癸の試練
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帰り道は来た時よりも足取りが軽い。美味しい物を食べたせいか、二人とも昼間の争い事をすっかり忘れたかのように無邪気な笑みを浮かべている。
「師範、御馳走様でした。すごく旨かったです」
「だろっ!? 俺はね、給金が入ったらあそこで鰻を食べるんだ。あそこはね、隊士御用達の店でね、ちょっとだけ安くしてくれるんだ。昔、あの店の女将が鬼殺隊に助けられた事があったらしくてね、そのお礼として隊士割引があるんだよ」
清治がまだ実家に住んでいた頃、琵琶湖で漁をしている檀家の人間から何度か鰻をもらって家族で食べた事があるが、それ以来であり、今日の鰻は実に五、六年ぶりの物だった。
この時代、うな重は成金が好んだ贅沢品であり、かなりの金額であった。明治期に浜名湖で鰻の養殖場が作られて大都市に安定的に出荷されていたものの、庶民が気軽に手を出せる金額ではなかった。
そんな清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟で食べるような高級な鰻を、贅沢にも給金が入る度に食べると言う善逸には少々金の使い方に疑問を持ってしまうのだが、いつ死ぬかも知れない身の鬼殺隊士にとっては、毎食が最期の晩餐になってしまう可能性もある。死んでも財産相続する者がいない善逸にとって、自分で稼いだ金は全て自分の為に使うというのも正しい選択肢かもしれない。
「師範、実は今日俺にもやっと給金が入ったという知らせがあったんですよ」
「へー、良かったじゃん。いくらもらったの?」
「そっ、それは……。でも思っていたよりも多かったので驚きました。本当ならお世話になった師範に、初めての給金で何かお礼をしなければならなかったんでしょうけど、今回は借金もありますから次回にお礼をさせてください」
いつもは軽口ばかり言う清治が真面目に言うので、善逸は何だか照れくさくなった。
「何だよ、改まっちゃって。別にいいんだよ、そんな事は。俺なんか師範だって言っても何もしてないんだし」
「でも……」
「もし何かしてくれるって言うなら、お願いがある。俺の唯一の願いはさ、禰豆子ちゃんが人間に戻って、炭治郎と一緒に平穏に暮らしてほしいって事なんだ。俺を師範だと慕ってくれるなら、お前も協力してほしい。それ以外、俺にはお前に望む事なんてないんだよ。清治は十分に強いと思うし、俺に教わらずともこれからどんどん経験を積んでいけばそれでいいと思う」
善逸の言う通り、清治の鬼殺隊人生はまだ始まったばかり。隊士は常に成長途上であるので、日々技を磨き続けなければならないものだ。隊士になった以上は今さら手取り足取り教えてもらうよりも、先輩の技術をしっかりと見て戦法を学ぶ事の方が重要である。
「師範はそんなに炭治郎さんの妹が大切なんですか?」
「そりゃあね。禰豆子ちゃんは炭治郎が留守の時に目の前で鬼に家族を殺されて、あの子自身は鬼にされてしまったらしい。なぁ清治、鬼っていうのはさ、鬼になりたくてなった人ばかりってわけじゃないんだよ。禰豆子ちゃんだって鬼になってしまって苦しんでいるんだ。それを解かってほしい。炭治郎にとっても唯一生き残った家族なんだ。炭治郎は俺の親友だし、親友の大切な人は俺だって大切にしたい。それっておかしい事かな?」
家族は大切。どんなに仲が悪くても、家族という絆は切っても切れないものだ。清治はふと獪岳の事を思い浮かべた。家族はいないと頑なに言い張る獪岳と善逸には、きっと本人たちが知らない秘密がある。
「師範は幼い頃に勾玉を持っていませんでしたか?」
「えっ、勾玉……? ああ、持ってたよ。盗まれたけどね」
「盗まれた?」
「いつだったかな、神社の軒下で寝てる間に盗られたみたいなんだ。あれがなくなってから、ろくな事なくてさー。警察に泥棒だと勘違いされて追いかけられたり、ちょっとぶつかっただけで骨折れた、どうしてくれるんだって言われて、とんでもない慰謝料請求されたりね。アハハ、ひょっとして厄除けの御守りだったのかな、アレ」
善逸は思い出しながら苦笑いをしている。清治は驚いた顔をして聞いていたが、その理由は善逸に起こった不運を聞いたからではない。
