三郎の意地悪の段
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三「よし。各学年の学級日誌のまとめが終わった。」
勘「あぁー疲れたー...。」
私は五年ろ組の変装の達人、鉢屋三郎。
今私は、同じ学級委員長委員会の同級生
尾浜勘右衛門と、一年生から六年生までの学級日誌の整理をしていた。
実はこの仕事、本来は六年生の学級委員会委員長の
朝霧弥苫先輩の仕事なんだが、六年生は今野外実習で学園を留守にしている。
私たちがこの仕事をしていた理由は、ただの学園長先生の催促なんだよね。
弥苫先輩が帰ってきてからでいいと思うんだけど。
勘「でもさ、弥苫先輩って、この仕事を毎回ひとりでやっていたんだろうね。すごいなー。」
三「弥苫先輩って優しいから、手伝ってくれなんて言わないもんな。」
勘「なんだか今まで悪かったよね。今度ちゃんと謝っておかないと。」
勘右衛門は本当弥苫先輩好きだなぁ。
そんなことを思いながら、ふたりで学園長先生の元へと日誌を届けた。
学「うむ、ご苦労じゃったの。」
勘三「「では私たちはこれで、」」
学「ちょっと待ちなさい。」
勘三「「??」」
学「明日、弥苫が野外実習から帰ってくるので、学級日誌の仕事を終えたことを報告しておいてくれ。」
勘「あ!はい!!」
三「...?」
勘右衛門がキラキラした表情で学園長先生に返事をした。
ほーう、これは、弥苫先輩に褒めてもらうチャンスだと思ってるんだな。
なるほど、おもしろい。
ちょっと、からかっちゃおうかな?
私のSの心がウキウキワクワク踊り出してきた。
♯ ○ ♯ ○