無限竜になったので錬金術を極めてみる。
気がつけばおっぱいドラゴンの所の『無限の竜神』オーフィスになっていた。
えっ、竜神じゃなくて龍神だって?
西洋産のは竜(ドラゴン)であって龍ではない!
私はこの蜥蜴タイプのドラゴンを龍とは認めない。せめて『翼ある蛇』ケツァルコアトル位じゃないと龍神とは認めない。
ちなみにこの世界には幻想郷が出来るらしい。
自分の能力を確認しようとしたら感覚的にこの身体か魂に宿る能力が浮かび上がったからね。
『円環を創造する程度の能力』
『ありとあらゆるモノを写す程度の能力』
前者が恐らく『無限の竜神』としての種族的な能力で後者は中身である自分自身に由来する類いの能力だろう。
どうやら憑依転生の原因もコレっぽいし自業自得ではなかろうか?
自身の記憶か何かをこの『何も知らない純真無垢な身体』に写したのだろうね。
記憶情報の転写だけなら、たとえ異世界レベルの世界線の先であろうともこの能力なら不可能では無い。
まあ、感覚的に何かの拍子に暴発でもしないと
俯瞰世界から対応する世界で尚且つ器の上書きレベルの記憶転写は不可能だ。
運良く原作ありの強キャラ憑依転生に成功した個体がこの身体であるというだけだ。
まあ強キャラとはいえ身体が持つ基礎スペックは某格ゲー換算では『狂』クラスの下位から精々中位程度まででしかない。
技術が無い可能性が高い元のオーフィスなら下位以下は確定しているだろう。
まあ、この程度の身体スペックでごり押し出来る程度の世界なら技術も必要無いから仕方ない。
自分はロマンの為に一部の武術等を習得する予定があるので、その点で原作から大きくズレている。
また、適当な所に漂うまともな名前も無い様な最低位の精霊を各種属性毎に捕獲して式神として眷属化した。
最初に契約したのは精神面のアストラル属性を担当する二柱の式神
日(光):ウィル・オ・ウィスプ
月(闇):シャドウ
太極を形成出来る二柱が居るだけで時空間や概念干渉等のマテリアル属性以外の術が大分楽になった。
最低位の精霊じゃ無かったのか?って、言われても『無限の竜神』ウロボロスドラゴンと直接的に契約されて名前まで与えられた精霊が最低位のままで居られる訳が無い。
それに契約時にはその時点で可能な能力の実験台として能力式魔力炉を使ってエネルギーを循環させた高純度の質の良い奴を用意したからな。
今は大体、高位第三等級~第二等級クラスの精霊になっている。
最高位(虹)→高位(白金)→中位(金)→低位(銀)→最低位(銅)
第一等級→第二等級→第三等級→第四等級→第五等級
のランク付けの中のソレなのでそれなりには高い。
ちなみにこのランク付けはこの世界における機工魔術士(エンチャンター)基準である。
聖書(三大勢力)基準?
さあ?まだ、聖書の神すらまともに居ないのに分かる訳が無いでしょ?
しかもあのクラス訳って
主神級→魔王級→最上級→上級→中級→下級
までしかない大雑把過ぎる等級範囲内が緩すぎる上に貴族階級とか上層部が認めないと世間的には下級クラスのままだし。
実力的に魔王級以上とか普通に起こりうるので意味無いよね?
というか某四文字の神は神としては新参者で精々が三千年程度の若い神格だから億単位で過去だろう世界では産まれてすらいない。
神の能力は信仰だから若くとも古い神格に勝つ事が出来る。
しかし、それにも限度というモノがある。
というよりこの世界では各種神話勢力が原初の人間を産み出している。
その上で『ハイスクールDxD』以外にもこの世界線には複数の作品群の影が散見する事が出来る。
『東方product』:日本神話勢力・妖怪勢力・魔界勢力・夢幻勢力
『西方product』:人理勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『Fate(型月)』:人理勢力・ケルト神話勢力・聖書勢力(教会)・夢幻勢力(機工魔術士)
『とらいあんぐるハート(リリカルなのは)』:人理勢力・異界勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『鬼哭街』(流派技法のみ):人理勢力
『るろうに剣心』(流派技法のみ):人理勢力
『伝勇伝』(魔眼のみ):人理勢力(人間のみ発現)
『刀語』:人理勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『英雄伝説』(流派技法のみ):人理勢力
『機工魔術士』:人理勢力・夢幻勢力
『魔法先生ネギま!』:人理勢力・妖怪勢力・火星勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『アトリエシリーズ』(錬金術のみ):北欧神話勢力・ケルト神話勢力・ギリシャ神話勢力・人理勢力(火星式魔法使い)・火星勢力
『スターオーシャン』:異星勢力・俯瞰勢力(FD世界)・夢幻勢力(機工魔術士)
東方旧作の夢幻世界が技術者特化の作品である機工魔術士(エンチャンター)とクロスしていて夢幻勢力の技術力がヤバイね。
後は異星勢力とか俯瞰勢力がヤバイ。
