第二章 高専入学
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定今のところは呪術廻戦の小説しかありませんが、いっぱい更新していきたいと思ってますので、
よろしくおねがいしまっす!!
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ー五条sideー
……驚いた。
今、目の前で繰り広げられている戦いを見て、そう思わずにはいられない。
確かに、あの輝があそこまで自信満々に語る弟子だということで中々のやり手だろうと思って期待していた。
…………だけど、まさかここまでとはね…
期待以上……いやそれすら上回るかな。
こんなに驚いたのは本当に久しぶりかもしれない
戦いが始まる合図としてホイッスルを鳴らした瞬間。
1秒も経っていなかった
アリアの姿が消えたと思ったら既に恵の後ろに回り膝蹴りをいれようとしていた。
まぁ、恵も式神使いとはいえ、いざとなった時に備えて体術は基本的に体に叩き込んである。
だからギリギリでダーメジを軽減した。
でも。まだそれでも、秒で壁に吹っ飛ばされた。
その隙を狙って、アリアが一気に間合いをつめ超高速の攻撃の連打が始まる。
恵も受け側にはいっているため中々攻撃に転ずることが出来ていない。
高速移動だけでなく威力も中々。
あの華奢な体のどこにそんな筋力があるんだ?
……けどここまで来ると時間の問題か…
恵があの攻撃を受け続けるのにだって限界がある。
術式を解禁するか……?アリアの術式がどんなものかも知りたいし、
まぁ、今回はアリアの実力検査と、恵とアリアが仲良くするための特別授業であって……
まぁ、準備体操の様子をみてれば問題ないでしょ
あの恵から話しかけるってことは多少興味を持ってるって訳だし、そっちに至っては心配ない。
あとは、アリアの実力だけど……
こっちは何も、呪術師としてのアリアの事は何も知らない訳だし、
術式を解放することでアリアの真の姿が見られるかもしれない
簡単に言うと、アリアは未知数だ。沢山の可能性を持っている。そして沢山の才能も。
あの日見せてもらったアリアの五感の鋭さ、あれは紛れもない才能だ。
そして、師範である輝に鍛えてもらったであろう呪術師としての実力を
今、ここで見せてもらいたい!
「2人とも!ルール変更!
術式を使ってもOK!ただし!相手を殺さないこと!」
もたれかかっていた壁から身を上げ、大声で2人に呼びかける。
するとアリアの動きが止まった。
急な事だったから驚いて理解が追い付いていないんだろう。
その隙を突いて恵が素早く印を結ぶ
さっすが、恵。
僕の突拍子もないこういう行動にはもう慣れちゃってるか~
「鵺!!」
そして、恵の影から鵺が現れる。
鵺を出すってことは相当本気だね。
さぁ、どう動く?アリア!
恵が出した鵺を見て我に返るアリアを見つめ、無意識に口角が上がった。