拍手御礼集

ハリーの息子 


「アルバス・セブルス・ポッター」

フリットウィック先生が名を呼んだ。涙が溢れている。
アルバス・セブルスはなぜ先生方が泣いているのか分からなかった。
恐る恐る椅子に座り、組み分け帽子を被らされた。つばの部分がところどころ焼け焦げている。

「これはこれは…」

感慨深げな声が帽子から聞こえた。その声はしわがれていたが、静まり返った食堂によく響いていた。

「アルバス…ダンブルドア…。君が名を頂いた校長だ。私は過ちを犯した。校長に叱られたよ…。もっとしっかり見極めてくれとな…。ああ、もう遅いが、今言わせてくれ。アルバス…。セブルス…。そしてもちろん君も」


「グリフィンドール!!!」




.
3/24ページ