各種神話勢力の認識範囲外に居る連中だからなアイツらは。
後で補足があるけど未来視系統の能力や技法は施術士自身の認識範囲内しか対象に入らないから連中を認識出来ていない内は連中が関わる全ての事象は未来視の対象から外れてしまう。
全知全能を謳う神が全知全能たるのはおよそあらゆる全てを認識範囲内に納めているからだからな。
とはいえ全知全能が全知全能たり得ない条件も逆説的に認識範囲外の事象を持ち込めば良いだけなのだが…
また複数クロスオーバーの影響で何人かの存在がクロス先準拠になっている。
まあ、型月のパラケルススがこの世界じゃ不在になるっぽいし同じく桜サイバーが居るせいか『ハイスクールDxD』の沖田は不在になるみたいだ。
こういう点で未来視は便利だけど、本来の未来視では自身が関わらない対象の未来を観測する事は物理的に不可能だ。
あのオーディン等の知識特化の神格でさえ無理だ。まあ世界樹の知識で大抵の事象を認識範囲内に納めている彼の神に出来ない事を探す事の方が難しいが。
反面、自分が出来るのは俯瞰知識と真理の一片から得た知識をベースにして未来視を発動しているからで所謂、検索ワードの違いに寄るところが多い。
『真理の一片』というのは根源の中にある概念空間に鋼の錬金術師式で至る事で得られる知識だ。
あの概念空間は扉を開いた対象の認識と環境や手段に左右されるらしくて、最初に開いた時は本当に鋼の錬金術師の『真理の扉』と同じ条件で同じ様な空間で対価を支払い『真理の一片』たる知識を得た。
欲しかった知識がウロボロスドラゴンとしてはショボかったらしくて用意した陰陽式魔力転移炉と五行式魔力反応炉に七曜式精霊魔力循環炉と八卦式純粋魔力鏡面炉の試作魔力炉のエネルギーだけで帰還出来てしまった。
というか真理君に呆れられたよ「あの錬金術に必要な知識を得るだけの対価にこんなにエネルギーは要らないぜ?限定的な第一魔法位なら覚えられるな、これは…」ってな。
この時は第一魔法は修得しなかったが、錬金術についてはより深く広く(鋼式・火星式・型月式・武装式・紋章式・学園式)修得した。
火星式はアトリエシリーズやネギま式の精霊の力を借りる方式の錬金術
型月式は魔術としての魔術回路を用いる方式の錬金術
武装式は『武装錬金』の特殊な化学方式の錬金術で『賢者の石=武装錬金=核金』という概念を持つ体系的な技術様式
紋章式は『スターオーシャン』の異星方式とも言える世界言語たるルーンを介して精神力で世界情報に干渉する紋章術を基礎とする錬金術
学園式はこの世界にはクロスしていない『まじしゃんず・あかでみぃ』で利用されている世界を数式化して空白部分に割り込みをかけて書き換える世界の基礎定数の影響が非常に強い方式の特殊な魔術様式を基礎とする錬金術
特に興味深いのは紋章式と学園式だね、前者は物質的に全く別の物に書き換えるし後者は術式が細か過ぎて扱いが非常に難しい。
少なくとも学園式魔術は多分扱い難いから、せめて型月式魔術に馴れた魔術師じゃ無いと使いこなせないだろうね。
『ハイスクールDxD』式の魔法は術式としては簡単過ぎて幼稚で発展も遅いからな。
幻想(魔界)方式の魔法の方が複雑怪奇だし、あれは魔界の住人が持つ個々の特性や特徴、特殊な技法を全て『魔法』で再現し発展、魔改造する怪物が神様やってるし。
誰かが作った魔法は統べからず『魔界神』たる神綺様も逆説的に扱う事が出来るとか言う創造神としての後天的に得た権能。
神綺様本人の能力である『ありとあらゆる魔を創造する程度の能力』で存在しない魔法でさえ即興で生み出してみせる怪物を相手に恐らく未来で冥界の連中は自分たちが上だと認識するのだろうから嗤える。
自国の民と自身の領域だけにしかまるで興味が無い日本神話勢力とかは確実に未来では連中に下に見られるだろうが、神話が直接的に関わる純粋な王権を未来で維持しているのは日本神話勢力だけだ。維持し続ける事で存在の質と格を保つ事に成功している現代日本は魔術師的に見た神秘の面からは異常に過ぎる。
というかソロモン王が居なければ彼の神の権力や効果範囲は狭かったはずである。
まあ、それでも日本への実行力事態は弱いだろう。十四~五世紀で識字率八~九割程度の国に識字率三~四割程度の国基準の布教活動をするのが間違っている。
「平民や農民だから学が無い」と思っていたらしっかりと明確な質問を返してくる程度には学がある国民性が程度の低い布教者を苦しめる。
『宗教の墓場』とまで呼ばれた国は伊達ではないだろう。まあ、その異名を呼ぶのは唯一神の宗教だけだが。
それはそれとして、自分の分身を千体偏在させて『千体一柱』として括って一柱の眷属神たる邪神を生み出したアステカ神話の『テスカトリポカ』にして古代エジプトの暗黒神にしてファラオたる『顔の無いスフィンクス』たる『這い寄る混沌』の異名を持つクトゥルフ神話が誇る屈指のトリックスターたる『ナイアーラトホテップ』又は『ニャルラトホテプ』。
遊戯王的には外神『ナイアルラ』と呼ばれる存在。
この世界にはクトゥルフ神話勢力が実在していない。又は自身の認識範囲内には存在していないから、場所というか枠を掠め取った訳だが…。
