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《其ノ伍》道端で痴話喧嘩してるカップルに三発ずつラリアット食らわせたい
❀
「土方さん、ホントにいいんですか?」
何回繰り返したことか知れないその言葉。
その度に彼は「うるせェ」「俺は絶対に嘘はつかねェ」…決してもう1度「真選組に置く」とは言わないけど、土方さんなりのYESの意味なんだろう。可愛すぎて、どうしよう。
「お、…俺だって別に置きたくて置くわけじゃねえからな」
ちょ、ちょっと待って。
銀さんから奪うようなあんなことしといて?
…あっれぇ~?土方さんってこんなに自分の行動に責任取れなかったっけ?
怒りがヒートした私は、思わず街中ということも忘れて思いっ切り叫んでしまった。
「土方さんってバカなんですか!?」
「…テメェもう一片言ってみろゴルァ!!」
「そんな風に言われると辛いんです!!
確かに私は迷惑しか掛けてないけど…そんなの分かってるけど!!さっき銀さんにああ言ってくれたとき、土方さんが受け入れてくれたって嬉しかったのに!!」
それなのに…そんな言い方あんまりだよ。
銀さんに嫉妬してくれて、真選組に置くって言ってくれて、私がこの世界に来た意味を土方さんが教えてくれた気がしたの。
だからそんな悲しいこと言わないでよ、バカ。
「…悪かった」
「いや…そんな素直に謝られてもビビります」
「テメェ…」
「ふふ、嘘ですー」
「…大層調子の狂う女が現れちまったな」
いつも冷静沈着(?)、クールな土方さんの調子を狂わせられたなら大優勝にも程がある。もういちいち目くじら立てて怒るのは辞めよう。大好きな推しが置いてくれる、そう言ってくれただけで十分じゃん。思いがけず恋人のふりもできたし、銀さんにも会えたし。おい、腹減っただろ飯でも食うか?の彼氏感にぎゅんぎゅん胸が高鳴り、ひとつ返事でOKする。マジでこのままあっ触っちゃった!みたいな偶然装って手とか繋ぎてー。あの頃の青春をカムバックしてえー。
「あれ、クソマヨ上司と頓珍漢女。偶然ですねィ」
「いい加減にしろよ総悟テメェ」
「え、沖田くんそんなにんまい棒待ちきれなかったの!?」
「俺今日非番なんで。適当にぶらつきに来ただけでさァ」
なんと数時間ぶりのドS王子に再会。はだけた栗色の着物が良く似合う、つか、腕を組むことによりチラ見させられる腕の血管が、もう何とも、えっろいししっこい!いやいかんいかん…ここで鼻血ブーなんて土方推しとしてあるまじき不祥事。絶対にドン引きされるのわかってるし。どうにか熱くなる鼻の付け根を抑えながら、総悟の隣に駆け寄っていく。
「ねえねえっ、私銀さんと喋った!あと真選組にお世話になることになった!」
「へえそれはそれは。土方の〇〇〇をしゃぶりでもしたんですかィ?流石の所業だなァ、こんな曲者を丸め込むにしたって早すぎやすぜ」
「えげっつねェんだよ総悟テメェの下の話はさっきから!!!!」
「だからこれからよろしくねっ、沖田くん!」
「……っ、ま、これから毎晩俺のSMプレイに付き合うってんなら仲良くしてやらねーこともねェけどな」
「………えっと、精進致す!!!」
「バッカお前撤回しろバカか!!」
「そんなバカ2回言わんでも!!!」
「二言はねェぞ。覚えといてくだせェよ?名前」
ニヤッと向けられたサド笑みに不覚にもくらっと来てしまい、真っ赤になった頬をついつい隠すようにまた土方さんの後ろへ隠れる。きゅっと背中の布を掴んで。だってやっぱり総悟って顔が良い!!!!「お前さっきから俺を日除けに使ってんじゃねーよ。お前が黒かろうが白かろうが世間の関心は雑草の方が上だ」とか土方さんに最高に酷い悪口を言われたけど気にしない。え、やっぱ待って、私結構黙ってれば美人だって言われるけどね。黙ってればだけど!
