金楽寺の縁日の段
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『ぅ...うえぇ....』
仙「ど、どうしたんだ弥苫!?」
『実は、かくかくしかじかで...』
仙「な、なるほど...それは災難だったな。(汗)」
本当に災難だった。
第三協栄丸さんの顔くらいあるでかいイカ飯でお腹いっぱいになった後に
タカ丸君の花火付きの甘酒を始め、兵助の甘酒豆腐、三郎次の甘酒鍋を食べさせられ
伊助にいたっては、三色の甘酒全部飲んでくれとすすめられてしまって断れなかった。
おかげでお腹がはちきれそうだ。
今日、女の姿の着物で来なくてよかった〜...。
仙「後輩思いなのはいいことだが、もう少し考えて行動してはどうだ?」
『全部まとめて買って、仙蔵に分けてあげようと思ったんだけど、
みんな私の食べる姿を見たいっていうから目の前で食べるしかなかったんだよ(´;ω;`)』
仙「そ、それはそれは...。」
『仙蔵、もう帰ろう〜十分満足したし、ね?』
仙「そうだな。」
私は仙蔵に背中をさすられながら金楽寺を後にしようとした。
「あーーーーー!!!弥苫せんぱーーーーーい!!!!」
あーもう嫌だ。夢であってくれ。
き「弥苫先輩〜!なんすか来てたんすか〜!」
『き、きり丸...。』
き「今日、図書委員会でお団子屋の出店してるんすよ!
中在家先輩が作ったお団子に、僕たちが考えた美味しいトッピングをつけて出してるんです!ほら!」
『げっ....!』
不運にもきり丸に出会ってしまった。
しかもきり丸が指差す方向には、確かに、図書委員会のみんながお団子を売っていた。
ちょ、長次...だからいなかったのかお前...!!
雷「弥苫先輩、きなことあんこはどっちがいいですか?」
ふ、不破雷蔵...。
怪「みたらし団子も三色団子も、ありますよー...」
怪士丸...!
長「....もそ。」
長次?え、何て言ってるんだ?
き「え?なんすか中在家先輩?」
長「....弥苫なら、全部食べてくれる...」
ちょぉぉぉぉじいいいぃぃぃぃ!!!!!
き「ですよねぇ!弥苫先輩、お代は一割安くしときやすよ〜あひゃあひゃあひゃ!!」
『きり丸...実は私もうお腹いっぱ...ぃ』
長「...ぃへへへへへぁぁはははは」
『ちょっ長次w 怖ぁぁぁああ((( ゚д゚ ;)))』
久々長次の笑う(怒る)姿を見てしまった。
その迫力にはとても勝てないよ!
『くそー!こうなったら全種類持ってこいコノヤロー!!!』
き「あひゃー!まいどありぃ!!」
長「もそ。」
『もう縁日はこりごりだぁぁああ〜!!!』
その後私は、しばらく食べ過ぎの腹痛で寝込んでしまいましたとさ。
♯ ○ ♯ ○