Case⑧+ 恥じらいの乙女?
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顔本は壁に背を預けて腰を下ろし、彼女の伸ばした両脚を跨いで黒岩が距離を詰める。
「えっと……これ、脱がせてもらえる感じ?」
「ん?俺が脱がすのか?」
「だって、恥ずいもん。自分からガンガン脱ぐのって」
人前での脱衣行為への抵抗感か、ここにきてまさかプライドが目覚めたか。何かが彼女の膝を閉じさせた。
「意外だな」
「何が」
「お前の性格上、自分からさっさと脱ぎそうなものだと思っていたが」
「なっ…!」
顔本は言い返さず、否、言い返せず、わなわなと震えるのみ。普段の自分が品行方正純粋無垢な女性像に似つかわしくないことくらい承知の上だが、この人物に面と向かって告げられ大ダメージを食らった。
失言だったかと黒岩は撤回を試みようとしたが、それよりも先に顔本が自棄を起こしがなり上げる。
「わかったよー!自分で脱ぐよぉーっ!」
荒々しくでネクタイを外し、座ったままスカートのファスナーを限界まで降ろした。
「っ…」
降ろしたところで、固まってしまう。
「顔本、無理にとは…」
「なっ、なんのこれしき……今笑ったな!?」
頭をくしゃくしゃと撫でてやりつつ、この場をリードすべきは自分だと黒岩は確信した。
「悪かった悪かった。こっちで全部やるから、任せてくれ」
「うぅー……お手柔らかに頼みます…」
彼女の機嫌を損ねたかと心配したが、触れても拒まれず、嫌がられる様子も特に無し。目を三角にしている割に気持ちは大分ほぐれているようだ。
それでも、今のはさすがに子供扱いが過ぎたかと黒岩は胸の内で反省する。相手の女性に礼儀を払いながら、膝から脚の付け根へ手を向かわせた。
「……失礼」
「えっと……これ、脱がせてもらえる感じ?」
「ん?俺が脱がすのか?」
「だって、恥ずいもん。自分からガンガン脱ぐのって」
人前での脱衣行為への抵抗感か、ここにきてまさかプライドが目覚めたか。何かが彼女の膝を閉じさせた。
「意外だな」
「何が」
「お前の性格上、自分からさっさと脱ぎそうなものだと思っていたが」
「なっ…!」
顔本は言い返さず、否、言い返せず、わなわなと震えるのみ。普段の自分が品行方正純粋無垢な女性像に似つかわしくないことくらい承知の上だが、この人物に面と向かって告げられ大ダメージを食らった。
失言だったかと黒岩は撤回を試みようとしたが、それよりも先に顔本が自棄を起こしがなり上げる。
「わかったよー!自分で脱ぐよぉーっ!」
荒々しくでネクタイを外し、座ったままスカートのファスナーを限界まで降ろした。
「っ…」
降ろしたところで、固まってしまう。
「顔本、無理にとは…」
「なっ、なんのこれしき……今笑ったな!?」
頭をくしゃくしゃと撫でてやりつつ、この場をリードすべきは自分だと黒岩は確信した。
「悪かった悪かった。こっちで全部やるから、任せてくれ」
「うぅー……お手柔らかに頼みます…」
彼女の機嫌を損ねたかと心配したが、触れても拒まれず、嫌がられる様子も特に無し。目を三角にしている割に気持ちは大分ほぐれているようだ。
それでも、今のはさすがに子供扱いが過ぎたかと黒岩は胸の内で反省する。相手の女性に礼儀を払いながら、膝から脚の付け根へ手を向かわせた。
「……失礼」