ヒロアカ 第一部
目を覚ましてしまえばやることは前と特に変わらない。夏休み終了まで後一週間と数日は訓練と勉強を繰り返す。その予定だった。
人使はあの日から少し心配性を拗らせたようで、俺のことをすぐ手放しに褒めようとするし飯と休息が足りていなそうに見えるとやっている最中の課題は取り上げられた。
先生もそれは同じで俺のことを見る目がどこか生易しくて暖かい。
微妙にむず痒くて、なんとなくやりづらく感じるそれらを出久と勝己に相談してみればいい傾向だと喜ばれた。
弔は相変わらずで三日に一回短い連絡が届き、時間が合えば黒霧さんを通してあちらに向かうか、弔がこちらに来て朝まで一緒に過ごす。ゲームをしてたの言葉通りスピナーと一緒にゲームをしたときは途中でヒミコちゃんとトゥワイスが乱入して大いに盛り上がった。
ちょこっと睡眠を削ってしまってはいるけど、人と遊ぶのは楽しいし息抜きにもなる。
「出留」
『ん?』
「ぼーっとしてたけど大丈夫か?」
呼ばれたことで意識を戻す。周りは食堂で目の前には食器とそれに乗せられた料理があってそういえば晩飯の最中だったと止まってた箸を動かした。
『考え事してた』
「…………」
『あ、別に悩みとかじゃないから平気。…ほら、来週末にうちの子仮免試験あるじゃん?』
「…ああ、そうだな」
振った話題は正解だったのか人使は納得したように頷いた。
来週末、日曜日のその日は夏休みの最終日でもあり、なおかつヒーロー免許の仮免試験日だった。
通常ヒーロー免許の仮免試験は高校生から受験できるが大抵の学校で二年生から受験するのに対し、今年の雄英は昨今の事情を鑑みて一年生も受験させることにしたらしい。
周りが一年積み上げてきた経験を今詰め込んでいる一年生は相当に訓練が厳しいそうで、出久も勝己も必殺技の作成、熟練に励んでいた。
「二人の様子はどうなんだ?」
『んー、勝己は元々いろいろやりたいことあったから具体的なアドバイスと専用の時間が用意されてまあまあ進んでるって』
「へー、彼奴らしい。緑谷は?」
『出久は腕がやばいらしくて、新しい技っていうかそもそもの戦闘方法を模索中だって』
「…彼奴も大変なんだな」
人使の言葉に苦笑いを浮かべる。
出久の腕が致命傷一歩手前のぎりぎりまで壊れたのは数週間前の話。俺が弔によって招集されてた頃、襲撃してきてた敵と交戦しできた傷は出久の今後を制限するものだった。
俺が弔といた期間にかけてもらった養護教諭の個性やわりかし最先端の医療を用いても、今までのどれよりも深くて完璧な修復は不可能だそうだ。
『あまり無茶はしないでほしいんだけどね…』
「緑谷のことだから、何言っても誰かを助けに行くだろ」
『あー、やっぱ人使もそう思う?』
「ああ」
人使の言葉に頭を掻く。
夏休みの最中に起きた事件は大きく分けて二つ。俺が拐われたことと林間学校襲撃事件。目の前で拐われ一週間ほど帰ってこなかった俺と、そこで大きすぎる怪我をした出久。入寮時の三者面談の際にある程度母の気持ちは聞いているけど今回俺がまたぶっ倒れたことで母の心労はMAXだと思う。
連絡を取ってくれていた勝己から勝さんと光己さんがある程度フォローしてくれたと聞いているけど、直接顔を見せたほうがいいかもしれない。
『外出許可っておりるとおもう?』
「え、急にどうした?」
『んー、いろいろあったから一回母さんに顔を見せに帰ろうかなって』
「あー、たしかに。今日の訓練終わったら先生に聞いてみたらどうだ?」
『そうする』
気づけば向かいの人使はほとんどの皿を空にしてる。訓練のための準備時間も確保しないといけないから残っていた分は会話を諦めて早めに咀嚼して飲み込んだ。
