ある六年生の視察の段
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諸泉 尊奈門
小「はい、確かにサインいただきました!
帰る時にはまた出門表にサインお願いしますね〜♪」
サインしちゃったよ〜...。
このことは組頭には絶対言えない!
そもそも、やらなくてはいけないのは視察だ、視察!
気を取り直して、学園内を注意して六年生を探そう。
私は、学園外ではよく忍たまたちに会うことがあるが、改めて忍術学園へ来ることはあまりない。
だから、知っている建物は学園長の庵くらいだ。
六年生がどこへいるかなんてわからないぞ〜どうしよう。
というわけで、一応学園長の庵を覗きに来た。
庵から少し離れた木の上に隠れて様子を伺った。
見えるのは、学園長と忍犬のヘムヘムだけ。まぁ当然といっちゃあ当然か。
ヘムヘムが学園長の肩もみをしている。ここにいたって仕方ないか。
諸「ん?」
学園長の庵へ向かう一二人組の忍たまが現れた。
一人は、乱太郎くんと同じ制服を着ているから一年生。
もう一人は、緑色の制服を着た高身長の忍たまだ。
忍術学園生徒大図鑑によれば、緑色は三年生か六年生だ。
あの高身長だと六年生か?少し遠くてよく見えない。
声が聞こえるくらい、もう少し近づいてみることにした。
何やら大量の本?冊子?を二人で抱えて学園長の元へやってきた。
『学園長、今月分の全学年の学級日誌です。来月のイベントの提案は、いつもの突然の思いつきでお願いします。』
学「ご苦労じゃったの〜。」
『では、私たちはこれで失礼します。』
庄「失礼します!」
確かあの一年生は、乱太郎くんと同じ一年は組の黒木庄左ヱ門くんだ。
あの子は学級委員長だって聞いたから...あの六年生は委員長かな?
あ!忍術学園生徒大図鑑には確か、成績優秀で学級委員会委員長だと書いてあった。
彼が、あの朝霧弥苫か?組頭が言っていた、もんのすごくかわいい、忍たま?
『庄ちゃん、手伝ってくれてありがとうな。今日もこれから補習授業?』
庄「弥苫先輩、今日もって言い方傷つきますよ〜?」
『あ〜ごめんごめん(笑)』
あ、今完全に弥苫先輩って言ったよな?
やっぱりあいつが、朝霧弥苫なのか!
庄「では、これから山田先生の実技の補習がありますので、お疲れ様でした!」
『うん、頑張ってね〜♪』
庄左ヱ門くんと別れた朝霧弥苫をしばらく尾行することにした。
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