「そうそう! そんでさ、兄貴に初めて会った時、兄貴の首に俺が持ってたのと同じ勾玉があってさ。俺のじゃんって思って、兄貴にそれって盗んだ物? って訊いたんだ。今思えばよく訊いたもんだけど。案の定、泥棒扱いしやがって、ふざけんなよってめちゃくちゃ文句言われた。拾った物だって言い張ってたけど、あれは嘘だね。俺には分かるんだ、音で。あれは完全に嘘の音だった」
疑念が確信に変わった。確かに善逸にそう訊かれた獪岳は嘘の返答をしたのだろう。獪岳の勾玉は母親からもらった物で、人から奪った物ではないからだ。正直に言わなかったのは、母の形見を大事に持っている事で女々しい奴だと思われたくなかったからかもしれない。
「あの、その勾玉ってどういう物だったんですか?」
「さぁ。気が付いたら首から下げてた。多分生まれた時からだから、俺はそれを変だとも思ってなかった。みんなも普通に持ってるんだろうって思ってたから。まぁ、失くしても別にいいかって感じだった。でもあれって高く売れるんだってね! 惜しい事したなぁ。兄貴も大事に持ってんのは金になるからだと思うんだけどさ、アハハハ。博打で金欠になったら質に入れて金借りてんじゃない?」
伝えるべきか、そっとしておくべきか。
たったこれだけで血の繋がった兄弟だと断定するのは早計かもしれない。もし間違っていたら、無駄に傷つけてしまうかもしれない。
清治は悩んだが、家族が欲しいと言っていた善逸には、ちゃんと家族がいる事を知ってもらいたい。そうすれば、たまに見せる寂しげな表情も少しは減るのではないか。
「どうしたんだよ、清治。何でそんな音を出してんのさ」
涙を堪えてうつむく清治の背に善逸は手を伸ばした。
「……分かってんだよ、俺。兄貴の勾玉の事だろ? じいちゃんからもそうじゃないかって言われてたんだ。でもさ、確証なんてないじゃん。しのぶさんなら血とかでどうにかして繋がりを調べられるかもしれないけど、それが判ったところで何にもならないだろ。兄貴は俺のこと嫌いだし、絶対に受け入れないよ。だからいいんだよ、これで」
知っていて、黙っている。善逸は自分の気持ちよりも獪岳の気持ちを優先して確かめずにいる。
「気付いていたんですね。もしかして、ずっと『兄貴』って呼んでいたのは……」
「うーん、まぁね。だって、獪岳は俺の本当の兄貴なんだ。兄貴もきっとそれに気付いてた。俺が勾玉の事を訊いた時にね。でも認めたくなかったんだろうね。兄貴って呼ばれるのを相当嫌がってた。俺に対しても常に素っ気なかったし。兄弟子って言う意味じゃなくて、本当の兄だっていう風に聞こえてたんだろう。でもいいんだ、これは俺なりの情だから。片想いみたいなもんさ。俺が勝手に慕ってるだけなんだから」
修行中に師が突然連れて来た少年が、たまたま自分の実の弟だったという運命的な出来事は、年頃の獪岳の感情を揺さぶったに違いない。
家族の記憶がある獪岳とそれが一切ない善逸では、全く背景が違うとも言える。獪岳には「父母と自分」という出来上がった家族があり、それ以外を含めば別物になってしまう。今さら既成事実外の家族が増えたところで、受け入れられないのだ。
「それで本当に平気なんですか。切なくないですか」
清治の問いかけに、善逸はただ微笑むだけ。自分だったら、どうにかして血縁を証明してみせるだろう。白黒はっきりさせたい性格の清治にとって、この曖昧な関係のままでいるなんて考えられない。
「じいちゃんが言ってたんだ。勾玉は二つ揃って初めて意味を成すんだって。二つ巴って言って、胎児の形を表しているとも言われるけど、その巴紋は雷にも関係しているんだって。雷神が背負う太鼓に描かれてる模様でもあって、雷鳴を表す印でもある。要は俺たちには縁深い物なんだって」
せめて、二人が心を通わす日が来てほしいと願わずにはいられない。二人揃って一つになる勾玉のように、お互いをなくてはならない存在として認めてほしい。清治はそんな二人を見てみたいのだ。
「でもさぁ清治、巴って言うのは、本当は三つなんだ。雷門の雷神像を見た事はあるよね? 太鼓の模様は三巴なんだ。俺は清治が加わってくれて本当に嬉しいよ。俺たち三人はじいちゃんの元で学んだ雷の呼吸の使い手なんだ。この中で誰が一番先に柱になるだろうね」
朗らかに笑う善逸と涙を堪える清治。何もかも分かっていながら心の内に留めて、明るく振る舞う善逸を見ればあまりに心が痛い。
(違うんですよ師範。三巴は桑島先生と、あなたたち二人なんですよ……!)
