番外編31:都合の良い居合い
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アクシデントこそあったものの、身体的には無事に門の外へ出ることができた。見張りの白装束忍者の目も気にせず、待ちわびていたヒカル達は駆け寄って2人の子供を迎える。
「アキラ、夢主ちゃん!」
「だ、大丈夫だった…?」
「うん!最初はどうなるかと思ったけど、なんとかなったよ」
「心配かけちゃってごめんなさい。大丈夫って言えば…大丈夫」
夢主はアキラの上着をまだ借りている。真っ赤なパーカーは制服のスカートにいまいち合っていない。袖も手首まで届かず、かといって七分丈ともいえない中途半端な長さだ。
「こっちも大変だったのよ?クリスなんか顔真っ赤にしちゃってさ~」
「一番腹立ててたのはジェシカじゃねえか」
「いや、私そーいう意味で言ったんじゃないんだけど…まあいいわ」
意地を張った結果、仲間達にも画面越しに見苦しい姿を晒してしまった。羞恥と情けなさで、とてもじゃないが皆と目を合わせることができない。
そんな夢主の気持ちを汲んでか、小さなアイアンマンは両腕を上げ伸びをしながら話題を切り替える。
「さーっ、用は済んだし帰るぞ!」
「今日の晩ご飯は?」
「和風のヴィランに会ったってことで、また寿司でもとるか」
「よっしゃー!シルバーサムライ様々だな!」
『スターク様。既にペッパー様が本日の夕食のメニューを決定されております。彼女の機嫌を損ねる可能性が高いかと』
「そんなケチ臭いこと言うな、たまには良いだろ?」
「おっすしー、おっすしー。夢主、早く~!」
前を歩く子供達、主にアキラは今夜のご馳走にはしゃいでいるが、夢主の足取りは極めて重い。ようやく今、敷地の外へ踏み出た。
なかなか切り替えられず落ち込む彼女は、履いているスカートのベルト部分前方がほつれていることにまで頭が回っていなかった。耐えきれなくなった布がストンと落ち、今度は下半身が晒け出される。
「やあぁっ!?」
「ん?どうした夢主…げっ!?」
背後からの悲鳴に皆は一斉に振り向くが、門の前でぺたんと座り込む夢主から思い思いに顔を背けた。アイアンマンだけは呆れ笑いしながら冗談をかます。
「あの破廉恥侍に、制服代と莫大な慰謝料を請求しとくか」
「うう、是非そうしてください…」
悔し涙を浮かべパンツを一生懸命隠そうとする彼女のディスクは、また激しく暴れ始めていた。
「アキラ、夢主ちゃん!」
「だ、大丈夫だった…?」
「うん!最初はどうなるかと思ったけど、なんとかなったよ」
「心配かけちゃってごめんなさい。大丈夫って言えば…大丈夫」
夢主はアキラの上着をまだ借りている。真っ赤なパーカーは制服のスカートにいまいち合っていない。袖も手首まで届かず、かといって七分丈ともいえない中途半端な長さだ。
「こっちも大変だったのよ?クリスなんか顔真っ赤にしちゃってさ~」
「一番腹立ててたのはジェシカじゃねえか」
「いや、私そーいう意味で言ったんじゃないんだけど…まあいいわ」
意地を張った結果、仲間達にも画面越しに見苦しい姿を晒してしまった。羞恥と情けなさで、とてもじゃないが皆と目を合わせることができない。
そんな夢主の気持ちを汲んでか、小さなアイアンマンは両腕を上げ伸びをしながら話題を切り替える。
「さーっ、用は済んだし帰るぞ!」
「今日の晩ご飯は?」
「和風のヴィランに会ったってことで、また寿司でもとるか」
「よっしゃー!シルバーサムライ様々だな!」
『スターク様。既にペッパー様が本日の夕食のメニューを決定されております。彼女の機嫌を損ねる可能性が高いかと』
「そんなケチ臭いこと言うな、たまには良いだろ?」
「おっすしー、おっすしー。夢主、早く~!」
前を歩く子供達、主にアキラは今夜のご馳走にはしゃいでいるが、夢主の足取りは極めて重い。ようやく今、敷地の外へ踏み出た。
なかなか切り替えられず落ち込む彼女は、履いているスカートのベルト部分前方がほつれていることにまで頭が回っていなかった。耐えきれなくなった布がストンと落ち、今度は下半身が晒け出される。
「やあぁっ!?」
「ん?どうした夢主…げっ!?」
背後からの悲鳴に皆は一斉に振り向くが、門の前でぺたんと座り込む夢主から思い思いに顔を背けた。アイアンマンだけは呆れ笑いしながら冗談をかます。
「あの破廉恥侍に、制服代と莫大な慰謝料を請求しとくか」
「うう、是非そうしてください…」
悔し涙を浮かべパンツを一生懸命隠そうとする彼女のディスクは、また激しく暴れ始めていた。