先輩へ相談の段
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小「お!竹谷八左ヱ門ではないか!」
八「げっ、七松小平太先輩...。」
うわー、よりによって面倒臭い先輩に出会ってしまった。
こういうことを恐れて、身を縮ませてやってきたのに。
小「なんだよそのげっていうのは。」
八「いやー別に深い意味は...!」
小「なんでお前がここにいる?」
八「いや、実は奈津美先輩に用があって部屋へ伺おうと...」
小「何ぃ?」
ひっ∑(゚д゚;)
七松先輩、なんだか奈津美先輩の名前を出した途端すごく怖い顔をした。
どうしよう、なんかすごく怒ってるみたい...。
小「八左ヱ門、お前ごときがのこのこと奈津美の部屋に侵入しようなど、この私が許さない!」
甲高い金属音が鳴ったと思えは、七松先輩は素早く懐から苦無を取り出し、明らかに戦闘モード。
いやちょっと待てよ俺はただ奈津美先輩に相談ごとがあるだけなのに!
八「ま、待ってください七松先輩!こんなところで戦うなんて!」
小「細かいことは気にするな!いけいけどんどーん!!」
八「ひぃぃぃぃいいい。゚(゚´Д`゚)゚。」
留「こらぁぁああ小平太!!!」
八「け、食満先輩...!」
危うく七松先輩に苦無で襲われそうになったところを
食満留三郎先輩の鉄双節棍でカバーされて助かった。
小「何するのだ留三郎!」
留「何とはなんだ!お前はさっき部屋の障子を破ったばかりだろうが!
おまけに床もぶっ壊してんだぞ!いい加減ここでいけどんするのはやめろ!」
小「しかし留三郎、この竹谷八左ヱ門がのこのこと弥苫の部屋へ入ろうとしているのだ。」
留「何ぃ?」
八「ひっ( ゚ω゚;)」
た、助けてくれた食満先輩まで、七松先輩と同じ目になっちゃった。
文「それはそれは、竹谷八左ヱ門君〜。」
八「し、潮江文次郎先輩!?」
あれ、俺いつの間にか三人の先輩に囲まれちゃってる!?
しかもすごい殺気だ((( ゚д゚ ;)))
俺の一生は六年生の忍たま長屋で終わってしまうのか!?
留「八左ヱ門、」
八「は、はぃ...」
小「弥苫の部屋に行きたくば、」
文「俺たちを、」
小留文「「「倒してから行けー!!!」」」
八「えぇぇぇええええ。゚(゚´Д`゚)゚。」
『お前らうるさいぞ!!廊下で騒ぐな猿ども!!!』
小留文「「「...あ"っ((( ゚д゚ ;)))」」」
ピシャっと六年生の忍たま長屋の角部屋の戸が開いて弥苫先輩が出てきた。
弥苫先輩はこちらに近づいてきて、鬼の形相で
七松先輩、食満先輩、潮江先輩の頭を一回ずつにんたまの友で殴っていった。
『...竹谷八左ヱ門じゃないか?』
八「...え、あ、どぅも...!」
『何してるんだこんなところで、死ぬぞ?』
八「え!(汗)」
『早く入りな、みんな来てるよ。』
八「みんな...?」
ほら、立って、と弥苫先輩から手を差し出された。
気づけば俺は腰が抜けてしまって廊下に座り込んでいたのだ。
弥苫先輩の言葉がよくわからないが、俺は手を引かれて弥苫先輩の部屋へ入った。
♯ ○ ♯ ○