利吉の心配ごとの段
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たまに、仕事の合間に忍術学園へ足を運ぶことがある。
おばちゃんの料理は美味しいし、一年は組のよい子達には元気をもらえる。
まぁ、父上の洗濯物を大量に持って帰らなくちゃいけないのが苦であるが...。
そんな苦も吹き飛ばしてくれるほどの人物が、いるんだ。
内緒だけど、私の忍術学園へ来る目的の大半は弥苫なんだよな。
申し遅れましたが、私の名は山田利吉。
忍術学園一年は組の実技担当教師、山田伝蔵の息子でフリーで忍者をしている。
そして、六年は組の朝霧弥苫の...兄?保護者?同居人?
う〜ん、かっちりとした関係性を名前にするのは難しいが...
とにかく弥苫が10歳になるまで、一緒に一つ屋根の下で育った仲なのだ。
数年だけどな。
小松田「あ!利吉さん!」
利「やぁ、小松田くん。」
小松田「今日は山田先生に用があって来たんですか?」
利「まぁそんなとこさ。」
小松田「では、入門表にサインを。」
小松田君から受け取った入門表にサインをして忍術学園の正門をくぐる。
もう今すぐにでも走って、弥苫のところへ行きたいのだが...
なんだか私らしくないというかだな。
妹のような存在の弥苫には厚かましいとか、ウザい、とか思われたくない!
悪い虫がついていないか、とか、忍術学園は楽しいか?とか
聞きたいことは山ほどあるのだが...!
まずは食堂のおばちゃんのご飯を食べて、気持ちを落ち着かせよう。
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