番外編16:都合の悪い状況
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アベンジャーズ全員が同時にD・スマッシュしスタークジェットから大型船に向かうという、本編ではあり得ないシーンです。
シャッハさんが5分ちょいで「船内に閉じこめられている夢主を連れてジュウベエを伸してデッキに戻って来られる」筈が無い!ので、お蔵入り。
空を飛べるアイアンマン、ソー(遠心力だけど)、ワスプが、ロールシャッハ、ハルク、キャプテン・アメリカをそれぞれ運んでいます。
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「ロールシャッハ。この作戦が終わったら、ちゃんとフロに入るんだぞ?」
「何故だ」
アイアンマンに抱えられているロールシャッハが冷たく返す。
「今後、俺がお前を運ぶ気になれないからだ。これ以上お前の臭いが俺のアーマーに移って女性人気が落ちたら、その責任はどうしてくれるんだ!」
側に居るキャプテン・アメリカは何を言うでもなく2人の会話を聞いている。
「安心しろ。貴様の様な浮ついたヒーローに頼るのは今回限りだからな」
「浮ついてるとは、失礼な!」
「失礼か?」
ソーにぶら下がっているハルクがすかさず突っ込んだ。
「それに、余計な女が寄り付かないアーマーが手に入るぞ」
「硬派なアイアンマンにイメチェンって訳ね」
「俺はお前と違って、その点はそのままで良いの!てか、それが良いんだ!ハァ~、どうせなら野郎の配達じゃなくて、美しい女性と一緒に夜の街でも飛び回りたいもんだ」
「美しい女性じゃなくて悪かったな」
返事の言葉には感情が何一つ込められていなかったが、彼自身はそれほど不機嫌ではなさそうだ。
『スターク様』
と、機械的な音声もこのお喋りに参加する。
「何だ?ジャーヴィス」
『現在、スタークジェットと通話回線が繋がれているため、先程の会話は全てペッパー様に筒抜けです』
「げっ」
トニー・スタークがビクッと肩を揺らした。その振動と同時に、彼に直接掴まっているロールシャッハのマスクも一瞬で模様を変えた。
『非常に好ましくない状況かと』
「ペ、ペッ……ペッパァ?」
返答は無い。
「フン。自業自得だ、この助兵衛男」
「ロールシャッハ。貴方の口から言われなくても、これを聞いていたみーんながそう思ってるわよ」
ワスプの意見に、機内の子供達は目を瞑り揃って数回頷いた。
「全く、トニーったら…そんなことより、見つけたわ」
シャッハさんが5分ちょいで「船内に閉じこめられている夢主を連れてジュウベエを伸してデッキに戻って来られる」筈が無い!ので、お蔵入り。
空を飛べるアイアンマン、ソー(遠心力だけど)、ワスプが、ロールシャッハ、ハルク、キャプテン・アメリカをそれぞれ運んでいます。
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「ロールシャッハ。この作戦が終わったら、ちゃんとフロに入るんだぞ?」
「何故だ」
アイアンマンに抱えられているロールシャッハが冷たく返す。
「今後、俺がお前を運ぶ気になれないからだ。これ以上お前の臭いが俺のアーマーに移って女性人気が落ちたら、その責任はどうしてくれるんだ!」
側に居るキャプテン・アメリカは何を言うでもなく2人の会話を聞いている。
「安心しろ。貴様の様な浮ついたヒーローに頼るのは今回限りだからな」
「浮ついてるとは、失礼な!」
「失礼か?」
ソーにぶら下がっているハルクがすかさず突っ込んだ。
「それに、余計な女が寄り付かないアーマーが手に入るぞ」
「硬派なアイアンマンにイメチェンって訳ね」
「俺はお前と違って、その点はそのままで良いの!てか、それが良いんだ!ハァ~、どうせなら野郎の配達じゃなくて、美しい女性と一緒に夜の街でも飛び回りたいもんだ」
「美しい女性じゃなくて悪かったな」
返事の言葉には感情が何一つ込められていなかったが、彼自身はそれほど不機嫌ではなさそうだ。
『スターク様』
と、機械的な音声もこのお喋りに参加する。
「何だ?ジャーヴィス」
『現在、スタークジェットと通話回線が繋がれているため、先程の会話は全てペッパー様に筒抜けです』
「げっ」
トニー・スタークがビクッと肩を揺らした。その振動と同時に、彼に直接掴まっているロールシャッハのマスクも一瞬で模様を変えた。
『非常に好ましくない状況かと』
「ペ、ペッ……ペッパァ?」
返答は無い。
「フン。自業自得だ、この助兵衛男」
「ロールシャッハ。貴方の口から言われなくても、これを聞いていたみーんながそう思ってるわよ」
ワスプの意見に、機内の子供達は目を瞑り揃って数回頷いた。
「全く、トニーったら…そんなことより、見つけたわ」