2話 目覚めた先は
【名前変換】
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「お兄様!私、今日はお花を摘みに行きたいわ!」
「お前は本当に花が好きだね」
暖かな陽光が降り注ぐ。
風は優しく庭の草木を揺らし、小鳥たちは可愛らしい声でいつまでも歌っていた。
兄は、幼い妹の手を取った。
小さな少女は喜んで、その柔らかな手を握り返す。
庭で戯れる仲の良い兄妹を、屋敷の縁側から、その父と母が微笑んでその様子を見守っていた。
幸せな時間
平和な毎日
この家には、何があっても、愛に満ち溢れていた。
何があっても…―
そう、あの時までは…―
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