10月31日
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「桜くんちょっとオーブンの方を見てくれんかの?」
「はーい」
阿笠博士にそう言われてクリームを泡立てていた手を止めて
オーブンの方に駆け寄る
オーブンを開ければこんがりとしたクッキーが顔を覗かせ
たちまち甘い匂いが鼻腔に広がった
「おっ⋯いい感じ⋯」
「こっちのドーナツもちょうど揚げたぞ〜」
クッキーを冷ますためにトレーをカウンターに置けば
その隣に阿笠博士が揚げたてのドーナツを置いた
「わっ⋯美味しそうですね!!」
「じゃろう?桜くんのケーキはどんな感じにできとるかの?」
「私の方もあと生クリームを乗せれば完成ですっ」
「おぉ!!桜くんのケーキも美味しそうじゃの〜」
「えへへ〜、でも何とかパーティに間に合って良かったですね」
「そろそろ子供達が来る頃じゃからな」
阿笠博士が壁掛け時計を見て、それにつられるようにして私も見上げる
時刻は14時を差そうとしていた
今日は10月31日
少年探偵団の皆が阿笠博士の家でハロウィンパーティをするとコナン君から聞き
是非とも私も参加させてほしいと言えば
皆は二つ返事でOKしてくれた
「皆でハロウィンパーティ⋯楽しみだなぁ〜」
「どれ⋯皆が来る前にちょっと味見を⋯あいたっ」
そろりとドーナツに手を伸ばそうとした博士の手を叩いたのは
「ダ·メ·よ」
カウンターに座っていた哀ちゃんだった
「あ、哀くん⋯とほほ⋯」
「あはは⋯」
相変わらず手厳しい⋯
その時また雑誌に目を落とそうとした哀ちゃんを見て
ある事を思いつきスススッとその傍に近寄った
「⋯哀ちゃんっ」
「⋯何?」
「トリックオアトリート!!」
笑顔でそう言えば哀ちゃんは呆れた顔をした後
ポケットから飴玉を取り出すと私の手の平に置いた
「⋯はい、」
「ぐっ⋯やはり持っていたかっ⋯」
「やっぱり『そっち』が目当てだったのね⋯」
「だって哀ちゃんにイタズラしたかったんだもん〜」
唇を尖らせてそう言えば
哀ちゃんは呆れたようにため息をついた後頬杖をついた
すると
「博士ー!!来てやったぜー!!」
「早くハロウィンパーティしましょう!!」
「早くお菓子食べた〜い!!」
「お前等はしゃぎすぎだっつーの⋯」
少年探偵団の皆が勢いよく扉を開けて中に入ってきて
その元気な姿に思わず笑顔になる
「よーし⋯皆〜!!ハロウィンパーティ始めるよー!!」
そう声をかければハロウィンパーティは始まった
「わっ!!もうこんな時間⋯帰って夕飯の準備しなくちゃ⋯」
皆で楽しくお菓子を食べていて
ふと時計を見るともう18時になろうとしていた
皆に断りをいれて工藤邸に帰り
リビングを覗けば昴さんがコーヒーを飲みながら本を読んでいて
昴さんは私に気づいたのか本を閉じてその顔をあげた
「おかえりなさい、桜さん」
「ただいまかえりましたっ
今から夕飯の準備しますね」
そう言ってリビングからキッチンに向かう
エプロンをつけた所で昴さんがキッチンに入ってきた
「僕も手伝いますよ」
「え?でも⋯じゃあお願いしますっ
まずじゃがいも剥いてくれますか?」
夕食の準備が遅くなってしまったからせっかくなので手伝ってもらおうと
昴さんの申し出に頷いてじゃがいもへと手を伸ばした
「分かりました⋯
ところで⋯ハロウィンパーティは楽しかったですか?」
「え?そりゃあもちろん!!すっごく楽しかったです!!」
「それは良かった⋯では桜さん、」
「?」
「Trick or Treat」
「へ⋯」
昴さんに渡そうとしたじゃがいもが
手から滑り落ち、流し台にゴトリと落ちる
「えっと⋯昴さん?」
「おや?お菓子を持っていないんですか?」
「え⋯えっと⋯お菓子は皆が食べちゃって⋯」
「ホー⋯ならば⋯
イタズラをしないといけませんね」
「へっ⋯」
目を鋭くさせて私を見つめる昴さん
その眼光に嫌な予感がして後ずさろうとしたら
「逃がしませんよ」