「…随分と野郎に懐いたみてェだな」
「え?な、なに?」
「何でもねェよ。つか、コイツを屯所に置くって決まったんならさっさと近藤さんに話付けるべきだと思いやすけどねィ」
「それもそうだな。よし、名前さっさと帰るぞ」
「あ、はい!」
「土方さんには先に帰ってもらいてェな。俺は名前と土産でも買っていきやすんで」
「………何だァ急に。何企んでやがんだ?」
「別に。団子でも食いながらアットホームに話し合いした方が良いと思っただけでさァ」
そう言うと総悟は私の右手をパシッと取り、立ち尽くす土方さんに脇目も振らず屯所とは逆の方向へ歩き出した。ちょっとだけ汗をかいているのか湿っぽい総悟の手の温度にドギマギする。意味わかんないけど取り敢えずやっべえ。銀魂のキャラと手繋ぐとかまさかこんな日が来るなんて。だんだん遠ざかっていく土方さんの怒号はまるで聞こえませんとでも言うように、お互い両親に勘当されての駆け落ちですか?とでも言うように、総悟の逃げ足は速いのでついていくのがやっとです。
「総…沖田くん、向かってるのってもしかして、よく行ってる甘味処?」
「その呼び方気色悪ィんで。次言ったら鼻フック&猿轡1時間の刑な。」
「えっちょ怖!それはちょっと尊厳失われるから嫌だな!総悟ね!総悟!」
「分かりゃいいんでさァ。向かってるのはお前が思ってる甘味処で合ってやすぜ。……団子なんてのはただの口実だけどな」
「え?」
「つかお前足遅すぎんでィ。俺がジャーマンスープレックスで投げ飛ばしてやろうか?」
「勘弁してくだせェ!!!!!!」
この後めちゃくちゃ団子買った。
完。
(おばちゃんあんこ、みたらし、ごま10本ずつくだせェ)
(あら沖田くん…ってえェ!?隣の別嬪さんは!?まさかついに彼女できたのかい!?)
(いやあ彼女だなんてそんn(コイツは俺に従順かつ心酔中のただのメス下僕でさァ)
(………アンタとんでもない男に捕まっちゃったね)
(ごっ誤解ですゥ!)
❀
「土方さん、ホントにいいんですか?」
何回繰り返したことか知れないその言葉。
その度に彼は「うるせェ」「俺は絶対に嘘はつかねェ」…決してもう1度「真選組に置く」とは言わないけど、土方さんなりのYESの意味なんだろう。可愛すぎて、どうしよう。
「お、…俺だって別に置きたくて置くわけじゃねえからな」
ちょ、ちょっと待って。
銀さんから奪うようなあんなことしといて?
…あっれぇ~?土方さんってこんなに自分の行動に責任取れなかったっけ?
怒りがヒートした私は、思わず街中ということも忘れて思いっ切り叫んでしまった。
「土方さんってバカなんですか!?」
「…テメェもう一片言ってみろゴルァ!!」
「そんな風に言われると辛いんです!!