外出は相談してみるとあっさりと許可された。事前に申請をしてあること、緊急連絡先を設け、必ず連絡が取れるようにしておくこと、一人で暗いところにいかないこと、門限までに帰ってくることが条件だった。
これは弔たちとの遊びでも外出ができそうだ。
早速申請を出して二日後に日帰りで里帰りすることにした。
試験勉強に忙しい出久と勝己の分の伝言もあずかって、人使に見送られ雄英を出る。
久々に外に出た。深く被った帽子と眼鏡で申し訳ない程度の目くらましをして電車に乗り、家に向かう。途中で買い物を一つしてから数週間ぶりの我が家の呼び鈴を押した。
慌ただしく足音が近づいてきて扉が開く。
「出留!」
『ただいま、母さん』
飛び出してきた母さんを支えながら家に入る。溜まってる涙を拭ってあげて後ろ手に鍵をしめた。
「出留、体は大丈夫なの?」
『平気だよ』
「よかった…っ!」
また泣きそうな母に笑って宥める。向こう側から届く香りに首を傾げた。
『何か作ってる?』
「あ!!」
慌ててキッチンに走っていく母さんの背中に思わず笑みを零して、靴を揃えてから奥に進む。
数日帰ってきてなかっただけで懐かしく感じる廊下を歩いて、洗面所で手洗いを済ませてからキッチンを覗いた。
「ご飯!もうすぐできるからね!」
『用意しといてくれたの?ありがとう』
室内に漂う芳ばしい香りに忘れてた腹の虫が鳴く。もうすぐと言ってくれていたし、準備は早いほうがいいだろう。
物置から必要なものを一つ取って、洗面所で軽く中身をすすいでから水を溜める。そこに買ってきたものを挿してリビングに戻れば皿が並び終わったところで、空いているスペースにそれを置いた。
「まぁ…!とてもきれい!買ってきてくれたの?」
『うん、家の中が少しでも明るくなったらいいかなって』
「出留…!ありがとう!!」
感極まって涙を浮かべる母に相変わらず涙脆いなと苦笑いを浮かべてハンカチを差し出す。
『せっかく作ってくれたご飯、冷めたらもったいないから食べよ?』
「ん!出留の好きなもの用意したからね!おかわりもいっぱいして!!」
『ありがと、俺むっちゃ腹減ってるんだよね』
並んだ焼き魚に煮物やおひたしの類はたしかに俺の好きなもので、緩む口元を抑えながら両手を合わせた。
『いただきます』
煮込まれた野菜を取って口の中に運ぶ。だいぶ食べなれてきていた食堂の料理も美味しいけれど、やっぱり家の料理は違うらしい。
食べるのに夢中になっていたせいか会話は少なかったけれど母さんは嬉しそうに笑っていて、皿の上の料理や炊かれていた米をすべて平らげたところで息を吐いた。
『ご馳走でした』
「ふふ、久々にこんなに食べる出留を見たよ」
『母さんの料理が美味しかったから。やっぱ家のご飯が一番好き』
「そっか」
目尻を下げて口角を上げる。ゆるい笑みに精神はだいぶ落ち着いているのを感じ取って、お茶に手を伸ばして喉を潤した。
『母さんは?最近どうだった?』
「いつも通り。ご飯作って掃除して、たまに光己さんとお出かけしたりするかな」
『父さんは元気?』
「うん。あ、そうそう、もしかしたら年末年始くらいに帰ってこれるかもしれないって!」
『へぇ…!会うの何年ぶりだっけ?』
「ええと、もう五年くらいじゃないかしら…?」
『うわ、そんな会ってない?』
「小学生の卒業ぎりぎりくらいだったでしょ?」
『あー、そうかも』
「まだ確定はしてないから、出久には秘密にしておいてね?」
『はーい』