遊戯王要素が多少でも組み込まれたらカードとしては確実に存在する事が確定してしまうだろう。
いや、確実に確定してしまった。
具体的には『顔の無いスフィンクス』としてのファラオがニャルラトホテプが…だが色々とヤラカシタ。
この邪神は自身の国にディアハの技法を広めて一代限りの巨大な文化を築き上げた。
闇のアイテムは作ってはいないが、自身のペルソナを魔物(カー)として顕現し使役する技法が平然と広まっている上に魔術も科学も学ぶ機関が設置され国家としてかなり安定感のある政府を築き上げる等太古の文明としては有り得ない国家運営がなされている。
国家事態は幾度にわたる抑止力による非常に激しい抵抗による物量によって潰されたが、五度抑止力を退けた時の実話は寧ろその戦いが伝説へと昇華されている。
尤も逸話を綴る神殿と石碑事態が抑止力的に地盤沈下で埋もれたのでアトランティス的に伝説だけ存在する不確かな王国となっているが。
英雄王より約千年程古い時代に作るべき王国や文明、文化ではなかったな。
かなり全力で抑止力が出来た文明を文化を完全に滅ぼして来た。
本来現存する最古の文明よりも古い文明は完全にアウトなのだろう。
まあこの星が保有する『抑止力』の抵抗を知る良い機会でもあったので結果としてはそこまで悪く無い。
もっとしっかりとした検証が必要だろうが結論から言えば地球の『抑止力』では夢幻勢力には勝てない。
夢幻勢力上位陣が相手だと絶対的に単純かつ強力な影響力というのが不足している。
自分も『錬金術』を中心にした『機工魔術士』として夢幻勢力の一角に組み込まれたので理解出来てしまう。
この身がウロボロスドラゴンとか関係無いからな夢幻勢力の中では精々が中位クラスだぞ?
初期値としては破格らしいけど、技術チートが戦闘も出来るあの勢力が可笑しいだけなのはわかるけどね。
ついでに『機工魔術士』になる時に名字とかミドルネームとか追加した。
「カガリ・O(オーフィス)・R(リング)・メルクリウス」
錬金術関係で有名人なカリオストロとかパラケルススは『機工魔術士』的に最初からいるけど彼の水銀様はいなかったから空いていた枠を貰った形だ。
水銀様とか呼ばれている方は何故か占星術が無駄に高性能で有名だけどメルクリウスって本来は錬金術系統の逸話が大きい存在なんだよね。
名前のカガリ?人型擬態の容姿に選んだかがりん、ってかミラクル☆篝ちゃんだよ。
性別?…それは勿論?!両性具有さ!
ウロボロスドラゴン的にその辺はね。
と言っても本家が産まれる前からメルクリウスを名乗ったからか、この世界的にはウロボロスドラゴン=オーフィス=メルクリウスとして認識されてしまったらしく本家の代わりにメルクリウスの偉業の幾つかを代行する羽目になってしまった。
それでメルクリウスとしても能力と言えるものを獲得出来た。
『あらゆる物質を制御する程度の能力』
錬金術関係に特化した能力になったのは飽くまでも自身は一人の錬金術師としてメルクリウスを名乗ったからだろう。
また、この能力はメルクリウスとしての側面に後天的に与えられた権能的な能力なのでメルクリウスとしての自身を一時的に何らかの手段で切り離す等すれば切り離した方だけが能力を持ち正しく運用できる形になる。
というか多分、原作のオーフィスは異名として龍神扱いされているが神格は持っていない。
最高位のドラゴンとして龍格はあるだろうが、それは飽くまでも龍としての権能だから神格じゃない。
龍格を象徴する龍の能力を凝縮して生み出される龍珠に宿る権能の有無こそが龍が竜ではなく龍である所以。
が、やはりこれは竜ではなく龍である証明にはなっても神としては認められない。
感覚的にも実際に神格を幾つか得たからこそわかるものというのもある。
『錬金術』の神格・『メルクリウス』
『偏在』の神格・『テスカトリポカ』
『混沌』の神格・『ナイアルラ』
『円環』の神格・『ウロボロス』
『記録』の神格・『カガリ』
『先見』の神格・『(淡谷姫ノ命)アワヤ』
『流水』の神格・『(紫絃姫ノ命)シヅル』
ナイアルラの神格は『這い寄る混沌』と同一視されている『テスカトリポカ』の影響で獲得しているトリックスターの神格。
ウロボロスの神格は『魔術』・『錬金術』・『陰陽術』・『武術』・『政治形態』・『各種循環炉』等の複合神格で実際に人間界に知識の一部を授ける等して影響を与える事で神格に昇華していたものだ。
カガリの神格は『記憶』や『記録』を読み取りこれを神器である書物に記し、中の内容を書き込み書き換える事で実際の事象すら書き換えてしまえる神格として各地の民間伝承レベルの小神としての神格。
主な活動場所は北は樺太から日本列島全域を含み南はオーストラリアまでの地域。
それなりには広い範囲をカバーしている。
アワヤの神格は日本に常駐させている分霊体が個別に獲得した預言と学問を司る神格だ。
この分霊は得た神格や生活基盤等様々な存在的に完全に『日本神道』に所属しているので、本体とは扱い的に別として扱われる。
シヅルの神格も『日本神道』所属だが此方は蛇神として祀られた治水の恩恵を司る水の神。
