番外編3:都合の良い説得
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すっかり眉を落とした夢主が例のディスクを部屋に置いたままリビングに逃げ帰ってきた。
「申し訳無いです。説得できませんでした…」
「ま、まあ、仕方無いよ…」
「相手があのロールシャッハだもんね」
エドとヒカルは微笑んでいるものの、その顔はどこかひきつっている。
アキラとジェシカも何とかフォローしようと明るく振る舞う。
「俺達が我慢すれば済むからさ!」
「そ、そうそう!臭いにもなんだか慣れてきたし!」
「みんな…」
4人の優しさに思わず目が潤んだ。
「あれに慣れるのってどうかと思うけどな」
1人の厳しさに涙がこぼれそうになるが何とかこらえた。
「……やっぱり…そうだよね…」
「もー、余計なこと言わないの!」
諦めかけた子供達の側では、大人組が新しい策を練っていた。
「……最後の手段だ」
「アイアンマン、まさか」
「プラン夢主ね」
「はい?」
「これに賭けるぞ。夢主、耳を貸せ」
作戦の題名に自分の名前が組み込まれているだけに、彼女のモチベーションは再び上昇した。きっと私主体の作戦なのだと。
夢主はその場でしゃがみ、テーブルの端に立ったアイアンマンに片方の耳を預ける。
「……は!?……そんっそんな、私はっ…!」
何故自分等はその内容を教えてもらえないのか、アキラ達は首をかしげた。
「本当にする訳じゃないですよね、言うだけですよね?」
「勿論。これならきっと奴も動く」
「……わかりました。言ってきます」
背に腹は替えられない。ロールシャッハのパートナーは目つきを変え、しっかりとした足取りで自室に出向いていった。
「申し訳無いです。説得できませんでした…」
「ま、まあ、仕方無いよ…」
「相手があのロールシャッハだもんね」
エドとヒカルは微笑んでいるものの、その顔はどこかひきつっている。
アキラとジェシカも何とかフォローしようと明るく振る舞う。
「俺達が我慢すれば済むからさ!」
「そ、そうそう!臭いにもなんだか慣れてきたし!」
「みんな…」
4人の優しさに思わず目が潤んだ。
「あれに慣れるのってどうかと思うけどな」
1人の厳しさに涙がこぼれそうになるが何とかこらえた。
「……やっぱり…そうだよね…」
「もー、余計なこと言わないの!」
諦めかけた子供達の側では、大人組が新しい策を練っていた。
「……最後の手段だ」
「アイアンマン、まさか」
「プラン夢主ね」
「はい?」
「これに賭けるぞ。夢主、耳を貸せ」
作戦の題名に自分の名前が組み込まれているだけに、彼女のモチベーションは再び上昇した。きっと私主体の作戦なのだと。
夢主はその場でしゃがみ、テーブルの端に立ったアイアンマンに片方の耳を預ける。
「……は!?……そんっそんな、私はっ…!」
何故自分等はその内容を教えてもらえないのか、アキラ達は首をかしげた。
「本当にする訳じゃないですよね、言うだけですよね?」
「勿論。これならきっと奴も動く」
「……わかりました。言ってきます」
背に腹は替えられない。ロールシャッハのパートナーは目つきを変え、しっかりとした足取りで自室に出向いていった。