父の声どころか顔すらもあやふやではあるけど、数年ぶりに会えるとなればそれなりに嬉しい気持ちはある。出久も小さい頃は良くヒーローごっこに付き合ってもらっていたし、あの頃の出久の記憶しかない父からすれば今の体が出来た出久は別人に感じるかもしれない。
『早く連絡来るといいね』
「そうね!」
そのときは四人で出かけましょうかなんて笑った母さんに頷く。
「一日目はゆっくりして、二日目くらいからなら出かけたいわ。うん、家族旅行もしたい…ああ、でもお父さんのご実家のお墓参りも大切よね。また行かないと!」
『…………ああ、うん、そう…だ、ね…?』
母の言葉に首を傾げる。なんとなく違和感を覚えたけれどなにが変だったのかわからない。
「はやく連絡こないかしら!」
『…、待ち遠しいね』
楽しそうな母にさっきの感覚は気のせいかなと違和感を追いやって笑った。
日帰りのため、名残惜しくはあるけど昼少し過ぎたところで家を出た。その足で近くの勝己の家に挨拶をしに行き、お礼品を渡して電車に乗る。
雄英とは少し違う方面のその場所で降りて、繁華街の近くの裏路地に携帯をいじって待っていればふわりと靄が現れ、小さなそれは大きくなって中から顔が覗いた。
「早いな」
『予定の時間通りじゃね?お疲れー』
「お疲れ」
帽子を被った俺と同じようにパーカーの大きめのフードをかぶってる弔は一歩前に出て靄から離れる。
送迎してくれてる黒霧さんに手を振って挨拶をしてからさぁと顔を見合わせた。
『行こっか』
「何するんだ?」
『んー?特に決めてなかったなぁ』
「無計画かよ」
『弔、したいことない?』
「楽しいこと」
『そうだね。腹は?』
「普通」
『じゃあ飲み物買って、ふらふらする?』
「それが楽しいなら」
『やってみればわかるよ』
時間は二、三時間程度しかないし、本格的に何かするには心もとない。周辺の地理を思い出しつつ歩き始めた。
「お前目悪かったか?」
『全然?気持ち程度の変装』
「へー。…なんかインテリっぽい」
『あー、眼鏡のイメージってたしかにそれだよな』
「真面目そう」
『学校では優等生で通ってるからそのとおりだけどね』
「節穴しかいないな」
『俺の猫かぶりが上手なんだよ』
会話を続けながらコーヒーショップに入る。全国ほとんどどこにでもある世界規模のチェーン店のそこは、夏休み中だからか店内には人が多い。
レジも4つ設置されたものがすべて稼働していて常にミキサーの音が響いてる。
7人ほど並んでる列の後ろに続いて、レジの上にあるメニューを指した。
『何にする?』
「うまいもんがいい」
『んー、甘いものか苦いものか、すっきりしたのか』
「甘いのかすっきり」
『りょーかい』
シーズンごとに変わるメニューは、期間限定品がももかマンゴーらしい。もものフラペチーノとバニラベースのフラペチーノに決めたところでレジに通された。
二つ、カスタマイズはそこそこに注文をして、弔を見ればじっと何かを見据えてるから視線の先を追う。
『あ、あとそこのスコーンとクッキー、あとキッシュも一緒にください』
「かしこまりました!」
にっこりと頷いた店員に弔の視線が帰ってくる。
「おすすめか?」
『うん。美味しいよ』
口元を緩めた弔に会計を済ませて横にずれる。店内は混雑してるからもらったら歩きながら食べればいいだろう。
『そういえばこの間やってたゲーム、進捗はどう?』
「まあまあ。スピナーがすぐ死ぬ」
『あれ?珍しいな』
「女が連れ去られて気づいたらゲームオーバーになってる」
『あー、なるほどね』
今やってるゾンビゲームはシリーズもので、その前のやつはそう苦戦している様子はなかったから不思議だったけど、今回のゲームの連れがいるシステムがスピナーは不得意だったらしい。
