バタリア 1回目
ビッグバッドボスのせいで汚染された惑星オークソンの映像を観終わり、再認識する。奴を野放しにはできない。
「ビッグバッドボスの計画はヤバイッス!この宇宙の、全惑星を破壊しかねないッス!」
「人間が喰われるどころの話じゃないって訳ね…」
「へーぇ、大変だね」
ラチェットだけは他人事の様に流す。
「あんた、よくまだそんなこと言ってられるね」
「だって。オイラは計画がどうとか、もう知らないよ。きっと誰かが止めるだろ」
「キャプテン・クォークとか?」
クランクが意地悪そうに尋ねる。
「えーっと…他の誰かがやるかな?……それよりさ、さっきの隊長、砲台を取り戻す!とか言ってたよな」
あのおっさんに協力するには、建物に沿って上下左右180°と自由にひん曲がったマグネレールを辿って行くことが必要。そのためには専用ガラメカのマグネブーツを入手することが必要。更にそのためには別の惑星に行くことが必要。という、ちょっと面倒臭いお決まりパターン。
「なら、そのブーツを探しに行こう。そんで戻ってこよう、良いよね?」
「上等」
上機嫌ではないにしても、ラチェットが協力的な様で助かった。
まだ地面と平行に延びているレールの上を歩き、スタート地点まで送ってくれるプロペラ付き足場に立ち乗りする。
死にかけながらも、この星でのミッションも半分終わり。少し心に余裕ができた。そして、ある一つの疑問にぶち当たる。
「ん…待てよ?」
「何?」
「忘れ物でもしたッスか?」
「いや。あのレールさ、ブーツを手に入れたとして、私はどうやってついて行けば良いの?」
ラチェットが私をぶら下げながらレンチで敵を倒しつつ一歩一歩金属板の道を進む。無理がある。
プレイ時はラチェットの分だけで済んだから何とも思わなかったが、オークソンの奥地にはマグネブーツは一足しか存在しない。コントローラーを握っていた頃は、まさか自分の分も必要になるとは思いもしなかった。
「ブーツは二足探すぜ?まさかこの宇宙に一足限りってことは無いだろ」
「あ…うん。そう、そうだよね」
リーダーの言う通り見つかれば良いが。
「ビッグバッドボスの計画はヤバイッス!この宇宙の、全惑星を破壊しかねないッス!」
「人間が喰われるどころの話じゃないって訳ね…」
「へーぇ、大変だね」
ラチェットだけは他人事の様に流す。
「あんた、よくまだそんなこと言ってられるね」
「だって。オイラは計画がどうとか、もう知らないよ。きっと誰かが止めるだろ」
「キャプテン・クォークとか?」
クランクが意地悪そうに尋ねる。
「えーっと…他の誰かがやるかな?……それよりさ、さっきの隊長、砲台を取り戻す!とか言ってたよな」
あのおっさんに協力するには、建物に沿って上下左右180°と自由にひん曲がったマグネレールを辿って行くことが必要。そのためには専用ガラメカのマグネブーツを入手することが必要。更にそのためには別の惑星に行くことが必要。という、ちょっと面倒臭いお決まりパターン。
「なら、そのブーツを探しに行こう。そんで戻ってこよう、良いよね?」
「上等」
上機嫌ではないにしても、ラチェットが協力的な様で助かった。
まだ地面と平行に延びているレールの上を歩き、スタート地点まで送ってくれるプロペラ付き足場に立ち乗りする。
死にかけながらも、この星でのミッションも半分終わり。少し心に余裕ができた。そして、ある一つの疑問にぶち当たる。
「ん…待てよ?」
「何?」
「忘れ物でもしたッスか?」
「いや。あのレールさ、ブーツを手に入れたとして、私はどうやってついて行けば良いの?」
ラチェットが私をぶら下げながらレンチで敵を倒しつつ一歩一歩金属板の道を進む。無理がある。
プレイ時はラチェットの分だけで済んだから何とも思わなかったが、オークソンの奥地にはマグネブーツは一足しか存在しない。コントローラーを握っていた頃は、まさか自分の分も必要になるとは思いもしなかった。
「ブーツは二足探すぜ?まさかこの宇宙に一足限りってことは無いだろ」
「あ…うん。そう、そうだよね」
リーダーの言う通り見つかれば良いが。