間違って呼んだ
汝の名を応えよ
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「マコトくん〜優しいパパが、授業を見に来てあげましたよ〜〜」
「うげっ」
真面目に授業を受けていたら、学園長がやってきた。よりによって魔法史。
座学、で室内だ。飛行術や、錬金術の授業なら雑音が多くてマシだったと思う。
ドアの近くにいる学園長に、視線が集まる。
私に手を振って、「こっち向いて〜〜」なんて言ってるんだから、恥ずかしくて仕方がない。
私はアイドルじゃないんだぞ!!
周りからヒソヒソ笑い声が聞こえる。
これは親馬鹿な親が授業参観で、妙に目立ってる雰囲気じゃないか!!本当にやめてくれ!!授業をしているトレイン先生も、呆れた顔をしつつも授業を続けている。注意してくれないかなぁ!?
はぁもうヤダあの人。なんでよりによってあの人に「パパ」なんて言ってしまったんだ……。
机に顔を突っ伏して、羞恥心に耐えていたら、隣の席のエースが小声で話しかけてきた。
「大丈夫かマコト?」
「これが大丈夫に見えるなら、エースの頭はどうかしてる」
あの事件を、まじかで見ていたエース。
あの時、振り返ったら、エースは膝を付いて笑っていた。デュースはなんとか堪えていたのに。
グリムは何が起きてるのかと分からない顔をしていた。
周りの笑い声と…途切れ途切れにきこえてくる、エースの笑い声にブチ切れて、鳩尾に拳を入れた事は、反省している……ほんの少し。
でもやっぱりこの男の、軽薄な態度もわるいとおもうのだ。
「あぁ……あの人、疲労でここ数日の記憶なくしてくれないかなぁ」
「まぁまぁ、そんな言うなって、授業見に来てくれるなんて優しいパパじゃん」
「マ゙ァ゙ーーーッッッ」
「監督生。 静かにしなさい」
エースの一言に、憤った感情がまたしても、爆発してしまった。
トレイン先生の授業だというのに、思わず立ち上がって、叫んでしまう。
案の定、トレイン先生にピシャリと注意されてしまった。
「ご、ごめんなさい」
私はいそいそと座る。
あぁ…ものすごく恥ずかしい…
それに反して、元凶その2である、エースは、机に突っ伏して肩を震わせていた。
隠してるつもりか知らんが、隙間から漏れ出てる笑い声、バッチリ聞こえてんかんな。
この男、人が真面目に悩んでいるのにケラケラ笑いやがって。許さんぞ、昼食の時にお前の所に、グリムをけしかけてやるからな。
「マコトくん〜パパは仕事があるので、授業、頑張ってくださいね〜〜」
「(アンタは二度と来んな……!!)」
華麗に飛び立っていく背中を私は呪った。
「うげっ」
真面目に授業を受けていたら、学園長がやってきた。よりによって魔法史。
座学、で室内だ。飛行術や、錬金術の授業なら雑音が多くてマシだったと思う。
ドアの近くにいる学園長に、視線が集まる。
私に手を振って、「こっち向いて〜〜」なんて言ってるんだから、恥ずかしくて仕方がない。
私はアイドルじゃないんだぞ!!
周りからヒソヒソ笑い声が聞こえる。
これは親馬鹿な親が授業参観で、妙に目立ってる雰囲気じゃないか!!本当にやめてくれ!!授業をしているトレイン先生も、呆れた顔をしつつも授業を続けている。注意してくれないかなぁ!?
はぁもうヤダあの人。なんでよりによってあの人に「パパ」なんて言ってしまったんだ……。
机に顔を突っ伏して、羞恥心に耐えていたら、隣の席のエースが小声で話しかけてきた。
「大丈夫かマコト?」
「これが大丈夫に見えるなら、エースの頭はどうかしてる」
あの事件を、まじかで見ていたエース。
あの時、振り返ったら、エースは膝を付いて笑っていた。デュースはなんとか堪えていたのに。
グリムは何が起きてるのかと分からない顔をしていた。
周りの笑い声と…途切れ途切れにきこえてくる、エースの笑い声にブチ切れて、鳩尾に拳を入れた事は、反省している……ほんの少し。
でもやっぱりこの男の、軽薄な態度もわるいとおもうのだ。
「あぁ……あの人、疲労でここ数日の記憶なくしてくれないかなぁ」
「まぁまぁ、そんな言うなって、授業見に来てくれるなんて優しいパパじゃん」
「マ゙ァ゙ーーーッッッ」
「監督生。 静かにしなさい」
エースの一言に、憤った感情がまたしても、爆発してしまった。
トレイン先生の授業だというのに、思わず立ち上がって、叫んでしまう。
案の定、トレイン先生にピシャリと注意されてしまった。
「ご、ごめんなさい」
私はいそいそと座る。
あぁ…ものすごく恥ずかしい…
それに反して、元凶その2である、エースは、机に突っ伏して肩を震わせていた。
隠してるつもりか知らんが、隙間から漏れ出てる笑い声、バッチリ聞こえてんかんな。
この男、人が真面目に悩んでいるのにケラケラ笑いやがって。許さんぞ、昼食の時にお前の所に、グリムをけしかけてやるからな。
「マコトくん〜パパは仕事があるので、授業、頑張ってくださいね〜〜」
「(アンタは二度と来んな……!!)」
華麗に飛び立っていく背中を私は呪った。