我が輩は猫である! 全員
セブルスがリーマスを見た。目が合う。
「おはようジジ♪」
リーマスがにっこり笑う。
いやに自信たっぷりの顔にセブルスは声を低くした。
「いつから気付いた…?」
人間に戻ったあと、ジェームズのベッドに運んだのはリーマスに違いないと確信した。
「最初から」
リーマスがにんまりと笑う。
「きっ貴様~!!」
セブルスが顔を真っ赤にしてリーマスに詰め寄った。
グリフィンドール寮はセブルスの怒声とリーマスのさわやかな笑い声で、朝を迎えた。
end.
杏奈様に捧げます
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