確かに私は迷惑しか掛けてないけど…そんなの分かってるけど!!さっき銀さんにああ言ってくれたとき、土方さんが受け入れてくれたって嬉しかったのに!!」
それなのに…そんな言い方あんまりだよ。
銀さんに嫉妬してくれて、真選組に置くって言ってくれて、私がこの世界に来た意味を土方さんが教えてくれた気がしたの。
だからそんな悲しいこと言わないでよ、バカ。
「…悪かった」
「いや…そんな素直に謝られてもビビります」
「テメェ…」
「ふふ、嘘ですー」
「…大層調子の狂う女が現れちまったな」
いつも冷静沈着(?)、クールな土方さんの調子を狂わせられたなら大優勝にも程がある。もういちいち目くじら立てて怒るのは辞めよう。大好きな推しが置いてくれる、そう言ってくれただけで十分じゃん。思いがけず恋人のふりもできたし、銀さんにも会えたし。おい、腹減っただろ飯でも食うか?の彼氏感にぎゅんぎゅん胸が高鳴り、ひとつ返事でOKする。マジでこのままあっ触っちゃった!みたいな偶然装って手とか繋ぎてー。あの頃の青春をカムバックしてえー。
「あれ、クソマヨ上司と頓珍漢女。偶然ですねィ」
「いい加減にしろよ総悟テメェ」
「え、沖田くんそんなにんまい棒待ちきれなかったの!?」
「俺今日非番なんで。適当にぶらつきに来ただけでさァ」
なんと数時間ぶりのドS王子に再会。はだけた栗色の着物が良く似合う、つか、腕を組むことによりチラ見させられる腕の血管が、もう何とも、えっろいししっこい!いやいかんいかん…ここで鼻血ブーなんて土方推しとしてあるまじき不祥事。絶対にドン引きされるのわかってるし。どうにか熱くなる鼻の付け根を抑えながら、総悟の隣に駆け寄っていく。
「ねえねえっ、私銀さんと喋った!あと真選組にお世話になることになった!」
「へえそれはそれは。土方の〇〇〇をしゃぶりでもしたんですかィ?流石の所業だなァ、こんな曲者を丸め込むにしたって早すぎやすぜ」
「えげっつねェんだよ総悟テメェの下の話はさっきから!!!!」
「だからこれからよろしくねっ、沖田くん!」
「……っ、ま、これから毎晩俺のSMプレイに付き合うってんなら仲良くしてやらねーこともねェけどな」
「………えっと、精進致す!!!」
「バッカお前撤回しろバカか!!」
「そんなバカ2回言わんでも!!!」
「二言はねェぞ。覚えといてくだせェよ?名前」
ニヤッと向けられたサド笑みに不覚にもくらっと来てしまい、真っ赤になった頬をついつい隠すようにまた土方さんの後ろへ隠れる。きゅっと背中の布を掴んで。だってやっぱり総悟って顔が良い!!!!「お前さっきから俺を日除けに使ってんじゃねーよ。お前が黒かろうが白かろうが世間の関心は雑草の方が上だ」とか土方さんに最高に酷い悪口を言われたけど気にしない。え、やっぱ待って、私結構黙ってれば美人だって言われるけどね。黙ってればだけど!
「…随分と野郎に懐いたみてェだな」
「え?な、なに?」
「何でもねェよ。つか、コイツを屯所に置くって決まったんならさっさと近藤さんに話付けるべきだと思いやすけどねィ」
「それもそうだな。よし、名前さっさと帰るぞ」
「あ、はい!」
「土方さんには先に帰ってもらいてェな。俺は名前と土産でも買っていきやすんで」
「………何だァ急に。何企んでやがんだ?」
「別に。団子でも食いながらアットホームに話し合いした方が良いと思っただけでさァ」
そう言うと総悟は私の右手をパシッと取り、立ち尽くす土方さんに脇目も振らず屯所とは逆の方向へ歩き出した。ちょっとだけ汗をかいているのか湿っぽい総悟の手の温度にドギマギする。意味わかんないけど取り敢えずやっべえ。銀魂のキャラと手繋ぐとかまさかこんな日が来るなんて。だんだん遠ざかっていく土方さんの怒号はまるで聞こえませんとでも言うように、お互い両親に勘当されての駆け落ちですか?とでも言うように、総悟の逃げ足は速いのでついていくのがやっとです。
「総…沖田くん、向かってるのってもしかして、よく行ってる甘味処?」
「その呼び方気色悪ィんで。次言ったら鼻フック&猿轡1時間の刑な。」
「えっちょ怖!それはちょっと尊厳失われるから嫌だな!総悟ね!総悟!」
「分かりゃいいんでさァ。向かってるのはお前が思ってる甘味処で合ってやすぜ。……団子なんてのはただの口実だけどな」
「え?」
「つかお前足遅すぎんでィ。俺がジャーマンスープレックスで投げ飛ばしてやろうか?」
「勘弁してくだせェ!!!!!!」
この後めちゃくちゃ団子買った。
完。
(おばちゃんあんこ、みたらし、ごま10本ずつくだせェ)
(あら沖田くん…ってえェ!?隣の別嬪さんは!?まさかついに彼女できたのかい!?)
(いやあ彼女だなんてそんn(コイツは俺に従順かつ心酔中のただのメス下僕でさァ)
(………アンタとんでもない男に捕まっちゃったね)
(ごっ誤解ですゥ!)