第二部:都合の良い男
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拾った青ディスクを奪われた夢主は、その日の内に大型船へ連れ込まれた。時間も時間だが、人の気配がまるで感じられない。
「逃げようなどとバカなことは考えるなよ。ただの船とは違う」
スキンヘッドの男はそう言うものの、外観は至って普通の輸送船。
「じゃあ……何の船なんですか…?」
「表向きは何の変哲もない貿易船だが、俺がいつも」
「おい、ベラベラ喋るな」
先頭を行く男がそう制し、奥底の扉の前で足を止めた。
「安心したまえ、君の部屋も用意してある。特別に…な」
「……」
マスクをしていても、口角や声の調子から男がかなり愉しげにしている様子が伝わってくる。このまま大人しく日本の土から離れれば殺されはしないが、酷いことをされるのは確実だろう。
「さあ、入れ」
逆らいたいが、従うしかない。夢主には何の力も無いから。
「逃げようなどとバカなことは考えるなよ。ただの船とは違う」
スキンヘッドの男はそう言うものの、外観は至って普通の輸送船。
「じゃあ……何の船なんですか…?」
「表向きは何の変哲もない貿易船だが、俺がいつも」
「おい、ベラベラ喋るな」
先頭を行く男がそう制し、奥底の扉の前で足を止めた。
「安心したまえ、君の部屋も用意してある。特別に…な」
「……」
マスクをしていても、口角や声の調子から男がかなり愉しげにしている様子が伝わってくる。このまま大人しく日本の土から離れれば殺されはしないが、酷いことをされるのは確実だろう。
「さあ、入れ」
逆らいたいが、従うしかない。夢主には何の力も無いから。