短編
昼休み、中庭のベンチで目的もなく携帯を眺める。
友達は委員会活動があると、お弁当を食べ終えたらどこかへ行ってしまって、暇だった。
(教室戻って昼寝でもしようかな〜)などとぼんやり考えていたら、隣にドスンと座る人の気配。
携帯から目を逸らさずに話しかける。
「甲斐、静かに座りなさいよー」
何が気に入らなかったのか、彼はふんと鼻を鳴らしこちらに寄りかかってくる。
「重たいってー」
そういうと更にぐいぐいと体重をかけてくる。
彼のモフモフとした髪の毛が腕に触れてくすぐったい。
SNSをダラダラと見ている私に暇なら構えと言わんばかりの視線。
「なんか、甲斐っておばあの家の犬みたいさー」
画面から顔を上げて、
「お手」と手を出したら、彼は素直にポンと手を重ねる。
「するわけ?」と笑ったら彼もふふんと笑った。
「教室戻ろうかー」と立ち上がったら、嬉しそうについてきて、ほんとに犬みたいだなと思った。
くだらない事を話しながら教室に戻ったら平古場に、「懐かれとーさー」と笑われた。
「可愛いでしょー私のワンコ」と返したら隣で甲斐が嬉しそうで面白かった。
友達は委員会活動があると、お弁当を食べ終えたらどこかへ行ってしまって、暇だった。
(教室戻って昼寝でもしようかな〜)などとぼんやり考えていたら、隣にドスンと座る人の気配。
携帯から目を逸らさずに話しかける。
「甲斐、静かに座りなさいよー」
何が気に入らなかったのか、彼はふんと鼻を鳴らしこちらに寄りかかってくる。
「重たいってー」
そういうと更にぐいぐいと体重をかけてくる。
彼のモフモフとした髪の毛が腕に触れてくすぐったい。
SNSをダラダラと見ている私に暇なら構えと言わんばかりの視線。
「なんか、甲斐っておばあの家の犬みたいさー」
画面から顔を上げて、
「お手」と手を出したら、彼は素直にポンと手を重ねる。
「するわけ?」と笑ったら彼もふふんと笑った。
「教室戻ろうかー」と立ち上がったら、嬉しそうについてきて、ほんとに犬みたいだなと思った。
くだらない事を話しながら教室に戻ったら平古場に、「懐かれとーさー」と笑われた。
「可愛いでしょー私のワンコ」と返したら隣で甲斐が嬉しそうで面白かった。