キャナル 番外編

おまけ1
一人と一匹の混浴シーン

「そう逃げないでって、捕って食いはしないよ」
「じゃあ何するつもりなのさ」
「洗ったげるつもり」
「それくらい自分でできるよ!」
「いいからいいから」
「わっ」
「普段助けてもらってるからねー」
「……オイラだって、おねーさんには…」
「ん?何か言った?」
「何でもない!」
「そう」
「……」
「じゃあ続き言ってあげる。オイラだって、オイラだって…おねーさんには感謝してるよ…!ってとこかしら?」
「全部聞こえてるんじゃん!」
「空気読めなくてごめんねリーダー」
「ガキ扱いしやがって」
「まだ13だか14でしょ」
「……オイラの、歳も、知ってるんだ」
「……」
「……」
「……」
「あのさ、前も言ったけど、言いたくないなら別に良いよ。勿論、言ってくれたら嬉しいけどさ。でもおねーさんは気にすること無いから」
「…ごめん。自分でも、何で詰まるのか、よくわからなくて……整理ついたらちゃんと言うから」
「わかった。それより、もう少し右が痒い」
「ここ?」
「もうちょい左。そうそう……耳の中は自分でやるよ!」

体を綺麗にしてすっきりしたこともあるが、気さくな彼のお陰で元気が出た。あとは着る服が綺麗さっぱりしていれば最高な気分だ。

「リーダー、緊急事態。服が、無い…!」
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