ひとりじめ
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青々とした空の下、並中はいつものように静かに佇んでいた。
特に取り上げるような面白いこともなく、この中学校の校歌にもあるように、平々凡々というのが最近の並中の様子である。
優花は授業の内容を聞き流しながら、小さく溜息をついた。
何か面白いこと…ううん、面白くなくてもいい。
いつもと違うようなことがあればいいのに…。
そうすれば、この暇も潰す事が出来るというものだ。
優花は教室の前の方の壁に掛かっている掛け時計を見た。
苦手な英語のこの時間、もう何度この動作を繰り返しただろうか。
しかし、暇を耐え続けた甲斐もあり、今や時計の針は午後四時を指している。
あと数分もすれば放課後だ。
優花はチャイムが鳴るのを心待ちにしながら、残りの時間をやり過ごした。
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