雪見大戦 鹿猫、犬狼


「全く、よくやりますね…」

マクゴナガル先生がフリットウィック先生と氷で作られたチェスをしながら、校庭を眺めた。

「フム…まあ、楽しそうで何より…」

フリットウィック先生はチェス盤と睨めっこをしている。

校庭はめちゃめちゃになっていた。
あちこちで生徒が走り回り、雪が飛び交う。

ジェームズとセブルスがダンブルドアに雪を投げ、シリウスはリーマスから逃げ回っている。ピーターはすでに雪玉に倒れていた。

マクゴナガル先生はその様子を見てフッと笑うと、チェスの駒を置いた。

「チェックメイト」



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