『弔は?』
「たぶん最終決戦あたりまできた。今度出留が来たら進めてクリアする」
『まじ?超絶プレー楽しみにしてるわ』
「ああ、刮目しろよ」
口角を上げた弔は機嫌が良さそうだ。ちょうどよく出来上がったフラペチーノを二つ受け取って追加で買った軽食の入った袋を受け取った。
少し考えて先に甘みの少なそうな桃のフラペチーノを渡す。
『あっちに座れるとこあるから行こ』
「ん」
店を出てすぐのところにある休憩スペースは店内よりも空席があってそのうちの一つに腰掛ける。ずっと持ってカップを見てた弔が顔を上げるから頷いた。
「いただきます」
小さな挨拶の後にストローに口をつける。中身をすすって、目を輝かせた。
「甘いけどさっぱりしてる、うまい」
『ほんと?期間限定はほとんどハズレないから弔も好きでよかったよ』
「出留も飲んでみろ」
『じゃあ交換な』
まだ口をつけてなかったバニラフラペチーノを渡す。そちらも同じように飲み込んで更に目を丸くした。
「こっちのが甘いけどこれもうまい」
『ん、どっちも口にあったんだな。兄ちゃんは安心したぞ』
「買ったやつも楽しみだ…!」
『開けて食べようか』
袋から取り出せばとりあえずとクッキーから齧りだす。これもうまいと口元を緩める弔に思わず笑みをこぼしながら桃のフラペチーノを飲む。
『あ、ほんとだ。甘すぎなくておいしい』
「だろ」
『ははっ、なんで弔がドヤってんのさ』
自慢げな弔はスコーンもひとくち食べて頬を緩ませ、フラペチーノを交互にすする。楽しそうな様子に開けたフォークでキッシュを掬って口に運んだ。
甘い口の中を一掃する塩気は慣れた味で、ふいに視線が上がったから同じようにひとくち分掬って差し出した。
「ん、これもうまい」
弔の食生活を黒霧さんは心配していたけど、案外弔は好き嫌いがない。口元へ運べば大抵のものは食す。強いて言うのであれば自分で食べるのを面倒臭がるせいで、一人にすると片手で食べれるような簡単なものを選びやすい。
二口目も簡単に口を開いて咀嚼して飲み込む。二種類のフラペチーノとクッキーにスコーン。それから口直しのキッシュと口の中が飽きたら違う味を繰り返せばすぐにカップは空になって、使い終わったフォークを置いた。
『思ったより食べたね』
「どれもうまかった」
『そっかそっか』
えらく機嫌がいい弔に自然と笑みが浮かぶ。
『気に入ってもらえたならなにより』
「出留の好きなものなら、俺も知ってみたいしな。これからも連れてってくれ」
『もちろん。いろんなとこに遊び行ってなんでも食べよ』
会話を楽しんでいれば不意に弔の眉間に皺が寄る。流れるようにポケットから携帯を取り出すと画面を確認して、息を吐きながら指先で画面に触れた。
「なんだよ」
「ご歓談中に申し訳ありません。至急お耳に入れたいことがございまして」
「はあ?ふざけんな。今出留と居んだぞ」
「ええ、もちろん存じ上げております。けれど誠に恐縮ですがこちらを優先していただけないでしょうか」
「……はぁー…っ」
イライラし始めた弔の指先が首を引っ掻き始める。物を壊さないようにはめられてる手袋のおかげで皮膚は直接傷つけていないものの、赤みを帯びていく肌に、手を伸ばして左手を繋ぐ。
『弔、そう怒んない』
「だって黒霧が横入りしたんだぞ」
『それはそうだけど、ほら、黒霧さんだって仕事の連絡をくれてるんでしょ?それなら聞いてあげないと』
「なんで。やだ」
『あー…あ、それなら、今は黒霧さんのとこ行ってさ、それでもし良かったら今日の夜にでも続きの話しようよ』