水の循環を操る事に特化して現世を歩く為にとった化身のうちの一つが神格を得て分割された存在である。アワヤと同じようなあり方だが此方は本体との権能の力を共有化できない。
原作のオーフィスは人間界への影響を全く与えていないので神格への昇華は不可能だ。
ドライグは守護神としての神格を持っていたのだろうが、土地神としての『土着神の神格』はその土地と信者が居て初めて神格を維持する事が出来る。
『土着神』として存在した頃のブリテンの王国が崩壊している以上、ドライグの神格は消失しているだろう。
自分の場合は逸話とかとは別にせっかく手に入れた『円環』の神格を維持する為に造物主の真似事もしている。
閉じられた宇宙空間を形成して、『円環』の法則をしいて法則を維持する形で運用している。
早い話が巨大なダイオラマ魔法球で未来で火星に出来るはずの『魔法世界』よりも尚巨大な領域を内側に持つ一種の世界とも呼べる私用空間だ。
維持に必要なエネルギーは各種実験段階の試作永久機関を並列化させて賄い安定させている。
ちなみにこの永久機関はエネルギーだけは完全な永久機関を完成させている。
ただし、装置そのものの経年劣化に対しては未だに完全に防げていない。材質的に殆ど気にする必要が無いモノを利用しているが。
この永久機関を作る頃にマテリアル面の精霊も契約している。
ついでに色々と契約精霊を追加して自身が生み出した擬似世界『円環の箱庭』の管理職に任命しておいた。
『五行精霊』
火:イナリ
水:ヴィヴィアン
風(木):ニュミエ
金:レプリカ
土:スフィンクス
『六女帝』(『円環の箱庭』十二支柱の六柱)
火女帝:アカズキン
水女帝:アリス
風女帝:イバラ
日女帝:シンデレラ
月女帝:カグヤ
無女帝:シラユキ
『六魔皇』(『円環の箱庭』十二支柱の六柱)
火魔皇:フェニックス
水魔皇:リヴァイアサン
風魔皇:シームルグ
日魔皇:ウィルオウィスプ
月魔皇:シャドウ
無魔皇:クロノス
『番外位』
番外(無):ヘル
番外(無):ネビロス
番外(無):ネムタル
番外(無):イスラーフィール
番外(無):ルシファー
番外(火):コウ
番外(水):マカラ
番外(木):レーシー
番外(金):レプリカ
番外(土):ピュグマリオン
基本は『○え○り』と『聖なる○』の容姿で統一された契約精霊は能力に至ってもある程度此方の設定に合わせて来るので名前で存在を縛るというのの上位互換とも強化版ともとれる自身の契約精霊は名前に加えて容姿にも縛りを設ける事で必要な能力を後押しした形になる。
五行精霊以外はホムンクルスの身体と融合した肉体を持つ半人半精で構築されている。
こんな事を個人(個竜?)で細々とやっていたら、一部の神格に目をつけられた。
具体的にはおでんとかおでんとか下半身とかヘルメスとかおでんとか…おでんばっかだな。
あの知識バカは何なのか?
ヘルメスはメルクリウス的に興味を持たれた。
本来のメルクリウスはヘルメスと同一視されているからな。未来視か未来観測、未来予測の何れかはできるだろうし、ヘルメスなら多分未来予測と平行世界観測の併用あたりだと思う。
下半身は普通に主神として対応してただけだ。
が、ロリコン仲間として意気投合したのも下半身だったりするが…
アテナの容姿がカンピオーネ仕様だから下半身はロリコン確定で実際に話があったからな。
おでんはたびたびちょっかい掛けてくる暇神で知識バカだ。
錬金術の到達点『真理の間』や魔術師の到達点『根源の渦』の別側面である世界樹の到達点『ミミルの泉』から知識を得ているのに彼方側からしても別側面の知識である『真理の断片』の知識を欲している。
何れかの到達点から知識を得れば、大抵は他の到達点の知識が要らない位の優位性が得られるのが到達点が到達点たる所以であり究極の一たりえるものである。
が、アレは一つの側面の知識を二度も閲覧しているのにも関わらず他の視点からでしか得られない別側面の知識も貪欲に欲している。
『根源の渦』の方はルーン魔術を司る魔術の神として視たようなので奴に逸話的にも縁が薄い錬金術側の知識が欲しいのだろう。
死者の神、冥界の神や霊感の神としての側面も持つおでんが至ったのは『第二魔法』と『第三魔法』の二つ。前者は知識神として平行世界の知識を明確に欲して身につけたモノで後者は神として必要だから欲したモノらしい。
個人としての魔法と神の権能の一部として得た魔法。おでん本人に宿した魔法は飽くまでも前者の『第二魔法』の方である。
尤もおでんのおかげで神格に宿る権能の一部として得るならば複数の魔法を得る事が可能だという事が分かったのは一つの収穫である。
という事で早速自分も魔法を『メルクリウス』としての権能の一部として『第一魔法』を獲得する。
また『テスカトリポカ』として『第二魔法』を『ナイアルラ』の権能の一部として『第五魔法』を獲得している。
そして自身はこれに加えて『第三魔法』の方を完全習得している。
『第三魔法』習得の際にもともと関係が深い技術であるコードキャストはオマケで完全習得している。ついでに魂や精神の要素について深い知識を得たので大抵の神秘的な術式用のエネルギーをより明確に認識できるようになった。
えっ、竜神じゃなくて龍神だって?