私を囲うようにして昴さんの手が伸び、シンクに手をつく
完全に逃げ道を塞がれてしまった
「あ⋯あの、昴、さん⋯」
近くなった距離にバクバクと心臓がなり
顔を俯かせる
「⋯こっちを見ろ」
気づけば声は赤井さんになっていて
赤井さんは右手を私の頬に添えると
そっと私の顔を上に向かせて、視線が交わった
しばらく見つめ合い、赤井さんが顔を近づける
思わず目をぎゅっと閉じたけれど
唇には何も感じず⋯
代わりに
「ひぁっ!?」
耳朶をぱくりと咥えられ変な声が出た
「ちょ、あか⋯」
「少し黙っていろ」
「え⋯ひゃっ⋯」
そのまま耳をペロリと舐められ、耳朶を甘噛みされる
時々赤井さんはわざと耳に息を吹きかけたりしていて⋯
舐められた時の音やざわりとした感覚が
ダイレクトに伝わり腰に力が入らなくなる
「ちょ⋯まっ⋯んっ⋯やっ⋯」
崩れ落ちないように赤井さんのシャツを握りしめて
なるべく耳に意識がいかないようにと考えてみたけれど
その度にねっとりと舐めあげられ、腰がざわついた
しかも赤井さんの左手は私の太腿を触れるか、触れないかぐらいの加減でゆっくりと撫でていて
そのぞわぞわした感覚に足が震える
「もっ⋯むり⋯」
がくりとその場に膝をつきそうになったけれど
その前に赤井さんが私の腰を支えてくれた
「はぁっ⋯はぁ⋯」
息を荒くして赤井さんを見上げると
彼は満足そうに微笑んでいた
「イタズラ成功⋯だな」
「うっ⋯あ、赤井さんのばかっ!!
腰が抜けて立てないじゃないですかっ!!」
恥ずかしくなりポカリと赤井さんの胸を軽く叩くと
赤井さんはフッと微笑んで私の頬に軽く口付けた
「っ⋯」
その唇はどんどん下に下りていき
そのまま首筋を舐める
「んっ⋯ま、まって⋯イタズラは終わったんじゃ⋯」
「まだ終わらせるわけないだろう」
「えっ⋯」
その言葉に赤井さんを見ると
ニヤリと笑っていて⋯
「とにかく場所を変えるとしよう」
「え、ちょ、まっ⋯」
赤井さんの部屋に連れ込まれた私は
次の日の朝まで解放される事はなかった
「はーい」
阿笠博士にそう言われてクリームを泡立てていた手を止めて
オーブンの方に駆け寄る
オーブンを開ければこんがりとしたクッキーが顔を覗かせ
たちまち甘い匂いが鼻腔に広がった
「おっ⋯いい感じ⋯」
「こっちのドーナツもちょうど揚げたぞ〜」
クッキーを冷ますためにトレーをカウンターに置けば
その隣に阿笠博士が揚げたてのドーナツを置いた
「わっ⋯美味しそうですね!!」
「じゃろう?桜くんのケーキはどんな感じにできとるかの?」
「私の方もあと生クリームを乗せれば完成ですっ」
「おぉ!!桜くんのケーキも美味しそうじゃの〜」
「えへへ〜、でも何とかパーティに間に合って良かったですね」
「そろそろ子供達が来る頃じゃからな」
阿笠博士が壁掛け時計を見て、それにつられるようにして私も見上げる
時刻は14時を差そうとしていた
今日は10月31日
少年探偵団の皆が阿笠博士の家でハロウィンパーティをするとコナン君から聞き
是非とも私も参加させてほしいと言えば
皆は二つ返事でOKしてくれた
「皆でハロウィンパーティ⋯楽しみだなぁ〜」
「どれ⋯皆が来る前にちょっと味見を⋯あいたっ」
そろりとドーナツに手を伸ばそうとした博士の手を叩いたのは
「ダ·メ·よ」
カウンターに座っていた哀ちゃんだった
「あ、哀くん⋯とほほ⋯」
「あはは⋯」
相変わらず手厳しい⋯
その時また雑誌に目を落とそうとした哀ちゃんを見て
ある事を思いつきスススッとその傍に近寄った
「⋯哀ちゃんっ」
「⋯何?」
「トリックオアトリート!!」
笑顔でそう言えば哀ちゃんは呆れた顔をした後
ポケットから飴玉を取り出すと私の手の平に置いた
「⋯はい、」
「ぐっ⋯やはり持っていたかっ⋯」
「やっぱり『そっち』が目当てだったのね⋯」
「だって哀ちゃんにイタズラしたかったんだもん〜」
唇を尖らせてそう言えば
哀ちゃんは呆れたようにため息をついた後頬杖をついた
すると
