拍手御礼集

ジェームズ誕生日記念
※死にネタになってしまいました。




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僕…生まれてよかった…。

君に会えた。





「only time」





ーあの日涙が止まらなかった。

ジェームズがセブルスを背後から抱き締めた。

「君はよく泣くね」


ー人を好きになるとなぜ涙が止まらなくなるのだろう…

「ね、見てて」

ジェームズが杖を振った。
強く温かい風が頬を撫で、目の前に虹が架かった。

「虹は奇跡。虹って水の粒が光に当たるとできるんだって」


ージェームズは光だった。

「君がいないと虹はできない。奇跡は起きない」

ジェームズはセブルスの耳に口付けを落した。
セブルスは虹を見つめていた。

「本当に君はよく泣くんだから…」


ー僕は知っている。あの時ジェームズも泣いていた。


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