西洋産のは竜(ドラゴン)であって龍ではない!
私はこの蜥蜴タイプのドラゴンを龍とは認めない。せめて『翼ある蛇』ケツァルコアトル位じゃないと龍神とは認めない。
ちなみにこの世界には幻想郷が出来るらしい。
自分の能力を確認しようとしたら感覚的にこの身体か魂に宿る能力が浮かび上がったからね。
『円環を創造する程度の能力』
『ありとあらゆるモノを写す程度の能力』
前者が恐らく『無限の竜神』としての種族的な能力で後者は中身である自分自身に由来する類いの能力だろう。
どうやら憑依転生の原因もコレっぽいし自業自得ではなかろうか?
自身の記憶か何かをこの『何も知らない純真無垢な身体』に写したのだろうね。
記憶情報の転写だけなら、たとえ異世界レベルの世界線の先であろうともこの能力なら不可能では無い。
まあ、感覚的に何かの拍子に暴発でもしないと
俯瞰世界から対応する世界で尚且つ器の上書きレベルの記憶転写は不可能だ。
運良く原作ありの強キャラ憑依転生に成功した個体がこの身体であるというだけだ。
まあ強キャラとはいえ身体が持つ基礎スペックは某格ゲー換算では『狂』クラスの下位から精々中位程度まででしかない。
技術が無い可能性が高い元のオーフィスなら下位以下は確定しているだろう。
まあ、この程度の身体スペックでごり押し出来る程度の世界なら技術も必要無いから仕方ない。
自分はロマンの為に一部の武術等を習得する予定があるので、その点で原作から大きくズレている。
また、適当な所に漂うまともな名前も無い様な最低位の精霊を各種属性毎に捕獲して式神として眷属化した。
最初に契約したのは精神面のアストラル属性を担当する二柱の式神
日(光):ウィル・オ・ウィスプ
月(闇):シャドウ
太極を形成出来る二柱が居るだけで時空間や概念干渉等のマテリアル属性以外の術が大分楽になった。
最低位の精霊じゃ無かったのか?って、言われても『無限の竜神』ウロボロスドラゴンと直接的に契約されて名前まで与えられた精霊が最低位のままで居られる訳が無い。
それに契約時にはその時点で可能な能力の実験台として能力式魔力炉を使ってエネルギーを循環させた高純度の質の良い奴を用意したからな。
今は大体、高位第三等級~第二等級クラスの精霊になっている。
最高位(虹)→高位(白金)→中位(金)→低位(銀)→最低位(銅)
第一等級→第二等級→第三等級→第四等級→第五等級
のランク付けの中のソレなのでそれなりには高い。
ちなみにこのランク付けはこの世界における機工魔術士(エンチャンター)基準である。
聖書(三大勢力)基準?
さあ?まだ、聖書の神すらまともに居ないのに分かる訳が無いでしょ?
しかもあのクラス訳って
主神級→魔王級→最上級→上級→中級→下級
までしかない大雑把過ぎる等級範囲内が緩すぎる上に貴族階級とか上層部が認めないと世間的には下級クラスのままだし。
実力的に魔王級以上とか普通に起こりうるので意味無いよね?
というか某四文字の神は神としては新参者で精々が三千年程度の若い神格だから億単位で過去だろう世界では産まれてすらいない。
神の能力は信仰だから若くとも古い神格に勝つ事が出来る。
しかし、それにも限度というモノがある。
というよりこの世界では各種神話勢力が原初の人間を産み出している。
その上で『ハイスクールDxD』以外にもこの世界線には複数の作品群の影が散見する事が出来る。
『東方product』:日本神話勢力・妖怪勢力・魔界勢力・夢幻勢力
『西方product』:人理勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『Fate(型月)』:人理勢力・ケルト神話勢力・聖書勢力(教会)・夢幻勢力(機工魔術士)
『とらいあんぐるハート(リリカルなのは)』:人理勢力・異界勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『鬼哭街』(流派技法のみ):人理勢力
『るろうに剣心』(流派技法のみ):人理勢力
『伝勇伝』(魔眼のみ):人理勢力(人間のみ発現)
『刀語』:人理勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『英雄伝説』(流派技法のみ):人理勢力
『機工魔術士』:人理勢力・夢幻勢力
『魔法先生ネギま!』:人理勢力・妖怪勢力・火星勢力・夢幻勢力(機工魔術士)
『アトリエシリーズ』(錬金術のみ):北欧神話勢力・ケルト神話勢力・ギリシャ神話勢力・人理勢力(火星式魔法使い)・火星勢力
『スターオーシャン』:異星勢力・俯瞰勢力(FD世界)・夢幻勢力(機工魔術士)
東方旧作の夢幻世界が技術者特化の作品である機工魔術士(エンチャンター)とクロスしていて夢幻勢力の技術力がヤバイね。
後は異星勢力とか俯瞰勢力がヤバイ。
各種神話勢力の認識範囲外に居る連中だからなアイツらは。
後で補足があるけど未来視系統の能力や技法は施術士自身の認識範囲内しか対象に入らないから連中を認識出来ていない内は連中が関わる全ての事象は未来視の対象から外れてしまう。