「博士ー!!来てやったぜー!!」
「早くハロウィンパーティしましょう!!」
「早くお菓子食べた〜い!!」
「お前等はしゃぎすぎだっつーの⋯」
少年探偵団の皆が勢いよく扉を開けて中に入ってきて
その元気な姿に思わず笑顔になる
「よーし⋯皆〜!!ハロウィンパーティ始めるよー!!」
そう声をかければハロウィンパーティは始まった
「わっ!!もうこんな時間⋯帰って夕飯の準備しなくちゃ⋯」
皆で楽しくお菓子を食べていて
ふと時計を見るともう18時になろうとしていた
皆に断りをいれて工藤邸に帰り
リビングを覗けば昴さんがコーヒーを飲みながら本を読んでいて
昴さんは私に気づいたのか本を閉じてその顔をあげた
「おかえりなさい、桜さん」
「ただいまかえりましたっ
今から夕飯の準備しますね」
そう言ってリビングからキッチンに向かう
エプロンをつけた所で昴さんがキッチンに入ってきた
「僕も手伝いますよ」
「え?でも⋯じゃあお願いしますっ
まずじゃがいも剥いてくれますか?」
夕食の準備が遅くなってしまったからせっかくなので手伝ってもらおうと
昴さんの申し出に頷いてじゃがいもへと手を伸ばした
「分かりました⋯
ところで⋯ハロウィンパーティは楽しかったですか?」
「え?そりゃあもちろん!!すっごく楽しかったです!!」
「それは良かった⋯では桜さん、」
「?」
「Trick or Treat」
「へ⋯」
昴さんに渡そうとしたじゃがいもが
手から滑り落ち、流し台にゴトリと落ちる
「えっと⋯昴さん?」
「おや?お菓子を持っていないんですか?」
「え⋯えっと⋯お菓子は皆が食べちゃって⋯」
「ホー⋯ならば⋯
イタズラをしないといけませんね」
「へっ⋯」
目を鋭くさせて私を見つめる昴さん
その眼光に嫌な予感がして後ずさろうとしたら
「逃がしませんよ」
私を囲うようにして昴さんの手が伸び、シンクに手をつく
完全に逃げ道を塞がれてしまった
「あ⋯あの、昴、さん⋯」
近くなった距離にバクバクと心臓がなり
顔を俯かせる
「⋯こっちを見ろ」
気づけば声は赤井さんになっていて
赤井さんは右手を私の頬に添えると
そっと私の顔を上に向かせて、視線が交わった
しばらく見つめ合い、赤井さんが顔を近づける
思わず目をぎゅっと閉じたけれど
唇には何も感じず⋯
代わりに
「ひぁっ!?」
耳朶をぱくりと咥えられ変な声が出た
「ちょ、あか⋯」
「少し黙っていろ」
「え⋯ひゃっ⋯」
そのまま耳をペロリと舐められ、耳朶を甘噛みされる
時々赤井さんはわざと耳に息を吹きかけたりしていて⋯
舐められた時の音やざわりとした感覚が
ダイレクトに伝わり腰に力が入らなくなる
「ちょ⋯まっ⋯んっ⋯やっ⋯」
崩れ落ちないように赤井さんのシャツを握りしめて
なるべく耳に意識がいかないようにと考えてみたけれど
その度にねっとりと舐めあげられ、腰がざわついた
しかも赤井さんの左手は私の太腿を触れるか、触れないかぐらいの加減でゆっくりと撫でていて
そのぞわぞわした感覚に足が震える
「もっ⋯むり⋯」
がくりとその場に膝をつきそうになったけれど
その前に赤井さんが私の腰を支えてくれた
「はぁっ⋯はぁ⋯」
息を荒くして赤井さんを見上げると
彼は満足そうに微笑んでいた
「イタズラ成功⋯だな」
「うっ⋯あ、赤井さんのばかっ!!
腰が抜けて立てないじゃないですかっ!!」
恥ずかしくなりポカリと赤井さんの胸を軽く叩くと
赤井さんはフッと微笑んで私の頬に軽く口付けた
「っ⋯」
その唇はどんどん下に下りていき
そのまま首筋を舐める
「んっ⋯ま、まって⋯イタズラは終わったんじゃ⋯」
「まだ終わらせるわけないだろう」
「えっ⋯」
その言葉に赤井さんを見ると
ニヤリと笑っていて⋯
「とにかく場所を変えるとしよう」
「え、ちょ、まっ⋯」
赤井さんの部屋に連れ込まれた私は
次の日の朝まで解放される事はなかった
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