一緒に加えてくれる優しさがかえって辛くなる。この雷一門の見えない絆は他人には断ち切れず、入り込む事すらもできない。
師が違う清治は親戚でしかなく、彼らの家族ではない。
やはりこの青い羽織を着るのは心苦しい。しかし師範の嬉しそうな顔を見られるのなら、明日からもこれに袖を通すべきなのかと清治は自問を続けるのであった。
「師範、御馳走様でした。すごく旨かったです」
「だろっ!? 俺はね、給金が入ったらあそこで鰻を食べるんだ。あそこはね、隊士御用達の店でね、ちょっとだけ安くしてくれるんだ。昔、あの店の女将が鬼殺隊に助けられた事があったらしくてね、そのお礼として隊士割引があるんだよ」
清治がまだ実家に住んでいた頃、琵琶湖で漁をしている檀家の人間から何度か鰻をもらって家族で食べた事があるが、それ以来であり、今日の鰻は実に五、六年ぶりの物だった。
この時代、うな重は成金が好んだ贅沢品であり、かなりの金額であった。明治期に浜名湖で鰻の養殖場が作られて大都市に安定的に出荷されていたものの、庶民が気軽に手を出せる金額ではなかった。
そんな清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟で食べるような高級な鰻を、贅沢にも給金が入る度に食べると言う善逸には少々金の使い方に疑問を持ってしまうのだが、いつ死ぬかも知れない身の鬼殺隊士にとっては、毎食が最期の晩餐になってしまう可能性もある。死んでも財産相続する者がいない善逸にとって、自分で稼いだ金は全て自分の為に使うというのも正しい選択肢かもしれない。
「師範、実は今日俺にもやっと給金が入ったという知らせがあったんですよ」
「へー、良かったじゃん。いくらもらったの?」
「そっ、それは……。でも思っていたよりも多かったので驚きました。本当ならお世話になった師範に、初めての給金で何かお礼をしなければならなかったんでしょうけど、今回は借金もありますから次回にお礼をさせてください」
いつもは軽口ばかり言う清治が真面目に言うので、善逸は何だか照れくさくなった。
「何だよ、改まっちゃって。別にいいんだよ、そんな事は。俺なんか師範だって言っても何もしてないんだし」
「でも……」
「もし何かしてくれるって言うなら、お願いがある。俺の唯一の願いはさ、禰豆子ちゃんが人間に戻って、炭治郎と一緒に平穏に暮らしてほしいって事なんだ。俺を師範だと慕ってくれるなら、お前も協力してほしい。それ以外、俺にはお前に望む事なんてないんだよ。清治は十分に強いと思うし、俺に教わらずともこれからどんどん経験を積んでいけばそれでいいと思う」
善逸の言う通り、清治の鬼殺隊人生はまだ始まったばかり。隊士は常に成長途上であるので、日々技を磨き続けなければならないものだ。隊士になった以上は今さら手取り足取り教えてもらうよりも、先輩の技術をしっかりと見て戦法を学ぶ事の方が重要である。
「師範はそんなに炭治郎さんの妹が大切なんですか?」
「そりゃあね。禰豆子ちゃんは炭治郎が留守の時に目の前で鬼に家族を殺されて、あの子自身は鬼にされてしまったらしい。なぁ清治、鬼っていうのはさ、鬼になりたくてなった人ばかりってわけじゃないんだよ。禰豆子ちゃんだって鬼になってしまって苦しんでいるんだ。それを解かってほしい。炭治郎にとっても唯一生き残った家族なんだ。炭治郎は俺の親友だし、親友の大切な人は俺だって大切にしたい。それっておかしい事かな?」
家族は大切。どんなに仲が悪くても、家族という絆は切っても切れないものだ。清治はふと獪岳の事を思い浮かべた。家族はいないと頑なに言い張る獪岳と善逸には、きっと本人たちが知らない秘密がある。
「師範は幼い頃に勾玉を持っていませんでしたか?」
「えっ、勾玉……? ああ、持ってたよ。盗まれたけどね」
「盗まれた?」
「いつだったかな、神社の軒下で寝てる間に盗られたみたいなんだ。あれがなくなってから、ろくな事なくてさー。警察に泥棒だと勘違いされて追いかけられたり、ちょっとぶつかっただけで骨折れた、どうしてくれるんだって言われて、とんでもない慰謝料請求されたりね。アハハ、ひょっとして厄除けの御守りだったのかな、アレ」
善逸は思い出しながら苦笑いをしている。清治は驚いた顔をして聞いていたが、その理由は善逸に起こった不運を聞いたからではない。
「そうそう! そんでさ、兄貴に初めて会った時、兄貴の首に俺が持ってたのと同じ勾玉があってさ。俺のじゃんって思って、兄貴にそれって盗んだ物? って訊いたんだ。今思えばよく訊いたもんだけど。案の定、泥棒扱いしやがって、ふざけんなよってめちゃくちゃ文句言われた。拾った物だって言い張ってたけど、あれは嘘だね。俺には分かるんだ、音で。あれは完全に嘘の音だった」