全知全能を謳う神が全知全能たるのはおよそあらゆる全てを認識範囲内に納めているからだからな。
とはいえ全知全能が全知全能たり得ない条件も逆説的に認識範囲外の事象を持ち込めば良いだけなのだが…
また複数クロスオーバーの影響で何人かの存在がクロス先準拠になっている。
まあ、型月のパラケルススがこの世界じゃ不在になるっぽいし同じく桜サイバーが居るせいか『ハイスクールDxD』の沖田は不在になるみたいだ。
こういう点で未来視は便利だけど、本来の未来視では自身が関わらない対象の未来を観測する事は物理的に不可能だ。
あのオーディン等の知識特化の神格でさえ無理だ。まあ世界樹の知識で大抵の事象を認識範囲内に納めている彼の神に出来ない事を探す事の方が難しいが。
反面、自分が出来るのは俯瞰知識と真理の一片から得た知識をベースにして未来視を発動しているからで所謂、検索ワードの違いに寄るところが多い。
『真理の一片』というのは根源の中にある概念空間に鋼の錬金術師式で至る事で得られる知識だ。
あの概念空間は扉を開いた対象の認識と環境や手段に左右されるらしくて、最初に開いた時は本当に鋼の錬金術師の『真理の扉』と同じ条件で同じ様な空間で対価を支払い『真理の一片』たる知識を得た。
欲しかった知識がウロボロスドラゴンとしてはショボかったらしくて用意した陰陽式魔力転移炉と五行式魔力反応炉に七曜式精霊魔力循環炉と八卦式純粋魔力鏡面炉の試作魔力炉のエネルギーだけで帰還出来てしまった。
というか真理君に呆れられたよ「あの錬金術に必要な知識を得るだけの対価にこんなにエネルギーは要らないぜ?限定的な第一魔法位なら覚えられるな、これは…」ってな。
この時は第一魔法は修得しなかったが、錬金術についてはより深く広く(鋼式・火星式・型月式・武装式・紋章式・学園式)修得した。
火星式はアトリエシリーズやネギま式の精霊の力を借りる方式の錬金術
型月式は魔術としての魔術回路を用いる方式の錬金術
武装式は『武装錬金』の特殊な化学方式の錬金術で『賢者の石=武装錬金=核金』という概念を持つ体系的な技術様式
紋章式は『スターオーシャン』の異星方式とも言える世界言語たるルーンを介して精神力で世界情報に干渉する紋章術を基礎とする錬金術
学園式はこの世界にはクロスしていない『まじしゃんず・あかでみぃ』で利用されている世界を数式化して空白部分に割り込みをかけて書き換える世界の基礎定数の影響が非常に強い方式の特殊な魔術様式を基礎とする錬金術
特に興味深いのは紋章式と学園式だね、前者は物質的に全く別の物に書き換えるし後者は術式が細か過ぎて扱いが非常に難しい。
少なくとも学園式魔術は多分扱い難いから、せめて型月式魔術に馴れた魔術師じゃ無いと使いこなせないだろうね。
『ハイスクールDxD』式の魔法は術式としては簡単過ぎて幼稚で発展も遅いからな。
幻想(魔界)方式の魔法の方が複雑怪奇だし、あれは魔界の住人が持つ個々の特性や特徴、特殊な技法を全て『魔法』で再現し発展、魔改造する怪物が神様やってるし。
誰かが作った魔法は統べからず『魔界神』たる神綺様も逆説的に扱う事が出来るとか言う創造神としての後天的に得た権能。
神綺様本人の能力である『ありとあらゆる魔を創造する程度の能力』で存在しない魔法でさえ即興で生み出してみせる怪物を相手に恐らく未来で冥界の連中は自分たちが上だと認識するのだろうから嗤える。
自国の民と自身の領域だけにしかまるで興味が無い日本神話勢力とかは確実に未来では連中に下に見られるだろうが、神話が直接的に関わる純粋な王権を未来で維持しているのは日本神話勢力だけだ。維持し続ける事で存在の質と格を保つ事に成功している現代日本は魔術師的に見た神秘の面からは異常に過ぎる。
というかソロモン王が居なければ彼の神の権力や効果範囲は狭かったはずである。
まあ、それでも日本への実行力事態は弱いだろう。十四~五世紀で識字率八~九割程度の国に識字率三~四割程度の国基準の布教活動をするのが間違っている。
「平民や農民だから学が無い」と思っていたらしっかりと明確な質問を返してくる程度には学がある国民性が程度の低い布教者を苦しめる。
『宗教の墓場』とまで呼ばれた国は伊達ではないだろう。まあ、その異名を呼ぶのは唯一神の宗教だけだが。
それはそれとして、自分の分身を千体偏在させて『千体一柱』として括って一柱の眷属神たる邪神を生み出したアステカ神話の『テスカトリポカ』にして古代エジプトの暗黒神にしてファラオたる『顔の無いスフィンクス』たる『這い寄る混沌』の異名を持つクトゥルフ神話が誇る屈指のトリックスターたる『ナイアーラトホテップ』又は『ニャルラトホテプ』。
遊戯王的には外神『ナイアルラ』と呼ばれる存在。
この世界にはクトゥルフ神話勢力が実在していない。又は自身の認識範囲内には存在していないから、場所というか枠を掠め取った訳だが…。
遊戯王要素が多少でも組み込まれたらカードとしては確実に存在する事が確定してしまうだろう。
いや、確実に確定してしまった。
