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ダンス・パフェ 鹿猫


ジェームズは得意げに、そして愛しそうにセブルスに耳打ちし、セブルスがジェームズを見上げた瞬間、白い顎を手で引き寄せてキスをした。

盛り上がったギャラリーから拍手が湧き、ひやかしの口笛まで飛んだ。

ジェームズはセブルスを胸に抱き、自分たちを見守っているギャラリーに手を挙げて応えた。そしてシリウスとリーマスを手招きした。

二人は驚き、顔を見合わせて笑うと、シリウスがリーマスの前に立ち、恭しく一礼した。ニヤリと笑って手を差し出す。リーマスはにっこり笑ってその手を重ね、ジェームズたちのいる光の中へ躍り出た。

見ていたギャラリーも弾むようにホールへ飛び込み、鮮やかに二人を彩った。






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