番外編14:都合の良いパーカー
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すっかり大人しくしているように見えた夢主は目の色を変え、胸元に構えられている刀身を素手で思い切り掴んだ。
「何っ!?」
そのまま奪い取ろうとするが、さすがに大人の力には適わない。
ジュウベエは抵抗する子供を愛刀から引き離そうとするが、相手はティムが必要としている実験体。ディスクを投げるための手を切り捨てる訳にはいかず、無闇に刀を振るえずにいた。
動きが無く地味だが危なっかしい取っ組み合いと距離を取るため、ジョエルは夢主の腕から手を離した。他のメンバーも容易に近付けずうろたえている。
「っんの、離しやがれ!」
「いっ…!」
夢主は自由になったもう片方の手でも武器を押さえようとしたが、赤色マスクの男に胴を蹴り飛ばされ、その拍子にドスから離した手の平と指から数滴の血が滴り落ちた。
「夢主!」
「だ、大丈夫…」
目元を解放されたアキラ達が駆け寄る中、夢主は悪党を見据えながら手をつかずに立ち上がった。
「何っ!?」
そのまま奪い取ろうとするが、さすがに大人の力には適わない。
ジュウベエは抵抗する子供を愛刀から引き離そうとするが、相手はティムが必要としている実験体。ディスクを投げるための手を切り捨てる訳にはいかず、無闇に刀を振るえずにいた。
動きが無く地味だが危なっかしい取っ組み合いと距離を取るため、ジョエルは夢主の腕から手を離した。他のメンバーも容易に近付けずうろたえている。
「っんの、離しやがれ!」
「いっ…!」
夢主は自由になったもう片方の手でも武器を押さえようとしたが、赤色マスクの男に胴を蹴り飛ばされ、その拍子にドスから離した手の平と指から数滴の血が滴り落ちた。
「夢主!」
「だ、大丈夫…」
目元を解放されたアキラ達が駆け寄る中、夢主は悪党を見据えながら手をつかずに立ち上がった。