具体的には『顔の無いスフィンクス』としてのファラオがニャルラトホテプが…だが色々とヤラカシタ。
この邪神は自身の国にディアハの技法を広めて一代限りの巨大な文化を築き上げた。
闇のアイテムは作ってはいないが、自身のペルソナを魔物(カー)として顕現し使役する技法が平然と広まっている上に魔術も科学も学ぶ機関が設置され国家としてかなり安定感のある政府を築き上げる等太古の文明としては有り得ない国家運営がなされている。
国家事態は幾度にわたる抑止力による非常に激しい抵抗による物量によって潰されたが、五度抑止力を退けた時の実話は寧ろその戦いが伝説へと昇華されている。
尤も逸話を綴る神殿と石碑事態が抑止力的に地盤沈下で埋もれたのでアトランティス的に伝説だけ存在する不確かな王国となっているが。
英雄王より約千年程古い時代に作るべき王国や文明、文化ではなかったな。
かなり全力で抑止力が出来た文明を文化を完全に滅ぼして来た。
本来現存する最古の文明よりも古い文明は完全にアウトなのだろう。
まあこの星が保有する『抑止力』の抵抗を知る良い機会でもあったので結果としてはそこまで悪く無い。
もっとしっかりとした検証が必要だろうが結論から言えば地球の『抑止力』では夢幻勢力には勝てない。
夢幻勢力上位陣が相手だと絶対的に単純かつ強力な影響力というのが不足している。
自分も『錬金術』を中心にした『機工魔術士』として夢幻勢力の一角に組み込まれたので理解出来てしまう。
この身がウロボロスドラゴンとか関係無いからな夢幻勢力の中では精々が中位クラスだぞ?
初期値としては破格らしいけど、技術チートが戦闘も出来るあの勢力が可笑しいだけなのはわかるけどね。
ついでに『機工魔術士』になる時に名字とかミドルネームとか追加した。
「カガリ・O(オーフィス)・R(リング)・メルクリウス」
錬金術関係で有名人なカリオストロとかパラケルススは『機工魔術士』的に最初からいるけど彼の水銀様はいなかったから空いていた枠を貰った形だ。
水銀様とか呼ばれている方は何故か占星術が無駄に高性能で有名だけどメルクリウスって本来は錬金術系統の逸話が大きい存在なんだよね。
名前のカガリ?人型擬態の容姿に選んだかがりん、ってかミラクル☆篝ちゃんだよ。
性別?…それは勿論?!両性具有さ!
ウロボロスドラゴン的にその辺はね。
と言っても本家が産まれる前からメルクリウスを名乗ったからか、この世界的にはウロボロスドラゴン=オーフィス=メルクリウスとして認識されてしまったらしく本家の代わりにメルクリウスの偉業の幾つかを代行する羽目になってしまった。
それでメルクリウスとしても能力と言えるものを獲得出来た。
『あらゆる物質を制御する程度の能力』
錬金術関係に特化した能力になったのは飽くまでも自身は一人の錬金術師としてメルクリウスを名乗ったからだろう。
また、この能力はメルクリウスとしての側面に後天的に与えられた権能的な能力なのでメルクリウスとしての自身を一時的に何らかの手段で切り離す等すれば切り離した方だけが能力を持ち正しく運用できる形になる。
というか多分、原作のオーフィスは異名として龍神扱いされているが神格は持っていない。
最高位のドラゴンとして龍格はあるだろうが、それは飽くまでも龍としての権能だから神格じゃない。
龍格を象徴する龍の能力を凝縮して生み出される龍珠に宿る権能の有無こそが龍が竜ではなく龍である所以。
が、やはりこれは竜ではなく龍である証明にはなっても神としては認められない。
感覚的にも実際に神格を幾つか得たからこそわかるものというのもある。
『錬金術』の神格・『メルクリウス』
『偏在』の神格・『テスカトリポカ』
『混沌』の神格・『ナイアルラ』
『円環』の神格・『ウロボロス』
『記録』の神格・『カガリ』
『先見』の神格・『(淡谷姫ノ命)アワヤ』
『流水』の神格・『(紫絃姫ノ命)シヅル』
ナイアルラの神格は『這い寄る混沌』と同一視されている『テスカトリポカ』の影響で獲得しているトリックスターの神格。
ウロボロスの神格は『魔術』・『錬金術』・『陰陽術』・『武術』・『政治形態』・『各種循環炉』等の複合神格で実際に人間界に知識の一部を授ける等して影響を与える事で神格に昇華していたものだ。
カガリの神格は『記憶』や『記録』を読み取りこれを神器である書物に記し、中の内容を書き込み書き換える事で実際の事象すら書き換えてしまえる神格として各地の民間伝承レベルの小神としての神格。
主な活動場所は北は樺太から日本列島全域を含み南はオーストラリアまでの地域。
それなりには広い範囲をカバーしている。
アワヤの神格は日本に常駐させている分霊体が個別に獲得した預言と学問を司る神格だ。
この分霊は得た神格や生活基盤等様々な存在的に完全に『日本神道』に所属しているので、本体とは扱い的に別として扱われる。
シヅルの神格も『日本神道』所属だが此方は蛇神として祀られた治水の恩恵を司る水の神。
水の循環を操る事に特化して現世を歩く為にとった化身のうちの一つが神格を得て分割された存在である。アワヤと同じようなあり方だが此方は本体との権能の力を共有化できない。
