを確認したので、隠れて見ていたんだ。
まぁさか、つまみ食いなどしようとしないだろうなぁ〜と思って?」
き「や、やだなぁ〜そうならそうと...」
『お、大木先生の作った筑前煮がすぅごく美味しそうでぇ我慢できなくてぇ』
大「ばっかもーん!!!」
き「『ぎゃぁ!!』」ミ⭐︎
大「忍たまのお前達が我慢のひとつやふたつできなくてどうするんだ!ド根性で、我慢しろー!!」
き「ひぃ〜そんなに怒らないで大木先生!」
『す、すみません!私が悪かったんです反省します!』
大「ところでお前は、誰だ?」
『ぇ...!?∑(゚д゚;)』
き「ぇ!?」
えええええええええええ
大木先生、私のこと覚えてないのぉ!?
♯ ○ ♯ ○