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sumikko-gurashi

[すみっコぐらしの映画を見て思ったこと]


すごく優しい世界で、かわいくて切なくて、
たくさんの人が評価していたように「大人でも楽しめる」ような、
胸に刺さる作品だったと思います。

すみっコぐらしに興味のない方でしたら、
物語の“軸”である「絵本の世界」にいるすみっコ達のシーンはあまり面白くないと感じる方が多いかもしれません(うちの身内がそうなので)が、
すみっコぐらしが大好きな方でしたら、一つ一つのシーンで、
すみっコたちの動作がずっとかわいくて、
そのキャラクターの個性を忠実に表現してくれているので、最高です!!!
わたしはずっと目が離せませんでした……!!!!

わたしは「たぴおか」が好きなので、
いたるところで、たぴおかが踊っていたり遊んでいたり、
ときには仲間を助けに湖に入ったりしているところがとてもキュンときていました!
たぴおかは、メインでなにかをしてくれるわけではないのですが、
たぴおかチューチュートレインや、たぴおかパラパラダンスを踊ってたりと、絵本やイラストなどの静止画ではわからなかった、たぴおかの魅力を知れて、本当によかったです!!



映画が始まってすぐの、最初の最初、
ナレーターさんが、すみっコたちの紹介をする前、
一瞬だけ、この物語の主人公のひよこ?ちゃんが登場する。
それが、なんだか淡いタッチの絵柄で、なんだか儚くて、
ある意味、最初のシーンが一番のネタバレだったのかなって。
この映画は、それ以外にも、公開前の広告やらパッケージやらで、
映画を観た“あと”にわかるネタバレがあるのですが、
本編でも、それとなく、ずっと、ひよこ?の正体を暗示していたのかなって。

それから、すみっコ達の紹介シーン。
それぞれの特徴を、あんな短時間でわかりやすく教えてくれるの、すごいなぁ。
動きも、すみっコらしくて、かわいくて、この子たちが動いてるだけで、なんだか幸せな気持ちになりました。
すみっコとみにっコがペアになって紹介されている中、
ぺんぎん?だけがペアみにっコがいないの、
後々にひよこ?の最大の共感者であり理解者になる伏線だったのかなと思ったりしました。
そして最後に、とかげとにせつむりが紹介されて、とかげがうとうとしていたら……
気づくと、すみっコがみんなあつまってぎゅっとして、
そこでタイトルコールしてるのがぐっときた!!
たぴが好きだって言ったけど、すみっコに登場する子はみんな好きです。
どの子もそうなんだけど、「完璧」さが足りないキャラが多くて、それがどことなく自分と“共鳴”するから、すごく好き....



お昼ご飯を食べにいくことになって、
おのおのが喫茶に行く時、ざっそうがラジオを消したり、
アームさんがぺんぎん?を連れて行ったり、
細やかな動きがかわいくて……!!(これには視聴者もにっこり)

おばけが掃除に夢中になったり、ほこりがふわふわ飛んでたり、
まめますたーがハマってたり……(笑)

ただ、みんながますたーに注文してる時に、
ぺんぎん?がきゅうりマシマシにしたせいで、すみっコたちから非難の目を向けられるの……
あんまりやさしくないなって思った、かな……。

もちろん、ますたーが帰って来るまでランチできないから、
なにか下で不可解な音なりなんなりがあった時にちょっと観に行こうってできる口実があるからなんだけど……
もうちょっと、すみっコらしい“やさしい”理由ができたらよかったのにな……

地下(?)で音の原因を探してる時、
ぺんぎん?がお皿をのせてよろこんでいたり、
とかげがおかあさんのことを思い出していたり、
たぴおかがたぴおかに乗っていたり(ここめっちゃかわいかった)、
ひとつひとつの動きが、すみっコの性格を表していて、すごくよかった。

そしてえびちゃんが絵本に引き込まれそうになって、
とんちゃんが必死に手を引っ張ってるの。
はぁ~~~~~とんえび~~~~~~~(クソデカ感情)
みんなで助けに入るけど、それでも絵本のなかに入っていくシーンがものすごい躍動感でしたね!


なんやかんやあって、絵本の世界に迷い込んじゃったすみっコたち。
「ももたろう」のおじいさん役になったとんかつ。
とんかつにとっての相棒のえびちゃんがいないことに気づいてから、さがして見つけるまでがかわいかったな~
絵本の住民さんにえびちゃんのこと伝えるために、
きいろたぴおかにはっぱをかぶせて「こういう子、みなかった?」ってきいてるの、
機転がきいてるし、めっちゃわかりやすいし、
言葉であまり説明しないすみっコの世界観にぴったりだった!!
えびちゃんがうさぎになりきって走ってるのかわいかった!えびちゃん、あんまり足が速いイメージがなかったけど、そんなことはなかった……とか。
あの子は、何かになりきるとなんでもできちゃうのでは??