原作のオーフィスは人間界への影響を全く与えていないので神格への昇華は不可能だ。
ドライグは守護神としての神格を持っていたのだろうが、土地神としての『土着神の神格』はその土地と信者が居て初めて神格を維持する事が出来る。
『土着神』として存在した頃のブリテンの王国が崩壊している以上、ドライグの神格は消失しているだろう。
自分の場合は逸話とかとは別にせっかく手に入れた『円環』の神格を維持する為に造物主の真似事もしている。
閉じられた宇宙空間を形成して、『円環』の法則をしいて法則を維持する形で運用している。
早い話が巨大なダイオラマ魔法球で未来で火星に出来るはずの『魔法世界』よりも尚巨大な領域を内側に持つ一種の世界とも呼べる私用空間だ。
維持に必要なエネルギーは各種実験段階の試作永久機関を並列化させて賄い安定させている。
ちなみにこの永久機関はエネルギーだけは完全な永久機関を完成させている。
ただし、装置そのものの経年劣化に対しては未だに完全に防げていない。材質的に殆ど気にする必要が無いモノを利用しているが。
この永久機関を作る頃にマテリアル面の精霊も契約している。
ついでに色々と契約精霊を追加して自身が生み出した擬似世界『円環の箱庭』の管理職に任命しておいた。
『五行精霊』
火:イナリ
水:ヴィヴィアン
風(木):ニュミエ
金:レプリカ
土:スフィンクス
『六女帝』(『円環の箱庭』十二支柱の六柱)
火女帝:アカズキン
水女帝:アリス
風女帝:イバラ
日女帝:シンデレラ
月女帝:カグヤ
無女帝:シラユキ
『六魔皇』(『円環の箱庭』十二支柱の六柱)
火魔皇:フェニックス
水魔皇:リヴァイアサン
風魔皇:シームルグ
日魔皇:ウィルオウィスプ
月魔皇:シャドウ
無魔皇:クロノス
『番外位』
番外(無):ヘル
番外(無):ネビロス
番外(無):ネムタル
番外(無):イスラーフィール
番外(無):ルシファー
番外(火):コウ
番外(水):マカラ
番外(木):レーシー
番外(金):レプリカ
番外(土):ピュグマリオン
基本は『○え○り』と『聖なる○』の容姿で統一された契約精霊は能力に至ってもある程度此方の設定に合わせて来るので名前で存在を縛るというのの上位互換とも強化版ともとれる自身の契約精霊は名前に加えて容姿にも縛りを設ける事で必要な能力を後押しした形になる。
五行精霊以外はホムンクルスの身体と融合した肉体を持つ半人半精で構築されている。
こんな事を個人(個竜?)で細々とやっていたら、一部の神格に目をつけられた。
具体的にはおでんとかおでんとか下半身とかヘルメスとかおでんとか…おでんばっかだな。
あの知識バカは何なのか?
ヘルメスはメルクリウス的に興味を持たれた。
本来のメルクリウスはヘルメスと同一視されているからな。未来視か未来観測、未来予測の何れかはできるだろうし、ヘルメスなら多分未来予測と平行世界観測の併用あたりだと思う。
下半身は普通に主神として対応してただけだ。
が、ロリコン仲間として意気投合したのも下半身だったりするが…
アテナの容姿がカンピオーネ仕様だから下半身はロリコン確定で実際に話があったからな。
おでんはたびたびちょっかい掛けてくる暇神で知識バカだ。
錬金術の到達点『真理の間』や魔術師の到達点『根源の渦』の別側面である世界樹の到達点『ミミルの泉』から知識を得ているのに彼方側からしても別側面の知識である『真理の断片』の知識を欲している。
何れかの到達点から知識を得れば、大抵は他の到達点の知識が要らない位の優位性が得られるのが到達点が到達点たる所以であり究極の一たりえるものである。
が、アレは一つの側面の知識を二度も閲覧しているのにも関わらず他の視点からでしか得られない別側面の知識も貪欲に欲している。
『根源の渦』の方はルーン魔術を司る魔術の神として視たようなので奴に逸話的にも縁が薄い錬金術側の知識が欲しいのだろう。
死者の神、冥界の神や霊感の神としての側面も持つおでんが至ったのは『第二魔法』と『第三魔法』の二つ。前者は知識神として平行世界の知識を明確に欲して身につけたモノで後者は神として必要だから欲したモノらしい。
個人としての魔法と神の権能の一部として得た魔法。おでん本人に宿した魔法は飽くまでも前者の『第二魔法』の方である。
尤もおでんのおかげで神格に宿る権能の一部として得るならば複数の魔法を得る事が可能だという事が分かったのは一つの収穫である。
という事で早速自分も魔法を『メルクリウス』としての権能の一部として『第一魔法』を獲得する。
また『テスカトリポカ』として『第二魔法』を『ナイアルラ』の権能の一部として『第五魔法』を獲得している。
そして自身はこれに加えて『第三魔法』の方を完全習得している。
『第三魔法』習得の際にもともと関係が深い技術であるコードキャストはオマケで完全習得している。ついでに魂や精神の要素について深い知識を得たので大抵の神秘的な術式用のエネルギーをより明確に認識できるようになった。
1/2ページ