疑念が確信に変わった。確かに善逸にそう訊かれた獪岳は嘘の返答をしたのだろう。獪岳の勾玉は母親からもらった物で、人から奪った物ではないからだ。正直に言わなかったのは、母の形見を大事に持っている事で女々しい奴だと思われたくなかったからかもしれない。
「あの、その勾玉ってどういう物だったんですか?」
「さぁ。気が付いたら首から下げてた。多分生まれた時からだから、俺はそれを変だとも思ってなかった。みんなも普通に持ってるんだろうって思ってたから。まぁ、失くしても別にいいかって感じだった。でもあれって高く売れるんだってね! 惜しい事したなぁ。兄貴も大事に持ってんのは金になるからだと思うんだけどさ、アハハハ。博打で金欠になったら質に入れて金借りてんじゃない?」
伝えるべきか、そっとしておくべきか。
たったこれだけで血の繋がった兄弟だと断定するのは早計かもしれない。もし間違っていたら、無駄に傷つけてしまうかもしれない。
清治は悩んだが、家族が欲しいと言っていた善逸には、ちゃんと家族がいる事を知ってもらいたい。そうすれば、たまに見せる寂しげな表情も少しは減るのではないか。
「どうしたんだよ、清治。何でそんな音を出してんのさ」
涙を堪えてうつむく清治の背に善逸は手を伸ばした。
「……分かってんだよ、俺。兄貴の勾玉の事だろ? じいちゃんからもそうじゃないかって言われてたんだ。でもさ、確証なんてないじゃん。しのぶさんなら血とかでどうにかして繋がりを調べられるかもしれないけど、それが判ったところで何にもならないだろ。兄貴は俺のこと嫌いだし、絶対に受け入れないよ。だからいいんだよ、これで」
知っていて、黙っている。善逸は自分の気持ちよりも獪岳の気持ちを優先して確かめずにいる。
「気付いていたんですね。もしかして、ずっと『兄貴』って呼んでいたのは……」
「うーん、まぁね。だって、獪岳は俺の本当の兄貴なんだ。兄貴もきっとそれに気付いてた。俺が勾玉の事を訊いた時にね。でも認めたくなかったんだろうね。兄貴って呼ばれるのを相当嫌がってた。俺に対しても常に素っ気なかったし。兄弟子って言う意味じゃなくて、本当の兄だっていう風に聞こえてたんだろう。でもいいんだ、これは俺なりの情だから。片想いみたいなもんさ。俺が勝手に慕ってるだけなんだから」
修行中に師が突然連れて来た少年が、たまたま自分の実の弟だったという運命的な出来事は、年頃の獪岳の感情を揺さぶったに違いない。
家族の記憶がある獪岳とそれが一切ない善逸では、全く背景が違うとも言える。獪岳には「父母と自分」という出来上がった家族があり、それ以外を含めば別物になってしまう。今さら既成事実外の家族が増えたところで、受け入れられないのだ。
「それで本当に平気なんですか。切なくないですか」
清治の問いかけに、善逸はただ微笑むだけ。自分だったら、どうにかして血縁を証明してみせるだろう。白黒はっきりさせたい性格の清治にとって、この曖昧な関係のままでいるなんて考えられない。
「じいちゃんが言ってたんだ。勾玉は二つ揃って初めて意味を成すんだって。二つ巴って言って、胎児の形を表しているとも言われるけど、その巴紋は雷にも関係しているんだって。雷神が背負う太鼓に描かれてる模様でもあって、雷鳴を表す印でもある。要は俺たちには縁深い物なんだって」
せめて、二人が心を通わす日が来てほしいと願わずにはいられない。二人揃って一つになる勾玉のように、お互いをなくてはならない存在として認めてほしい。清治はそんな二人を見てみたいのだ。
「でもさぁ清治、巴って言うのは、本当は三つなんだ。雷門の雷神像を見た事はあるよね? 太鼓の模様は三巴なんだ。俺は清治が加わってくれて本当に嬉しいよ。俺たち三人はじいちゃんの元で学んだ雷の呼吸の使い手なんだ。この中で誰が一番先に柱になるだろうね」
朗らかに笑う善逸と涙を堪える清治。何もかも分かっていながら心の内に留めて、明るく振る舞う善逸を見ればあまりに心が痛い。
(違うんですよ師範。三巴は桑島先生と、あなたたち二人なんですよ……!)
一緒に加えてくれる優しさがかえって辛くなる。この雷一門の見えない絆は他人には断ち切れず、入り込む事すらもできない。
師が違う清治は親戚でしかなく、彼らの家族ではない。
やはりこの青い羽織を着るのは心苦しい。しかし師範の嬉しそうな顔を見られるのなら、明日からもこれに袖を通すべきなのかと清治は自問を続けるのであった。
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