そして、とんえびが感動の再開をしている頃、
おばあさん役になったしろくまが(配役ぴったり)むっちゃでかい桃をなんとか陸までひっぱりあげるの、その時のナレーターさんが「いや、おおきすぎでしょ!?」ってツッコミいれてるのが可愛かった(笑)
そこから桃太郎(ねこ)が登場して、桃太郎が鬼ヶ島に行って鬼を退治することを聞いて、
ねこがぺんぎん?に「そうなの?」「(うなずく)」ってシーン、
そういう細かいところに、ぺんぎん?の博識さや、ねこの恥ずかしがり屋なところがちゃんと描かれてて、もうずっとにこにこしちゃう。


そしてそして、おのおのが絵本の主役になって、その中でひよこ?の居場所を探していくはなし。



そしてまた、なんやかんやあって、絶望してしまったひよこ?が湖に入って行くシーン。
切なすぎて、思わず泣いちゃった。
みんなが湖に入って行くの、なんだかそれぞれの個性があって、すみっコの「みんなちがってみんないい」みたいなとこあった。
最初、ぺんぎん?が大慌てで湖に入って行く。そのあともみんなが追いかけてくれるんだけれども、
そこでとんかつが、自分が水に濡れちゃうとダメなことを忘れるくらい、ひよこ?を助けようとするのが、なんかかっこよくて、やさしかったな。
たぴおかが入って行ったの、最初ビビったな(笑)そっか、君たち、もともとミルクティーとかに入ってたから、水、大丈夫だったね。
とかげも、みんなのためにと、泡をいい感じにしてるの、助け合いって感じでよかった。


そしてそして、さらになんやかんやあって……

元の世界に帰るすみっコたちと、ひよこ?のひみつ……。
めちゃめちゃ切なくて、何度も映画を観てるけど、何度も泣いちゃう。

みんなが帰って行く中で、帰らないといけないけれども帰れずにいるぺんぎん?のために、
あのアームが助けてくれるところ!!
普段はすみっコの嫌がることをしたり(まあすみっコのせいなところもあったりする)嫌なやつだと思ってたけど、
ここに来て、アームが助けてくれるなんて!!ちょっと感動しちゃった。

ひよこ?がこの世界のルールを知ったところから、涙腺もろもろだったけど、
みんなが帰った後に、すみっコたちが“なかまの印”としてつけた花が散っていくところで涙腺がもうピークで、
はらりはらりと舞う花びらが、すごく綺麗なのに、切なくて……
ああ、儚い……


エンディングも、よかったなあ。
ぺんぎん??とひよこ?がアラビアンナイトの世界の時と同じように
夜空を一緒に見て、仲間だよってするシーンを、最後でもやってくれて。
なによりED曲がすみっコの雰囲気にぴったりすぎる!!!





書きたい感想、いっぱいあるけど、ちょっと疲れたので、またまとめていきたい。

そういえば、
にくいアヒルの子の説明で「醜い」っていう言葉の代わりに
"皆とちょっと違うというだけで"っていうの、すみっコ特有の
やさしいせかい、って感じで好きだな……



どんなに世界の中心がキラキラ輝いていて楽しそうでも、すみっコの方が安心する。
すみっコでしか安心できないコがいる。
安心できる、自分の居場所があるってとっても素敵なことだと思う。
今、どこにも自分の居場所がないのなら、新しい居場所を作ればいい。
すみっコ達は、それを全力で手伝ってくれるから。
そんなお話で、本当に、すみっコだからこそ描ける
「やさしいせかい」だと思いました。


この映画のどこにでも、すみっコの個性が丁寧に描かれていて、
この子だからこそのこの物語なんだって思う部分もあって、
制作スタッフのすみっコへの愛を感じました。


ラスト、多分これが一番賛否両論わかれるけど、わたしは好きだなって思いました。
予定調和、みんなが望む一番のハッピーエンドじゃないけれど、
それでも救いがあって、
これができないならこうしよう、って工夫して居場所を作ってあげるすみっコたちに
なみだが止まらなかったです。

でも否定的な意見も多いから、いわゆるこれがメリーバッドエンドなのかな???
ワカンナイ……



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