番外編15:都合の悪い強盗
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ガラスで出来た自動ドアが開いた途端、エドは店内に駆け込み窓際の本・雑誌コーナーの前で急ブレーキをかけた。
「あ!あったー!」
明るく元気な声を上げ、立て掛けられている雑誌の中から目的の物を抜き取り、胸に抱えて振り返った。
「ありがとう、夢主!ゲットできたよ!」
まだ支払いを済ませていないが、エドは既に目的物を手に入れた気になって無邪気にはしゃいでいる。
「やったね!」
「あ…でも一冊しかないや…」
近くで棚整理していた店員に確認すると、並べているものしかありませんと言い残し、会計待ちで並んでいる客をさばきに戻っていってしまった。
「私は別に良いよ。エドくんが買いなよ」
「良いの?」
「うん。ロールシャッハさんの記事だけ切り抜かせてもらうから」
「ええーっ!?それは困るよ~!」
「そっか…」
半分冗談のつもりで言ったが全力で反対されてしまった。諦めて年下の子供に譲ることにし、会計へ向かおうとレジの方を見た。
「あ!あったー!」
明るく元気な声を上げ、立て掛けられている雑誌の中から目的の物を抜き取り、胸に抱えて振り返った。
「ありがとう、夢主!ゲットできたよ!」
まだ支払いを済ませていないが、エドは既に目的物を手に入れた気になって無邪気にはしゃいでいる。
「やったね!」
「あ…でも一冊しかないや…」
近くで棚整理していた店員に確認すると、並べているものしかありませんと言い残し、会計待ちで並んでいる客をさばきに戻っていってしまった。
「私は別に良いよ。エドくんが買いなよ」
「良いの?」
「うん。ロールシャッハさんの記事だけ切り抜かせてもらうから」
「ええーっ!?それは困るよ~!」
「そっか…」
半分冗談のつもりで言ったが全力で反対されてしまった。諦めて年下の子供に譲ることにし、会計へ向かおうとレジの方を見た。