寝息
苦しくて目が覚めた。
彼の腕が、首と胸の間に置かれている。
手首を掴んで持ち上げる。
「ん、重かったか?」
ほとんど寝ている声で腕が離れていく。
それを寂しいと思うのはわがままだろうか。
「んーん、重くない」
抱きしめられたい。と重くて苦しい。は紙一重だな。
離れた腕は戻ってくる気配がないので、寝返りを打ち、首の下にある方の手に頬を寄せる。
一緒に寝るときは必ず腕枕をしてくれる。
おねだりしたわけじゃない、最初は寝づらいなとすら思っていた。いつの間にかパズルのピースみたいに、上手くはまるようになっていた。
彼の手を握る。寝ているはずなのに握り返されて愛だなーと思う。
「…なに、かわいいことしてんだよ」
自由な方の腕が戻ってきて、背後から抱きしめられる。
温かくて、良い匂いがして、寝起きの掠れた声が近い。
暗い部屋で何時かもわからないまま、にぎにぎと手を握り合う。
首筋にかかる彼の寝息がくすぐったくて愛おしかった。
彼の腕が、首と胸の間に置かれている。
手首を掴んで持ち上げる。
「ん、重かったか?」
ほとんど寝ている声で腕が離れていく。
それを寂しいと思うのはわがままだろうか。
「んーん、重くない」
抱きしめられたい。と重くて苦しい。は紙一重だな。
離れた腕は戻ってくる気配がないので、寝返りを打ち、首の下にある方の手に頬を寄せる。
一緒に寝るときは必ず腕枕をしてくれる。
おねだりしたわけじゃない、最初は寝づらいなとすら思っていた。いつの間にかパズルのピースみたいに、上手くはまるようになっていた。
彼の手を握る。寝ているはずなのに握り返されて愛だなーと思う。
「…なに、かわいいことしてんだよ」
自由な方の腕が戻ってきて、背後から抱きしめられる。
温かくて、良い匂いがして、寝起きの掠れた声が近い。
暗い部屋で何時かもわからないまま、にぎにぎと手を握り合う。
首筋にかかる彼の寝息がくすぐったくて愛おしかった。