番外編14:都合の良いパーカー
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コートの対角線上では、アキラとジェシカがボールの着地部分をしゃがんでじっと見ていた。
「これインかぁ?」
「微妙なところね」
その跡は、流木で掘って描いた線の丁度中心に乗っかっていた。ボールを拾って戻ってきたヒカルやホログラムのヒーロー達も一緒にその凹んだ砂を覗き込む。
「ギリギリ入ってるよ」
「えー、これアウトでしょー?」
「ジェシカの言う通り!これで俺達のマッチポイントだ」
「俺達って…トニーは何もしてないだろ?」
「おいおい、俺はチームのリーダーとしてみんなに指示を出してるだろ?」
「うるさいだけじゃんか」
「何だとっ?」
アキラは不満そうに口をとんがらせてそっぽを向いた。
「ったく、何ごちゃごちゃ言ってんだよ」
なかなかはっきりしない判定にクリスはしびれを切らし、ネットをくぐろうとした。
「うわぁっ、夢主!!」
エドの悲鳴に4人が振り向いた瞬間、彼は突き飛ばされたのかクリスの近くで尻餅をついていた。
コートの後方では、この暑い中黒い服をしっかり着込んだ大人5人によって仲間が拘束されていた。
「これインかぁ?」
「微妙なところね」
その跡は、流木で掘って描いた線の丁度中心に乗っかっていた。ボールを拾って戻ってきたヒカルやホログラムのヒーロー達も一緒にその凹んだ砂を覗き込む。
「ギリギリ入ってるよ」
「えー、これアウトでしょー?」
「ジェシカの言う通り!これで俺達のマッチポイントだ」
「俺達って…トニーは何もしてないだろ?」
「おいおい、俺はチームのリーダーとしてみんなに指示を出してるだろ?」
「うるさいだけじゃんか」
「何だとっ?」
アキラは不満そうに口をとんがらせてそっぽを向いた。
「ったく、何ごちゃごちゃ言ってんだよ」
なかなかはっきりしない判定にクリスはしびれを切らし、ネットをくぐろうとした。
「うわぁっ、夢主!!」
エドの悲鳴に4人が振り向いた瞬間、彼は突き飛ばされたのかクリスの近くで尻餅をついていた。
コートの後方では、この暑い中黒い服をしっかり着込んだ大人5人によって仲間が拘束されていた。