文次郎に抗議の段
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兵「あの...弥苫先輩?」
『なんだ?』
兵「これは一体...?」
『しっ、喋らないで。紅塗るから。』
そう。弥苫先輩が持っているのは紅。つまり化粧道具。
おまけに女性用の着物まで着させられて...。一体どういうつもりなんだ?
すんごく恥ずかしいし、こんな姿誰にも見られたくない!
弥苫先輩は手慣れた手つきで僕に化粧をしてくれた。
着物も綺麗で色鮮やかなものがたくさん揃っている。
兵「弥苫先輩って本当に男ですか?」
『はっ!?ひっ!?ふっ!?へっ!?ほっ!?』
兵「そ、そんなに慌てなくても...冗談ですよ。」
『あ、いや〜あの〜、あれだ。仙蔵の女装用のグッズもまとめておいてあるんだよーん!あはは!』
兵「そうですか。」
『それにしても!兵助って美形だから、女装映えるなぁ!』
兵「弥苫先輩ってば!!」
着替えと化粧が終えた僕を上から下までじっくり見る弥苫先輩。
とても満足そうな顔をしているけど僕は穴があったら入りたいくらい恥ずかしい...。
喜「掘りましょうかぁ?」
うわっ!!四年い組の綾部喜八郎!?急に出てくるな!
今日はお前の出番ないんだぞ!!
喜「なぁんだ〜掘ってあげようと思ったのに。」
帰れ!
あーもう!意味わからない状況だ!
『兵助何あたふたしてんの?まだわからないのか?』
兵「え?まだ?」
『色仕掛けだよ。』
兵「えっ( ゚д゚ )」
えええええええええええええええええ
『ここだけの話、文次郎はむっつりだ。ついでに留三郎も。』
兵「は、はぁ...。」
『かわいい女の色仕掛けで挑めば予算なんかいくらでも出してくれる!
前々から兵助は、女装したら美女になると思っていたんだよ!』
きゃぴきゃぴしてる弥苫先輩なんかかわいいけど!納得いかない!!
こんな姿で潮江先輩の前へ出るなんて...恐ろしくて想像したくない!
『さぁ!文次郎は部屋で10kgそろばんカチカチしてるから!行こう!』
兵「ちょっ!弥苫先輩〜・゚・(゚´Д`゚)・゚・」
僕は弥苫先輩に強引に手を引かれ
弥苫先輩の部屋のすぐ近くの潮江先輩のいる部屋へ連れて行かれた。
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