「、お前夜時間平気なのか?」
『弔のためなら空けておくよ』
目を丸くしてから唇を結ぶ。少し悩むような間を置いて視線を落とした。
「黒霧、迎えに来い」
「はい。ありがとうございます」
「二回目はないからな」
では先程の場所でと言葉を残して通話が切れる。
深いため息をついて弔の視線が上がった。
「さっきんとこ戻る」
『見送るよ』
立ち上がろうとする弔についていく。食べ終わった使い捨ての食器をゴミ箱にまとめて捨てて、不服そうな顔の弔は俺を見上げた。
「夜、何時になる?」
『んー、いつもと同じくらいかなぁ』
「わかった」
『ゲームする?』
「する」
こくりと頷いた弔はまた息を吐いて、首元に手をやろうとしてぴたりと止まる。不思議な行動を見守っていれば止まっていた左手は下ろされて、右手の指を掴んだ。
『珍しいね?』
「出留、俺の癖止めたがるだろ?」
『うん。だって痛そうなんだもん。自分で止められてえらいね』
「ん」
外れないように掴まれてる指を曲げて結ぶ。
『黒霧さん待たせるのもなんだし、行こうか』
「彼奴は永遠に待たせとけばいい」
『それは流石に可哀想じゃない?』
いくら代案を出したとはいえ機嫌はあまり良くないらしい。この後、黒霧さんは無事だといいけどと思いながら歩き出す。
『夜はなんかお菓子持ってく?』
「昨日ミスターが買ってきたのがある」
『え、コンプレスが?』
「ああ。何か知らないけど大量にな。後、それを見たトゥワイスとマグネが自分も買ってくるって張り切ってたから今日か明日あたりにも買ってくるだろうし当分は手ぶらで平気だぞ」
『みんなお菓子にハマりすぎじゃない?』
「ああ、しかも買ってくる量と消費量が合わなすぎてる」
『あー、弔以外だと積極的に食べるのヒミコちゃんくらい?』
「ん、スピナーはちょっとしか食わねぇし、食う量以上にトゥワイスとマグネは買ってくるからな。黒霧は見てるだけだし、荼毘に至ってはあんま来ないから数に入れてない」
『荼毘さんていつも忙しそうだよね』
「なんかすげー奴が自分から連合加入に志願してきたらしくて、そいつの相手してるんだとよ」
なんでもいいから菓子持って帰ってくれないかなと弔はぼやく。荼毘さんの勧誘中の相手よりもお菓子の消費に意識が持って行かれてる様子にそれでいいのかリーダーなんて前にも思った感想を抱いて飲み込んだ。
つい数十分前に離れた場所に戻って、そうすれば見計らったかのように靄が現れた。
「お待たせいたしました、死柄木弔」
「待ってねーけど、次はないからな」
「はい。承知しております。出留さんも、本当に申し訳ありません。そしてありがとうございます」
『いえいえ。夜にお邪魔させていただくと思うのでお手数おかけしますが送迎お願いします』
「こちらこそ、連絡をお待ちしております」
ふよふよと靄をゆらして微笑む。弔は仕方なさそうに手を離して、靄の中に片足を入れると振り返った。
「すぐ連絡しろよ」
『りょーかい。またあとでな』
「ん、またあとで」
手を振って二人を見送る。一人になってしまった路地裏に息を吐いてから路地を離れる。
後二時間ほど弔と遊んで帰る予定だったから妙に時間が余ってしまった。
少し考えてからまあいいかと帰路につくことにした。夜に予定ができたし、課題と筋トレだけして早めに支度を整えておけばいいだろう。
アプリを一つ呼び出した。まだ訓練中の二人はすぐに返事はないだろうけど、俺の単独行動を心配してたから連絡を入れておくことにした。
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