第二章 高専入学
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定今のところは呪術廻戦の小説しかありませんが、いっぱい更新していきたいと思ってますので、
よろしくおねがいしまっす!!
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-伏黒side-
蝶凜が眠ってから3日が経った。
それまでは特にこれといった事はなく、任務も未だに行ったことがない。
ただ、少し変わった事といえば………
「おらおらおらおらおら!!!」
「こんのっ!!」
「しゃけ~。高菜」
「どっちも、がんばって!」
2年の先輩達と関わる機会が増えた。
事の発端は五条先生だ。
『アリアも眠ったまんまだし。
恵、同級生と訓練もできないね。それに人付き合いも大切にしないと!!
ってなわけで。2年の皆に挨拶に行こうか!』
ということがあってから2年の先輩と知り合いになった。
上から順に紹介していくと、
パンダ先輩。色々と……察してほしい。
禅院先輩……もとい真希先輩。名字で呼ばれるのが嫌らしい。
1度手合わせをしてみたが、呪具を使って呪霊を祓うらしい。
狗巻先輩。見てわかるように語彙がおにぎりの具。
乙骨先輩。この中で唯一普通の人。もうすぐ海外に行ってしまうらしい。
ちなみに今はパンダ先輩と真希さんが戦っている。
結果は、
「あーーーっ!クッソッッ!」
「まだまだだなぁ。まーきちゃん♡」
「いっぺんタヒんでこい」
……上の会話でなんとなくわかっただろうが、パンダ先輩の勝利だ。
「次、恵やるか?」
一通り真希さんを煽り終わったらしい、パンダ先輩に話しかけられた。
「いや、俺はいいです。もう少し休憩してます」
ぶっちゃけ言うと、つい数分前にパンダ先輩と戦い終わった後だ。
それでもよくまだ真希さんと戦う気力があるものだ。
「そうかー……
おっ、そういえば例のもう1人の1年はどうなった?
目を覚ましたか?」
「……いえ、相変わらず眠ったままです。」
例の1年とは蝶凜の事。
噂は広まってるらしい。
まぁ高専は学年の人数が元から少ないので仕方がないと思うが。
「早く手合わせしてみたいな。
ソイツ、結構強いんだろ?体術も術式も」
真希さんが胡座をかきながら、問いかける。
「…………まぁ……アイツは強いですよ。」
なかば、呟くようにボソッといったが。
ちゃんと2年の先輩達には聞こえていたらしく
「……そうか」
そう静かに、パンダ先輩が返してくれた。
それから、少しの沈黙の後に、乙骨先輩が口を開いた。
「会ってみたいな。その子に。
アリアちゃん……だったよね?」
「はい」
微笑を浮かべながら問われた言葉を、肯定する
「ん?あれ。そういえば……」
突然真希さんが思い出したように呟いた。
「ソイツ……アリア……だったか?」
「?はい」
不思議に思いながらも返事すると
「ソイツ、確かこの前……っていってもけっこー前だけど、
夜中に大声で叫んでたな。」
「……………………………………………………………………は?」